ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

【日本二十六聖人殉職地・記念館】を訪れる(長崎駅周辺)

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大浦天主堂を訪れたら、長崎駅から約徒歩10分にある日本二十六聖人殉職地・記念館へ。

日本にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエル像が出迎えてくれます。

【日本二十六聖人殉職地・記念館】を訪れる(長崎駅周辺)

出島・軍艦島と見学をし、徒歩にして約14000歩。

 

16時過ぎになってもまだ日差しは暑く、日本二十六聖人殉職地・記念館へは、長崎駅から坂を上った徒歩20分と書かれたガイドブックを見て、(疲れたし、坂道やし、もういっか)と一瞬迷いが。

 

地図を再度確認し、20分もかからないということと、17時までということで、せっかくきたのだから、迷ったら行こうと、いうことで【日本二十六聖人殉職地・記念館】を目指しました。

 

結果15分もかからない時間で到着し、訪れて良かったと思いました。

(一瞬でも迷った自分が恥ずかしい。)

 

この記念館では、二十六聖人をはじめとする日本の殉教者の紹介、聖フランシスコ・ザビエルの渡来から明治時代までの日本のキリスト教の歴史、日本とヨーロッパ(ポルトガル・スペイン・イタリア)との出会いから生まれたキリシタン文化が紹介されてありました。

 

記念館の中に入ると、信徒発見50周年を記念して長崎で出版されたフランス語の本や、日本でのキリスト教布教から、繁栄、弾圧、信仰復活までの歴史についての資料などが展示されてあり、中には二十六聖人聖ディエゴ喜斉の腕の遺骨があったりと貴重な書物等を実際に目にし、命の尊さについて考えてしまいました。

 

二十六聖人で最年少はルドビゴ茨木といい、まだ12歳。

 

 

潜伏キリシタンが密かに祈りを捧げた信仰の道具や遺物は、身に感じるものが多かったです。

 

そして私が今置かれている環境に感謝し、平和を願いました。

 

【公式(新)】日本二十六聖人記念館

 

歴史に詳しくないので長崎から帰って色々と調べていると、キリストと奴隷制度という部分に引っ掛かってしまい、歴史をもっと知りたいと思いようになりました。

 

 

【日本二十六聖人殉職地・記念館】の奥にある建物は「日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会」になります。

 

モザイクが印象的な2塔のデザイン、「どこかで見たような」と思っていると、あの有名なアントニ・ガウディを日本に紹介した今井兼次氏という有名な方が設計されたものでした。

 

聖フィリッポ教会(西坂教会) | スポット | 長崎市公式観光サイト「travel nagasaki」

 

17時前に見学が終わり、聖福寺と長崎歴史文化博物館は訪れる事ができませんでしたが、今回の旅行では、時間を気にせずじっくりと見学出来たので、満足ではありました。

 

若い頃の私は、せっかく来たのだから全て訪れないともったいない。といった考えで何を見るのも駆け足で、行ったことが目的のようになっていました。

 

今の私は時間に束縛されず、普段なら気づかないような「気づき」の旅をするのが理想だなと思っています。

 

時間と心の余裕は生活する上で大切だと思います。