ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

【ミッドナイト・イン・パリ】のロケ地とネタバレあらすじ

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芸術の都パリの現在と過去を巡る物語。

F・スコット・フィッツジェラルドやヘミングウェイ、ピカソ・ダリなど時代をリードする芸術家たちと出会えます。

観光名所はもちろん、時代と共に旅できる映画です。

 

 

【ミッドナイト・イン・パリ】のネタバレあらすじ

憧れのパリ

2010年。

 

ハリウッドの映画脚本家をしながら、小説家を目指しているギル・ペンダー (オーウェン・ウィルソン) は婚約者のイネス (レイチェル・マクアダムス) そして彼女のセレブな両親と一緒にパリを訪れます。

 

すれ違い

ギルはパリに住みたいと考えていますが、イネスはマリブに住むと言って譲りません。

 

そんな2人はパリでイネスの友人ポール (マイケル・シーン) と遭遇し、ともに街を回ります。

 

イネスはポールを気に入っているのですが、ギルは、彼が語る歴史や芸術のうんちくには間違いが多くインテリぶるポールがどうも気に食わないのでした。

 

ある夜の出来事

ある夜の12時、ギルは酒に酔いパリの街をうろついていました。


するとギルの前にアンティークカーが止まり、車中には1920年代風ルネサンス期の格好をした男女がギルを誘うのでした。

 

車に乗り込み向かったパーティには、コール・ポーター(アメリカの作曲家・作詞家・主な作品にキス・ミーナイト)、F・スコット・フィッツジェラルド(小説家・主な作品にグレート・ギャッツビー)と妻ゼルダがいたのでした。

 

そのパーティはジャン・コクトー(フランスの芸術家/主な作品に美女と野獣)が主催するパーティだったのです。

 

そこでギルは、自身が大好きな黄金時代1920年代のパリに来ていたことに気づきます。

 

数々の著名人たち

その後もギルは、フィッツジェラルド夫妻、ポーター夫妻と行ったクラブで、ジョセフィン・ベイカー(歌手・女優)にも出会います。

 

また、フィッツジェラルド夫妻と飲みに入ったバーでは、アーネスト・ヘミングウェイ(小説家/主な作品に老人と海)と出会います。

 

ヘミングウェイに自分の小説を読んでくれないか?と話すギルは、ヘミングウェイに「自分は読みたくないが、代わりにガートルード・スタイン(著作家・詩人)を紹介しよう」と言われ、舞い上がります。

 

現代と1920年代

次の夜、ギルはイネスを一緒に誘いますが、真夜中になる前にイネスは「疲れた」と帰ってしまいます。

 

彼女が帰るやいなや、夜中の12時の鐘が鳴り、今度は古いプジョーが現れます。

 

そこにはヘミングウェイが乗っていました。

 

彼と一緒にスタインの家へ行くと、そこにパブロ・ピカソ(画家/主な作品にアビニヨンの娘たち)とその愛人、アドリアナ(マリオン・コティヤール)がいました。

 

スタインはピカソと彼の描いたアドリアナの肖像画について論議をかわしているのでした。

夢と現実

そこで初めてアドリアナに会ったギルは、一目惚れしてしまいます。

 

現代と1920年代を行き来しながら、婚約者イネスとの関係とアドリアナに魅かれる自分に悩むギル。

 

しかし、シュルレアリスト(夢と現実が混ざり合った世界を表現する芸術)である、サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエル(映画監督・脚本家)とマン・レイ(写真家・画家)からは、「それはごく自然なこと」と言われてしまい、ますます頭を抱えるのでした。 

 

ベルエポック時代

そして、ギルとアドリアナが初めてキスを交わした晩、2人の前に19世紀のベル・エポック時代(フランス語で美しき時代のこと/19世紀末から第一次世界大戦が始まるまでのパリと中心としたフランス社会)を思わせるような馬車が停まります。

 

そしてそのまま、更に1890年代ベルエポック期へとタイムスリップしてしまい、昔のパリ(ベルエポック期)が良かったと思っているアドリアナはこの時代に残ると言い出すのでした。

 

現在を生きている人は常に昔の栄光期に憧れるとギルは言います。


そしてなんとかアドリアナを説得しようと試みるのですが、彼女の気持ちは変わらず、ギルは元の世界に帰るため、2人はここで別れるのでした。

 

違和感

その後、自分の小説の指摘をスタインに受け、その中でおかしなことは、婚約者の浮気を見抜けないことだと言われます。

 

それを意味しているのは、自分の婚約者のことだと思い、ホテルに戻りポールとイネスとの浮気を問い詰めます。

 

イネスはあっさりと浮気を認めます。

 

パリに残ることを決意したギルは、恋人のイネスとも別れることを決意します。

 

ホテルから追い出されたギル。

 

ぼんやりと路上を歩いていると、蚤の市で出会ったガブリエルと再会し、2人は雨のなか傘をささずに街に消えていくところで物語は終わるのでした。

【ミッドナイト・イン・パリ】の感想

パリへ行かずとも、十分にパリの世界を楽しめる映画。

最後は自分の気持ちに正直になると、楽になれた感じがする主人公のギル。

タイムスリップなんてあり得ないけれど、実際にアンティークカーでああやって来られると、酔っているとはいえ怖い気がしますが、憧れの著名人と直接話せるってどんな感じがするだろうと、思いました。

パリを舞台にした映画はたくさんありますが、これでもかという位登場するこちらの映画はおすすめです。

 

www.yumepolly.com

 

【ミッドナイト・イン・パリ】のロケ地

主人公が歩くセーヌ河岸は世界遺産にも登録されています。

 

芸術の都パリを楽しめるこちらの映画では、ロダン美術館やモネの睡蓮が展示されているオランジュリー美術館、またその睡蓮が描かれたモネの家なども出てきます。

 

またゴッホ調のポスターになったセーヌ川の風景や過去からの車が現れるサンテティエンヌ・デュ・モン教会や多くのアートスポットも盛り沢山なので、何度見ても楽しめます。

 

ラストシーンではアレクサンドル3世橋も移ります。

 

他にもパリの名門ホテル「ル・プリストル・パリ」が登場したりと、数えきれないくらい有名な場所が出てくるので、是非ご自身で時代や場所を映画の中でも楽しんでみてください。

 


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