ニモはカクレクマノミの男の子。元気で頑張り屋さん。
お父さんのマーリンは好奇心旺盛なニモが心配でしかたありません。
そんなある日ニモが人間のダイバーにさらわれてしまい…
【ファインディング・ニモ】の舞台はオーストラリア。
サンゴ礁の楽園グレートバリアリーフの世界をみていきたいと思います。
【ファインディング・ニモ】のあらすじ
舞台はオーストラリアにあるグレートバリアリーフの海。
カクレクマノミのマーリンは、愛する妻と2日後に生まれてくる我が子達を楽しみに毎日卵のお世話していました。
ところが、ある日バラクーダ(オニカマス)に襲われててしまい気を失ってしまいます。気づいた時には妻と卵たちの姿はありませんでした。
けれどたった1つだけ生き残った卵がありました。
その日からマーリンは唯一生き残った我が子に「ニモ」と名付け大切に育てます。
6歳になったニモは、心配性のマーリンにうんざりしていました。
初めての学校にも遠足にも、マーリンは付いてきます。
早過ぎた入学だったと後悔するマーリンとニモは言い争いになり、頭にきたニモはダイバーがいる船へとわざと近づいて、ダイバーに捕まってしまいます。
マーリンはニモを取り戻すため、偶然ニモを乗せた船を見たというドリー(ナンヨウハギ)と共に船を追いかけます。
ところが、ドリーは見たものをすぐに忘れるという記憶障害の持ち主。
そんな中、途中ダイバーが落としたマスクに「シドニー・ワラビー通りPシャーマン」と書かれた住所を見つけ、その住所を手掛かりにシドニーへと向かうのでした。
ディズニー映画【ファインディング・ニモ】のキャラクターたち
ニモ(カクレクマノミ)
6歳になる元気でがんばりやさん。
身体は小さいけれど、冒険心と好奇心がいっぱい。
心配性のマーリンにうんざりしている。
マーリン(カクレクマノミ)
ニモのパパ。
心配性。
妻を亡くし1人でニモを育てています。
ドリー(ナンヨウハギ)
おしゃべりが大好きな明るい女の子。
知能は高いけれど、記憶障害があり物事をすぐに忘れてしまう。
クラッシュ(アオウミガメ)
150歳の現役サーファー
大らかな性格でかっこいい。
スクワート(アオウミガメ)
クラッシュの息子。
小さいけれど一人前のサーファー。
【ファインディング・ニモ】のみどころ
みどころ1
オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ。
CGで水を描いた作品になりますが、ピンクや紫と色鮮やかな海を泳ぐ魚たちがとても美しい。魚の群れ、水の中での光の屈折、荒れる海面に注目です。
みどころ2
ニモが捕まったのはとある歯科診療所の水槽。
診療所の場所はノース・シドニー。オーストラリアの都会の景色も味わえます。
みどころ3
海を表現するのにこだわった作品なので、サンゴ礁のブルーに比べると、シドニーの海は少しグリーンがかっています。
見比べてみてくださいね。このこだわりが素晴らしいです。
みどころ4
エンドロールでビニール袋に入って海に浮かぶタンク・ギャングのメンバーたちですが、その後の彼らがどうなったのかは「ファインディング・ドリー」の映画にてエンドロールおまけシーンにて隠されているのでここも要チェックです。
おまけ
①映画に出てくる「シドニー・ワラビー通りPシャーマン」は実在しません。
歯科医院のモデルとなったのは、水辺に家が並ぶノース・シドニーです。
②マーリンとドリーがウミガメのクラッシュと海を高速で泳ぐ所は、グレートバリアリーフの東オーストラリア海流(EAC)。
【ファインディング・ニモ】の感想
心配性のパパ「マーリン」を見ていると自分に似ている所があります。
そんな私も心配症だからです。
いつ何が起きても慌てないように常に代替案を用意。
例えば待ち合わせ。
友人でも仕事でも相手を待たすのが苦手で自分が待つタイプ。
10分前行動は当たり前で、待ち合わせ場所までの行き方は3パターンほど考えます。
一番は最も最短で行きやすい方法。
