
世界遺産は、登録基準、歴史、地理、気候など様々な視点から学ぶことができます。
世界遺産を学ばなくても生きていけるけれど、学ぶと人生がより楽しく、そして豊かになることができます。
今回は【日光の社寺】をテーマに、登録基準の理由や歴史についてクイズ形式で学びます。
- 世界遺産【日光の社寺】
- 日本の世界遺産【日光の社寺】参拝コース約90分
- 【日光の社寺】8つの猿の彫刻は、人生そのもの
- 【日光の社寺】クイズ
- Q:次の文章が説明する登録基準として、正しいものはどれでしょう。
- Q:【日光の社寺】が、なぜ登録基準(ⅰ)になったのか理由を考えてみましょう
- Q:次の文章が説明する登録基準として、正しいものはどれでしょう。
- Q:【日光の社寺】が、なぜ登録基準(ⅳ)になったのか理由を考えてみましょう
- Q:次の文章が説明する登録基準として、正しいものはどれでしょう。
- Q:【日光の社寺】が、なぜ登録基準(ⅵ)になったのか理由を考えてみましょう
- 「日光の社寺」の東照宮において保存・修復の基準となっている文書として正しいものはどれでしょう。
- 東照宮の建造物群の配置を説明したものとして正しいものはどれでしょう。
- 空欄に当てはまる語句は何でしょう。
- 日光の社寺と深い関わりを持つ天海の説明として正しいものはどれでしょう。
- 東照宮の前身となる「東照社」を創建した人物として正しいのはどれでしょう。
世界遺産【日光の社寺】
日光東照宮といえば有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」ですが、猿は昔から馬を守るとされていました。
本物の猿の代わりに神厩舎に猿の彫刻が施されたといわれています。
登録基準は(ⅰ)(ⅳ)(ⅵ)になります。
日本の世界遺産【日光の社寺】参拝コース約90分
1表参道
2石鳥居
3五重塔
4表門
5上神庫
6神厩舎(三猿)
7陽明門
8唐門
9御本社
10東廻廊(眠り猫)
11奥宮
12本地堂・薬師堂
【日光の社寺】8つの猿の彫刻は、人生そのもの
日光の社寺へ行く機会があれば、見てみたい場所は、8枚で人生を表した猿の彫刻がある神厩舎(三猿)です。
想像でしかありませんが、実際に、この目で見ると、まるで人間の人生を諭しているかのようで、人間は、今も昔も何一つ変わっていないのだなぁと思うからです。
1枚目 母と子
この子は将来無事に生きていけるかしら?
子供を授かり、愛おしくて仕方ない反面、子猿の将来を心配する母猿
今も昔も、子供を案じる母親の気持ちは同じですね。
大切に育てていく姿が思い浮かびます。
2枚目 幼少時代
分別のつかない幼い頃、悪いことは「見ざる・言わざる・聞かざる」を表現されています。
訪れた事がある方に写真を見せてもらいましたが、実際に見てみたいです。
3枚目 少年時代
思春期に入り、ひとり立ちの準備に入ります。
まだ子猿なので1枚目の母猿の目が届くところにいます。
今思うと、この頃はまだ母親目の届くところにあり、不安ながらも安心感があるように思います。
4枚目 青年時代
3枚目より少し高い位置にあり、大人になったことがわかります。
右にある青雲は青雲の志の意味です。
何歳になっても子供の事を思うと心配ではありますが、1人の人間としてお互いに尊重していく事が大切だと思います。
5枚目 挫折
挫折や失敗など人生は上手くいかないことも。
でも落ち込んだときは友が励ましてくれます。
親には言えないことも、友人には言えるんですよね。
との時代も友人は大切ですね。
6枚目 恋
恋愛中の猿
木登りをするなど得意な事で異性にアピールしている様子といわれています。
愛の力は偉大です。
7枚目 結婚
青い波は人生の荒波を表現しています。
さまざまな苦労や困難を、力を合わせて乗り越えよう。
もしかすると、人生は荒波の方が多いのかもしれません。
後から考えてみると、どれもちょっとした事ですが、その時はとてつもなく辛くて苦しくてしんどいものです。
人間は感情を持ちます。
私は感情の起伏が激しいので、生きづらく感じるのかもしれません。
物事の受け止め方は大切だと思います。
8枚目 妊娠
女猿のお腹がふっくらしています。
家族が増え、子猿が大人になり、同じような人生が繰り返されていきます。
東廻廊の眠り猫
東照宮の中では唯一猫の彫刻。
江戸時代に活躍した名匠左甚五郎作と言われています。
この先には家康公の墓所があり、横入りして悪事をしようとする人を通さないようにと門番として掘られたといわれています。
