日本からパリ「シャルル・ド・ゴール(CDG)空港」に到着し、パリ市内までの移動にどうやって行けば良いのか不安で迷いますよね。
私も今回フランスは初めてということで、言葉も分からず不安でした。
そこで、人数(2人)荷物、予算、時間帯やホテルまでの行きやすさなどを考えて、自分に合った方法として、タクシーの利用を選択しました。
この記事では、2024年2月に初めて訪れたフランスパリへ行った私がシャルル・ド・ゴール(CDG)空港からパリ・オペラ地区のホテルまでタクシーを利用した感想をご紹介します。
- シャルル・ド・ゴール(CDG)空港はどんな空港?
- パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)空港のターミナル間移動
- 入国審査
- シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からパリ市内へのタクシーでの移動
- タクシーか空港送迎か迷ったけれど…
- シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からオペラ地区までタクシーを利用した感想のまとめ
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港はどんな空港?
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港は、フランスの首都パリに位置する国際的なハブ空港です。
ヨーロッパを代表する空の玄関口の一つとして知られているとても大きな空港ですね。
所在地
パリ市街の北北東約23 kmのロワシー・アン・フランス(通称ロワシー)に位置しています。
名称
正式名称は「パリ=シャルル・ド・ゴール(CDG)空港」ですが、通称では地名を取って「ロワシー空港」と呼ばれることもあります。
IATA空港コードの「CDG」もよく使われています。
歴史
1964年に開港し現在はフランス最大の空港。
世界の重要な航空交通拠点の1つです。
シャルル・ド・ゴール大統領にちなんで命名されました。
施設
「第1ターミナル」と「第2ターミナル」の主要ターミナルと格安航空会社の便が発着する「第3ターミナル」があります。
各ターミナルはモダンで洗練されたデザインで、ショッピングやレストランもとても充実しています。
https://www.parisaeroport.fr/en/charles-de-gaulle-airport
パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)空港のターミナル間移動
パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)空港のターミナル間移動に最も便利なのは、CDGVAL(シャルルドゴールヴァル)という無料シャトルです。
このシャトルは無人運転で、「第1ターミナル」と「第2ターミナル」を頻繁に結んでいます。
途中「第3ターミナル」や空港職員の駐車場、ホテル群にアクセス可能な駅があり、朝の4時から深夜1時まで運行しています。
また「第2ターミナル」はそれ自体が巨大で7つのホールがあります(成田空港と羽田空港2つ分を足した広さ)
便利なシャトルバスも運行しています。
特に「ターミナル2G」は独立していて、専用シャトルバスが5分ごとに運行。
制限区域内移動にもシャトルバスが運行しています。
入国審査
今回エールフランス航空を利用しました。
AIR FRANCE(エールフランス航空)AF291 大阪(関西国際空港)発 12:25分
AIR FRANCE(エールフランス航空)AF292 パリ着 19:20着です。
予定通りの到着でしたが、入国審査を受け荷物を取り終えるまで約2時間かかりました。
大阪(関西国際空港)発でしたので、並んでいるのは日本人多めです。
機内の乗客が少なかったので、入国審査待ちで意外と人が多い事にびっくりしました。
私達の前に並んでいたマダムたちは5人組でモンサンミッシェルに行く予定だそうで、とてもワクワクされていました。
入国審査の手続きは簡素化されていますが、窓口は3つ。
係員に従って、それぞれ窓口へと案内されます。
パスポートがあれば3か月はビザなしでOKです。
以前は義務付けられていた入国審査カードも廃止されていますのでパスポートのみで入国審査完了です。
自動ではなく窓口での審査でしたので、係員に後からお願いすることなくその場でパスポートにスタンプを押していただきました。
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からパリ市内へのタクシーでの移動
タクシーに乗る前にチェック
今回は入国審査通過が21時を過ぎそうだったので、夜も遅い事からタクシーを利用することにしていました。
入国審査を通過し、荷物を取って出口へと向かいます。タクシー乗場は到着アライバル出口が10番で出口付近にタクシーの案内係の方が立っています。タクシーに乗りたい旨を伝えると、ご丁寧にタクシー乗場まで案内してくれます。これは安心です。
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からパリ市内へは、セーヌ右岸まで55€、左岸まで62€の定額固定料金。
チェック☟
タクシーを利用する場合は必ず指定されたタクシー乗り場から!!
