ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
前回は【中学から大学受験までにかかるお金】ついて書きました。
今小中高生で将来を不安に思ったり、何をどうすればいいのか分からないって思った時のヒントとして、記事を読んで貰えばとても嬉しいです。
今日は知っておきたい【大学入学にかかるお金】について書いてみたいと思います。
無事大学合格すると、学生納付金を納めないといけません。
大学によって異なりますが
同志社大学法学部では
入学金 20万円
授業料 87万円(前期・後期)
教育充実費 14万9000円
諸費 8000円でした。
年間合計1,227,000円です。
私立の大学に通われる方の授業料は似たようなものだと思います。
韓国では新型コロナウイルスの拡大の影響で前期(3月~6月)はほとんどの大学でオン来授業となりました。約2万人を対象にしたアンケート調査では、ほぼ100%の学生が学費返還を望んでいる事が判明しました。
韓国の私立大学の学費は平均で年間約750万ウォン(約70万円)国公立大学は約420万ウオンですが、訴訟では前期学費のおよそ4分の1の返還を求めています。政府は7月、大学へのオンライン教育支援の名目で1000億ウオンの予算を確保。
大学への支給条件として、学生に学費の1部を事実上返還する事を求めました。
米国や欧州でも学生たちは学費返還を求めています。米メディアによると、米国は私立大の学費が平均で年間約3万5000ドル(約360万円)と高額で学生ローンを借りる人が多いです。10以上の大学に訴訟を起こした弁護士事務所は
「入学時に約束された対面授業や施設利用が制限されている」と主張しています。
小・中学校に比べて学生数が多く、対面授業に戻れない大学。
※いずれも毎日新聞を参考※
コロナ禍は「大学の価値」を大きく揺るがしています。
大規模校が多く加盟する日本私立大学連盟は9月、私立大が対面と遠隔の併用に向けて努力していることを強調しつつ、国の私立大への支援不足を訴える声明を出しました。
各大学は感染リスクが高いトイレや食堂、図書館などの飛沫対策を迫られています。
しかし、今年度補正予歳で国立大はトイレの改修費などに46億円を充てられたのに対し、私立大にはこうした予算措置がありませんでした。
感染対策支援での国立大と私立大の格差は明らかです。
そもそも国から私立大に支給される補助金が学生1人当たりで国立大の13分の1にすぎません。私立大の経営は授業料に大きく依存していることになっています。
学生側は施設はほとんど利用していないし、授業の質が学費に見合っていないと主張しています。
今後どういった対応がなされるか分かりませんが、大学にかかるお金も含めて大学はどんな変革をするべきなのか、対面とオンラインの授業料の価値は同じなのか?アメリカでは日割り、月割りの払い戻しなど新型コロナ関連費を埋め合わせる資金を求めているそうです。
次回は【経験から得たもの】です。