ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
去年の夏2019年世界スカウトジャンボリーがアメリカバージニア州で行われました。
世界スカウトジャンボリーは4年に1度開かれる世界中のボーイスカウトが集まる大会です。
2015年に日本で開催された23回には世界155国と地域から約3万4千人の青少年が集まり、世界の仲間と素晴らしい体験を共有しました。
そして、今回はアメリカ。
かつてないほどのスケールで度肝を抜くアドベンチャーが待っていました。
「スカウト」として参加できるのは「一生に1度」なのですが、4年前は日本で開催という事と年齢のタイミングで今回も参加出来る事になった息子。
年齢的に2回も参加出来たその喜びようは、言うまでもありません。
大会規模としては世界169の国と地域より約35,000人が参加する予定。
主なプログラムとして2週間にも及ぶキャンプ生活。
マウンテンバイク、ラフティングやウォータースポーツなど、様々なイベントが用意されており、世界169の国と地域の仲間と交流します。
4年前の2015年には、我が家にイタリア部隊のボーイスカウト2名がホームステイに来てくれました。
16歳と17歳のあどけなさが残ってる可愛い男の子達でした。
「ダビデ」と「フェデリコ」息子が2人いる様な感じでとても賑やかでした。
肌の色や言葉が違ってもゲームをしたり、食事したりと言葉が通じなくてもジェスチャーも入れたなんとか意思を伝えたいと思う息子や彼らの姿を見る
「あなたと分かり合いたい」
という想いが伝わってきて、感動しました。
思えば中学1年生だった息子は反抗期だったのか、成績も下がり何を考えてるのか分からない時期でした。このまま落ちる所まで行って自分で気づかないと仕方がないと思っていた矢先でした。
彼らと交流しジャンボリーに参加した日から自分がやりたい事、何を目標にするのか、明確にし、目標に向かって頑張り始めたのでした。
「きっかけ」というものがこんなにも人生を左右するものだと思いました。
人によって「きっかけ」は様々です。
息子はボーイスカウトの仲間と自然でした。
大自然の中で仲間と共に過ごす。こういう機会はとても大切だと私は思います。
現代人の生活は分刻みで、特にスマートフォンをいじると時間がすぐに経ってしまいますが、大自然の中で面倒くさい事を一生懸命にやる。これが、息子にマッチしたのでした。
少年時代にしか出来ない体験を沢山して、共に過ごした友人や周囲から
「あいつ、今何してるんだろう」
と思われるような自信を持った時間を持てる人になって欲しいです。
そして、めいっぱい楽しんだこの体験が将来活きてくると信じています。
そんな息子は現在大学受験生!身体に気をつけて頑張って下さい。
応援しています。