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からパリ市内までのタクシー所要時間:約50分
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からパリ市内までのタクシー料金:右岸55€/東岸62€
パリ住所の読み方
タクシーに乗る前に、滞在先の住所の確認をしておきます。
フランスの住居表記は、番地、通り名、郵便番号、市の順番です。
郵便番号の下2桁が区になります。
私が滞在したホテルは、
例)18 RUE D'AMSTERDAM 75009 PARIS
9区ですね。
パリの右岸【セーヌ川より北エリア】
1区、2区、3区、4区、8区、9区、10区、11区、12区、16区、17区、18区、19区、20区
パリの左岸【セーヌ川より南エリア】
5区、6区、7区、13区、14区、15区
タクシーか空港送迎か迷ったけれど…
今回私達はタクシーを利用しましたが、公共交通の利用に自信が無かったり、タクシー利用に不安があったりするときには、旅行会社が提供する空港送迎サービスもあります。
世界中の送迎サービスを手掛けているベルトラでは、日本語ドライバー、日本語アシスタント付の乗り合いなどのサービスも行っているので海外初心者も安心して利用可能です。
最大8名まで利用できますから、小グループの場合は大変お得です。
フランス旅行の観光・オプショナルツアー予約 VELTRA(ベルトラ)
結局損したやん!?
タクシー乗場へと案内された私達は次々と来るタクシーを順番に振り分けてくれる案内人の方に従ってタクシーに乗車しました。
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からパリ市内へは、セーヌ右岸まで55€、左岸まで62€の定額固定料金と事前に調べていました。
今回私達が宿泊するホテルはパリ市内オペラ地区の9区でしたので、セーヌ右岸よりも北側、55€です。
空港についても、看板が表示されていたので55€を準備していました。
ちなみにタクシーはクレジットカードは使用可能ですが、事前に本を読んでいると、クレジットカード不可のタクシードライバーがいるということで、現金で準備していました。
タクシー乗車後、ホテルの住所を提示した際、ドライバーが何度も住所を確認するので、ドライバーがホテルの住所を知らないのではと不安になり、何度か英語で「知っているのか」と確認したのですが、「だいじょうぶ分かる」と答えたのでそのまま乗っていました。
けれども、ホテルに着いて請求された金額は62€でした。
理由は深夜料金。
疲れていて言葉も分からず仕方がないので支払いましたが、途中で気づいたタクシーのメーターが62€になっていたんですよね。
これって乗り始めから最初に設定されていたんだと思います。
これはタクシードライバーの入力ミスなのか、意図的だったのかは分かりません。
スーツケース等の荷物追加料金・深夜早朝・祝日の追加料金はあるのかが正直確認がとれていません。
ただほとんどのブログに追加料金はありませんと書かれていました。
1人だけ、深夜料金があると書かれていた方がいらっしゃったのですが、もしかするとその方も騙されたのかもしれません。
確認する方法が分からず、7€を払ってしまいましたがホテルのフロントに聞いてみるとホテルからタクシーを呼ぶとなんと70€もかかると言われ…
おかけで帰りはタクシーではなく、ロワシーバスを利用する事にしました。
もともとタクシーを呼ぼうと決めていたので、結果とても安くつきました。
ロワシーバスの乗り方については、別の記事にてご紹介します。
シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からオペラ地区までタクシーを利用した感想のまとめ
今回シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からオペラ地区のホテルまでタクシーを利用しましたが、タクシードライバーの当たりはずれは結構あると思います。
空港からホテルへ向かう際、荷物をタクシーのトランクに入れる時もトランク内にタイヤがあって荷物がギリギリ入る位でした。
それ以外は特に問題はありませんでしたが、今回の様に指定料金にプラス追加料金があるのかが不明で未だにモヤモヤが少し残っています。
実はその後もう一度別の機会でタクシーに乗る事があったのですが、シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からの事もあり、タクシードライバーに事前に金額を提示し確認を取る事にしました。
ただその時のタクシードライバーさんはとても良い感じの人で、道をショートカットしてくれ、金額も安くで済みました。
そして親切でした。
次回その方のタクシーを乗る機会があれば、また是非乗りたいと思いました。
この記事も後日ご紹介します。
今回シャルル・ド・ゴール(CDG)空港からオペラ地区までタクシーを利用しましたが、空港送迎も1人あたり日本円で13,000円~20,000円ほどかかります。
その事を考えると今回は少し高めの勉強代となりました。
シャルル・ド・ゴール空港からタクシーに乗る際の参考になればと思います。
良い思い出になる旅にしてくださいね!!