けれど心配なので、なにかあった時は車で行くのかバスなのか行き方を調べます。
大切な待ち合わせの場合は前日に下見もします。
旅行でも行きたい場所や泊まりたいホテルが重なってて取れなかったり、予算オーバーだと、こっちのパターンでと何かあった時の為に、迷わない様に何通りかのパターンを考えています。
そうする事でもし何かあっても焦らず、次のやり方に進む事が出来ます。
抜けてる時もあるのですが、代替案がないと不安なのです。
代替案の良い所は融通が利くこと。
前もって何パターンの答えを考える事が出来るからです。
ただしこれは心配性の私にのみだけで良い事。
子供に自身が過保護に接するのは良くないなぁとマーリンを見て思います。
神経質で周りを信用することができなくたってしまったマーリンは、他人の話をろくに聞こうとせず、独断で行動。
少し行き過ぎた所もありますが、妻と多くの卵(約400個以上)の子供達を失い、たった1匹生き残った我が子なので大事にするのも無理はありません。
気持ちは痛いほど分かりますが、マーリンの過保護な接し方が原因でニモがダイバーに捕らわれてしまいます。
それがきっかけでドリーと出会い共にシドニーまで旅をすることで、マーリン自身も逞しく成長する部分はとてもうれしかったし、たくさんの勇気を貰いました。
子供を信じるという事はとても大切な事ですね。
【ファインディング・ニモ】の舞台
日本の約22倍もの国土をもつオーストラリア。
国中に大自然が広がって世界遺産も沢山。
ファインディング・ニモはそんなオーストラリアにあるグレートバリアリーフが舞台となっています。
オーストラリア
首都:キャンベラ
面積:約769万2024k㎡
人口:約2626万人
通過:オーストラリア・ドル
シドニー
オーストラリア最大の都市シドニー。
オペラ・ハウスやハーバーブリッジなど有名な観光スポットがたくさん。
日本から直行便で約10時間です。
市内はバス、鉄道、フェリー、ライトレールなどで観光できます。
シドニーで訪れてみたい場所7つ
①ロックス&サーキュラー・キー
②ダーリングハーバー
③シティ
④サリー・ヒルズ~ダーリングハースト
⑤ライカート
⑥パディントン
⑦ウールームールー~キングスクロス
ロックス&サーキュラー・キー
シドニー発祥の地と言われるロックスには開拓時代の古い建物が多く残ります。
オペラ・ハウスがある海の玄関口でもあります。
ここでは「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」を楽しんで。
その後ロックスマーケット(週末開催)にてランチ
「バイロン展望台」で絶景を満喫したいものです。
ダーリングハーバー
ショッピングセンターやレストランが集まるエリア。
動物園や水族館もあります。
https://jp.sydney.com/destinations/sydney/sydney-city/darling-harbour
シティ
高層ビルのオフィス街とショッピングエリア。
サリー・ヒルズ~ダーリングハースト
センスの良いお店や美味しいレストランが立ち並ぶエリア。
ライカート
リトル・イタリーと呼ばれる場所でイタリア料理が楽しめるエリア。
パディントン
芸術家たちに愛されるオシャレな店やアートギャラリーが立ち並びます。
ウールームールー~キングスクロス
湾に面したウールームールーは古い建物があり、パブが多い夜の繁華街です。
シドニー・オペラハウス
1973年に完成したシドニーのシンボルともいえるオペラ・ハウス。
シドニー湾の青い海に白の建物が映えます。
年間通してさまざまな公演がされているので
興味があれば、オンライン予約をどうそ。
公式サイトからでも予約可能です。
ご予約はこちらからでもどうぞ👇
グレートバリアリーフ
世界遺産のグレートバリアリーフ。
オーストラリアの東海岸にある世界最大のサンゴ礁です。
日本列島がすっぽり入ると言えばその大きさが分かりますよね。