正面から見ると眠っているように見えるのに、ななめ左下から見ると腰をあげて威嚇しているような姿になります。
それでは、日本の世界遺産【日光の社寺】をクイズ形式で考えてみます。
【日光の社寺】クイズ
Q:次の文章が説明する登録基準として、正しいものはどれでしょう。
人類の想像的資質を示す傑作
①登録基準(ⅰ)
②登録基準(ⅲ)
③登録基準(ⅳ)
④登録基準(ⅵ)
正解:①
Q:【日光の社寺】が、なぜ登録基準(ⅰ)になったのか理由を考えてみましょう
日光の二社一寺に残るそれぞれの建造物は、天才的な芸術家の手による作品であり、高い芸術性をもつ。
修験道の高僧(①)が日光山を開山。
世界遺産には「東照宮」「二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)」「輪王寺」の二社一寺に属する建造物103棟が登録されています。
正解:①勝道上人(しょうどうしょうにん)
Q:次の文章が説明する登録基準として、正しいものはどれでしょう。
人類の歴史上において代表的な段階を示す。
建築様式、建築技術または科学技術の総合体、もしくは景観の顕著な見本。
①登録基準(ⅰ)
②登録基準(ⅲ)
③登録基準(ⅳ)
④登録基準(ⅵ)
正解:③
Q:【日光の社寺】が、なぜ登録基準(ⅳ)になったのか理由を考えてみましょう
東照宮、輪王寺は、日本の権現造り様式を完成させた建造物です。
そしてその後の霊廟建築や神社建築の規範となりました。
東照宮の建造物群は、(①)された(②)を背景に、その(③)の傾斜面に社殿を位置する配置は、日本の神社における代表的な景観構成のあり方を示しています。
正解:①神各化 ②自然環境 ③前面
Q:次の文章が説明する登録基準として、正しいものはどれでしょう。
顕著な普遍的価値をもつ出来事もしくは生きた伝統、または思想、信仰、芸術的・文学的所産と、直接または実質的関連のあるもの。(この基準は、他の基準とあわせて用いられることが望ましい。)
①登録基準(ⅰ)
②登録基準(ⅲ)
③登録基準(ⅳ)
④登録基準(ⅵ)
正解:④
Q:【日光の社寺】が、なぜ登録基準(ⅵ)になったのか理由を考えてみましょう
日光は、徳川家康の霊廟である東照宮がある、江戸時代を代表する史跡の1つ。
この地域の建造物群は(①)や(②)の特質を表し、周囲の自然環境と一体となってつくりあげられる景観は、日本の宗教空間を受け継ぐ独自の(③)と密接に関連する顕著な例である。
正解:①神道 ②仏教 ③神道思想
「日光の社寺」の東照宮において保存・修復の基準となっている文書として正しいものはどれでしょう。
①日光小宮并御堂脇同社結構書
②3箇院家抄
③日光社雑事記
④東照大抄現御勧請御幸町古文書
正解 ②
東照宮の建造物群の配置を説明したものとして正しいものはどれでしょう。
①西方極楽浄土の観想を目的に、仏堂背後の山に落ちる夕日の光によって建造物全体が光輝く配置
②神各化された自然環境を背景に、その前面の傾斜面に社殿を位置する配置
③平安時代以降、支配者階級の住宅様式として広がった神殿造りをモチーフとした配置
④効率的な参拝を可能にするため、建造物群が円形に立ち並ぶ配置
正解:②
空欄に当てはまる語句は何でしょう。
(①)は、766年に勝道上人が創建した四本龍寺を起源とする。
本堂に祀られる千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音は、「仏や菩薩が神に姿を変えて現れる」とする神仏習合の基本理念の(②)において、二荒山大神と同一の存在と考えられている。
正解:①輪王寺 ②本地垂迹説
日光の社寺と深い関わりを持つ天海の説明として正しいものはどれでしょう。
①日光山を開山した
②家光の霊廟である大猷院を造営した
③東照宮の前身となる東照社を建設した
④山内の建造物を東照宮と二荒山神社、輪王寺の二社1寺に分けた
正解:③
東照宮の前身となる「東照社」を創建した人物として正しいのはどれでしょう。
①徳川家康
②徳川秀忠
③勝道上人
④天海
正解:④
世界遺産を学ぶと世界の地理や歴史も、もれなく同時に学ぶことができます。
今回は【日光の社寺】というカテゴリでしたが、ほんの一部分でもふみこんで学んでみると、興味深いです。
世界遺産登録された場所へ訪れる前に少しだけチェックしてみると、見どころがより多くなり、楽しく巡れるかもしれません。
日光もその1つです。
参考にさせて頂いたもの