ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

オアハカと死者の日【リメンバー・ミー】の舞台

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世界遺産のモンテ・アルバン遺跡に近い州都オアハカ。

中世の風景が広がって、街全体が世界遺産のグアナファト。メキシコ観光として有名なスポットです。

そんな人気スポットを舞台としたリメンバー・ミー。

どんな舞台かもう少し詳しくみていきたいと思います。

【リメンバー・ミー】あらすじ

大切なギターを壊されこんな家族なんか嫌だと飛び出したミゲル。

ひょんなことから、死者の世界へと紛れ込んでしまいます。

幸い死者の世界で自分の家族と出会い、共に行動をします。

【リメンバー・ミー】キャラクターたち

ミゲル

ディズニーキャラクター|ディズニー公式

音楽をこよなく愛す心の優しい12歳の少年。

ギターが上手い。

ヘクター

ディズニーキャラクター|ディズニー公式

ミゲルが死者の国で出会った陽気なガイコツ

ミゲルとの意外な関係は‥

エルネスト・デラクルス

ディズニーキャラクター|ディズニー公式

ミゲルが暮らす町の伝説のミュージシャン

ミゲルは彼が自分の身内だと信じているのですが‥

ダンテ

ディズニーキャラクター|ディズニー公式

ミゲルになついている野良犬。

ミゲルと死者の国へ迷いこみます。

ママ・ココ

ディズニーキャラクター|ディズニー公式

ミゲルの曽祖母

原題のタイトル「Coco」

大ばあちゃんなのに、とっても可愛い。

【リメンバー・ミー】の舞台

【リメンバー・ミー】の見どころ

見どころ①

死者の日の音楽コンテストに出るため、墓地に飾ってある憧れのエルネスト・デラクルスのギターを借りようとし、死者の国へと迷い込みます。

見どころ②

死者の国の住人が年に1回こちらの世界へ訪れる事が出来るマリーゴールド・グランド・セントラル駅では、この世で家族に写真が飾られていないと渡る事が出来ない決まりです。

見どころ③

墓地でミゲルは、自分の姿が周りには見えなくなってしまいます。

これは、ミゲルが死者の世界へと迷いこんだということでは!?

見どころ④

ミゲルが街を走るシーン。街角に売られていたものは、なんと「トイ・ストーリーグッズ」実際に、オアハカでも売られているのだそう。

見どころ⑤

ラストシーンで父親と音楽との思い出を思い出すママ・ココ。

いつ見ても胸が熱くなります。

メキシコってどんな所?

首都:メキシコシティ

面積:約196万4375㎢

人口:約1憶2601万人

通過:ペソ

オアハカへの直行便は日本からはありません。

メキシコ・シティー経由で約16時間

ミゲルが住むサンタ・セシリア「オアハカ」

コロニアル建築が並ぶ先住民の文化が残るオアハカ。

観光のメインはサントドミンゴ教会。

ミゲルが靴磨きする広場や死者の国のデラクルスの巨大な家にも登場します。

リメンバー・ミーのオープニングとエンディングに出てくる切り絵をご存知でしょうか?

この切り絵のことを、パペルピカド(切り刻んだ紙)と言ってお祝いのたびに天井や通りに飾られるそうです。

マリーゴールド・グランド・セントラル駅のモデル「グアナファト」イダルゴ市場

グアナファトへは、メキシコ・シティ経由で約17時間半。日本からの直行便はありません。

丘に広がるカラフルな家は、死者の国の色彩のもとでもあります。

市内にある旧駅舎を再利用したイダルゴ市場は、映画のマリーゴールド・グランド・セントラル駅のモデルにもなりました。

メキシコのお祭り「死者の日」

死者を偲び感謝し、生きる喜びを分かち合う。

毎年11月1日と2日に祝われるメキシコの伝統文化です。

先祖の霊を迎えるにあたって、親戚が集まってともに過ごすというのは日本のお盆に近いです。

日本と違う所は、陽気に楽しく過ごすということ。

オフレンダと呼ばれる祭壇には先祖の写真を飾ります。首都メキシコ・シティでは盛大なパレードも行われるそうです。

ハロウィンとは関係なし

「死者の日」には死者と生者が共にひと時を過ごせるということで、お墓にはメキシコ原産のマリーゴールドを飾ったり、教会や墓地にはオフレンダと呼ばれる祭壇を作って、供物をします。

なので、メキシコではハロウィンは関係ありません。

死者の日の食べ物

「死者の日」に食べる食べ物は、ガイコツの形をしたカラフルな砂糖菓子(シュガースカル)砂糖で出来た白い顔にポップなカラーで表情が描かれた可愛らしいお菓子。

オレンジやバナナなど季節の果物、そしてパン・デ・ムエルト(死者のパン)などがあります。こちらは丸型のパンに、手の骨をモチーフにした飾りがあります。

飲み物は、個人が好きだったお酒を祭壇に飾り、テキーラやメスカールなどを一緒に飲んだりもします。

死者の日メイク

「死者の日」にするメイクは子どもから大人までカトリーナメイクと呼ばれるメイクを施します。カトリーナメイクは、スカル(骸骨)メイクでカラフルな色使いが特徴です。

ガイコツは「カラペラ」と呼ばれ、メキシコでのカラペラは「死とは幸せなこと」の象徴とされています。

死者の日の花

死者の日の花として大切な役割をするのが、メキシコ原産のマリーゴールド。

故人の魂が迷わず現世に戻るための道しるべという意味があるそうです。

この時期のメキシコは鮮やかな明るいオレンジ色が多くなります。

リメンバー・ミーでも鮮やかな明るいオレンジ色のマリーゴールドの花がたくさんありました。

死者の日の過ごし方

メキシコでの死は永遠の別れではありません。生の延長と考えられています。

なので、葬儀は悲しみとして行われるのではなく、賑やかに行われるのです。

11月1日と2日はお墓を派手に装飾したり、玄関や街に祭壇を飾ったりして故人を明るく迎えます。この日は学校や職場もほとんどの人がお休みになります。

 

リメンバー・ミーの製作をするにあたって、スタッフは何度もメキシコへ足を運び作品を作り上げたそうです。

私もリメンバー・ミーからオアハカやグアナファトを知りました。

世界遺産であるモンテ・アルバン遺跡もいつかオアハカを訪れるときがあれば、ぜひ立ち寄りたい場所です。