
私が素晴らしいと思うものは、夫や子どもたち、友人や海外に住む人たちにも同じように素晴らしいと思ってもらえるのでしょうか。
その価値を表すものとして「世界遺産条約履行のための作業指針」があります。
そこには、世界遺産の登録基準や世界遺産の登録の手順、危機遺産の登録基準などが定められています。
登録基準には1~10の登録基準がありますが、今回取り上げる世界遺産は【登録基準3】のみの世界遺産です。
【登録基準3】とは
現存する、あるいは消滅した文化的伝統または文明の存在に関する独特な証拠を伝えるもの
簡単にいうと文明や時代の証拠を示す遺産です。
具体的に、古都奈良の文化財や、ストーンヘンジ・エイヴベリーの巨石遺跡などがあります。
バンチェンの考古遺跡
バンチェンと聞くとタイやベトナムあたりをイメージするのは私だけでしょうか。
バンチェンはタイ北東部コラート高原の一帯にあります。
バンチェンの考古遺跡は紀元前1495年ごろから前900年頃にかけての集落跡とされる。バンチェン周辺の集落では濃厚文明の跡がうかがえ、世界史上でも比較的早期に稲作が行われていた。
青銅製の槍先など、陶器や青銅器を使用した跡も見られ、1966年に紐で模様をつけた彩文土器が発見されて発掘が本格化した。
【登録基準3】のみの理由について考える
東南アジア地域で独自に発展していったということ、紀元前1495年頃から始まった文化の発展がみられることと、それが地域に広まっていったということが分かるから。
ウドーンターニー市街の東約50km、車で約1時間。ポンスリ通りのタイ・イサーン・マーケットからオレンジ色バス乗車。または、ニッタヨ通りのノンブア・マーケットから出るウドーンターニー〜ノーンハーンのバスに乗車。
オネガ湖と白海の岩絵群
ロシア連邦カレリア共和国にある、新石器時代の文化を記録する岩絵を含む、ヨーロッパ最大級の遺跡。
【登録基準3】のみの理由について考える
オネガ湖の岩絵からは鳥や動物、月や太陽のシンボルといった幾何学的な形、白海のその岩絵からは当時の文化や暮らしなどが見られ、彼らの芸術であり、新石器時代の文化を証明するというところが登録の基準になっているんですね。
世界遺産には人類にとって、現在だけでなく将来世代にも共通した重要な価値を持っています。
何年もの古い文明や時代の証拠を示す遺産がこの時代に証拠として残っているのはロマンを感じます。