ルクセンブルクからフランスパリへは、トラブルなく時間通り無事に到着しました。
後はホテルに帰るだけです。
行きは東駅まで歩きましたが、夜も遅く疲れているので、帰りはタクシーを利用しました。
タクシーの最低支払い料金は7,30 €
さて、今回のタクシーはどうだったでしょうか。
パリ東駅からオペラ地区のホテルまで日曜日の午後割増を含め11€でした。
前回のタクシーでは、パリ市内55€と書かれていたにも関わらず、62€と言われてしまったため、実際の金額が分からないままモヤモヤしてしまったので、今回は前持ってホテルから言われた金額を、提示してドライバーさんに確認です。
東駅を出た正面にある正規タクシー乗り場から(乗り場から少しズレてたので正規タクシー乗り場なのか、少し分かりにくいのですが)タクシーが次々にやってきます。
前の方がタクシーに乗っていった後、次が私達の順番になりタクシーがやってきて、ドライバーさんがトランクを開けて降りて来られました。
トランク内に入れる荷物はありませんでしたが、覗いてみるとシャルル・ドゴール空港から利用したタクシーより今回のトランク内はめっちゃ綺麗!!
今回私達のスーツケースはなかったけれど、安心して入れられる広さがあります。
私達のスーツケースがない事に気付いたドライバーさんは、「あれ、荷物ないの」「じゃ、乗って」と静かに後部座席に乗るよう促します。
タクシーに乗る前に息子がフランス語に翻訳されたスマホを見せながらホテルの住所と金額について、ドライバーさんに確認
ドライバーさんは、(まぁ大丈夫やろ)みたいな感じで、「分かった乗って」と言い、正確な金額は機械で自動表示されるから、僕には分からないと英語で息子に伝えていました。
英語が話せるフランス人ドライバーさんやわ
日曜日の夜なので割増があるし、ホテルまで2キロの距離とはいえ少ない金額だと正直助かります。
(ドライバーさんの誠実な態度でちょっと安心)
タクシーに乗ると、バックミュージックはヴォンヴォンという太くて低音のリズムでフランス独特の音楽が、流れていました。
タクシーと言うと12月に釜山に旅行した際、kakao Taxiを頻繁に利用していました。
釜山で乗ったタクシードライバーさん達は全員が大きな音でラジオを聞かれていたのが印象に残っています。
釜山の経験から、タクシードライバーさんはラジオを聞いているイメージがあったので、今回のフランスミュージックがシックでほんの数分でしたが、どこか落ち着いたバーにいる感じが新鮮で心地良かったです。
きっと今回利用したドライバーさんの好きな音楽なんでしょうね。
フランスでタクシーに乗ったのは今回を含め2回でしたが、シャルル・ドゴール空港からホテルまでのタクシードライバーさんと今回のタクシードライバーさんとでは、かなり雰囲気から対応まで違っていました。
シャルル・ドゴール空港からホテルまで乗ったタクシードライバーさんは、背が高く声が大きい黒人で比較的若い男性、どちらかと言うと見た目体育系な感じ。
釜山のタクシードライバーさんの様にラジオを大きな音でガンガンかけて、途中仕事仲間と大きな声で無線?で話しながら豪快な運転といった感じの運転でした。
ホテルに到着後も、さっさと行ってしまいました。
今回のタクシードライバーさんは、トレンチコートが似合いそうな白髪交じりのダンディな細身の白人男性。
エスプリが効いた音楽を聴いていて、今の私の心に染みる曲でした。
曲も曲名も分からないけれど、もう少し聞いていたいなと思っていると、もうホテルに到着
(やっぱ2キロは早いな‥)
気にしていた料金も11€。
20€はさすがに高いわ〜と思いますが、だいたい思っている金額だったので安心しました。
こちらのドライバーさん、私に外に出る時は車が来るから気をつけて降りる様にと言ってくれ、反対側から、降りることをすすめてくれました。
声は小さいですが、英語です。
それだけ英語圏観光客が多いんだろうなと思いました。
タクシーを降りる際、息子は「サンキュー」と言っていましたが私は「メルシー」と伝え…
そしたらドライバーさん、今まで声が小さかったのにメッチャ笑顔になって、大きな声でフランス語で話しかけてきた(ちょっと何言ってるか分からなかったです)
雰囲気的に「メルシーて言うてくれたんやな」みたいな感じやと思うのですが、たかが「メルシー」されど「メルシー」です。
「メルシー」の1言であんな笑顔になるなんて!!
あの笑顔で私も嬉しくなりました!!
タクシーから降りると最後まで手を降りお見送り。
ドライバーさんもまた笑顔で手を降り、手を合わせる仕草をして去っていかれました。
(もう少しタクシー乗っていたかったな)
今回のタクシードライバーさんの対応、私は好きです。
チップを渡せなかったのが心残りになってしまいました。
※基本はチップを支払う必要はありませんが、感じが良かったら1〜5ユーロ程度のチップを支払うのがマナーだそうです。
夫に話すと「手ふられるより、お金貰う方が良かったやろな(笑)」と言われてしまいました。
フランスのタクシー事情
パリ市内の面積は約105km²で大阪市の約半分。
タクシーを上手に利用すると、観光がスムーズに出来そうです。
営業を許可されている正規タクシーは、車体の上にタクシーのランプがついています。
ドライバーが所有する車を使ってタクシー運行する個人タクシーがほとんど。
車体の色・形・車種などもそれぞれ違ってて個性が出そうです。
フランスで、タクシー運転手からタクシー?と声をかけられると正規タクシーではないので、注意しましょう。
パリのタクシー定員は3名まで
タクシーの定員は3名までです。後部座席のみの乗車となります。
ドライバーの横にある前方席には乗車することはできません。
私は日本で車の運転をするので、つい癖でドライバーさんの隣に座ってしまいそうで気をつけていました。
ほとんどのタクシーはセダン車タイプのため、乗車人数は3名までとなります。
セダン車はトランクルームに大きいスーツケースが2つまでしか入らないのが一般的なので、スーツケースが3つ以上ある場合はワゴン車タイプを事前に呼ぶようにしましょう。
タクシーの最低支払い料金は7,30 €
7,30€以下のメーター運賃でも最低限支払う料金になります。
パリ東駅からオペラ地区のホテルまでタクシーで幾らかかったか?のまとめ
フランスで、タクシー?と声をかけられる事はありませんでしたが、初めてする事には毎回ドキドキしてしまいます。
失敗することで、次にこうしようと思えますがボッタクられたら、気分は良くないですよね。
この記事が旅の参考になれば、嬉しいです。
あなたの旅行が快適な旅行になります様に!!