透き通る位に美しい海には沢山の生き物が暮らしています。
今回リゾートアイランドとして、気軽にいけるグリーンアイランドに注目してみます。
グリーンアイランド
日本からはケアンズを経由するルートが多い。
ケアンズから一番近いグリーンアイランドはフェリーで約45分。
徒歩で一周しても30分〜40分の小さな島になります。
島の東西は直線距離だとわずか1km。
一般的にツアーに参加してさまざまなアクティビティを体験します。
アクティビティ
グラス・ボトム・ボート
船底がガラス張りのボートど沖へ行き、ガラス越しにサンゴ礁や魚たちを観察します。
パラセーリング
ボートで引っ張って貰って上空へ。
気持ちよさそうです。
シーウォーカー
泳げない人や体力に自信がない方はシーウォーカーがオススメ。
海底散歩をじゅうぶん楽しめます。
シュノーケリング
手軽なシュノーケリングは人気のアクティビティです。
美しい魚たちを自分の目で見たいですよね。
少ない日数で周るには「ケアンズ4日間コース」
1日目:ケアンズ市内を散策
日本を夜出発するとケアンズに朝到着
まずは、海沿いをゆっくり散策。
2日目:サンゴ礁の海を満喫その後買物へ
グリーン島ツアーへ参加(船で約45分)
アクティビティを楽しもう
ケアンズに戻ったらのんびりと。
夜はナイトマーケットへ
3日目:世界遺産「キュランダ」へ(所要時間約7時間)
ケアンズからキュランダにかけて広がる熱帯雨林。
(1988年に世界遺産として登録されています。)
オーストラリアの大自然を鉄道の旅で味わってみたい。
キュランダ観光鉄道に乗車
☟
レインフォレステーション(熱帯雨林の中にあるテーマパーク)
水陸両用の6輪駆動車アーミーダックにのって自然観察。
☟
キュランダ村を散策(アーティストの村)
地元アーティストの作品がたくさん並びます。
☟
スカイレールで森を体感
上空約7.5km。ゴンドラから眺める景色は最高
4日目:帰国便はお昼12時から13時
予約はこちら☟
東京ディズニーシー【ファインディング・ニモ】のアトラクション
「ニモ&フレンズ・シーライダー」の外観やニモと仲間たちの銅像はポートディスカバリーにあります。
ニモ&フレンズ・シーライダー
ニモに登場する仲間達と一緒に、海を冒険するアトラクション。
ゲストは魚のサイズに縮小する潜水艦シーライダーに乗って、ニモたちが暮らす海の中へ…
体験中は左右の窓からも海の世界を眺められます。
身長制限:90㎝以上
所要時間:約5分
定員:122名
タートル・トーク
ウミガメのクラッシュとトークが出来るアトラクション。
人間の世界と海の生き物の世界との違いを質問されたりします。
誰が当たるかはわからない。
①クラッシュの年齢は何歳かな?
②シロイルカの名前は何という?
①の答え
クラッシュは150歳。現役サーファー
②の答え
ベイリー。真っ白な身体と大きな頭が特徴です。音の反響で、遠くにいる仲間を見つける事が出来ます。
身長制限:なし
所要時間:約30分
定員:238名
アメリカカリフォルニア州にあるディズニーパーク内のアトラクション「ファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジ」は潜水型ライドに乗り込み、映画に登場した仲間達と一緒にニモを助けるという内容です。
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのエプコットには、「シー・ウィズ・ニモ&フレンド」というアトラクションがあり、貝型のライドに乗って、ニモの世界を楽しむのだそうです。
またパリのディズニー・スタジオ・ワークにあるアトラクションには、ウミガメの甲羅型のライドに乗ってウミガメのクラッシュたちと海の旅を体験するローラーコースター
「クラッシュ・コースター」があります。
どこに行っても「ファインディング・ニモ」の世界を楽しめることが出来るので、旅の参考にしてみてくださいね。