ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

パリで行きたい3大美術館(ミュゼ)のうち中に入ったのは【オランジュリー美術館】

【PR】このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています。

芸術の都パリ

フランスと言えば、美術館がたくさんありますよね。

その中でも有名なのはこの3つ

・ルーヴル美術館

・オルセー美術館

・オランジュリー美術館

ルーヴル美術館は外観のみにして、実際に入ったのはオランジュリー美術館となりました。

パリ3大美術館(ミュゼ)はぞれぞれの規模や個性を知ってから

名作名画を展示しているルーヴル美術館は日数と時間があれば、じっくりとみてみたいと思いましたが、限られた時間内でやりたい事を優先すると、ルーヴル美術館は外観のみとなってしまいました。

外観を見ているだけでも充分楽しめました。

映画【ダ・ヴィンチ・コード】を思い出します。

ダ・ヴィンチ・コードのあらすじ

ハーヴァード大学の宗教象徴学教授ロバート・ラングドンは講演のためパリのホテル・リッツに投宿していたが、深夜、フランス司法警察中央局のジェローム・コレ警部補の訪問を受ける。急用による同行を請われ、到着したルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエール(76歳)が、レオナルド・ダヴィンチのウィトルウィウス的人体図を模した猟奇的な形の死体で発見されたと伝えられる。

司法警察は、事件に対するラングドンの宗教象徴学者の立場での見解を聞きたいと協力を要請した。しかし、実際はソニエール館長と会う約束をしていたラングドンを容疑者として疑い、逮捕するために呼んだのである。ソニエール館長の孫娘でフランス警察の暗号解読官ソフィー・ヌヴーの助力により、ラングドンはその場を脱する。ソフィーは祖父の死の状態を、自らに遺した自分にしか解けない暗号であると考え、ラングドンの潔白に確信を持つが、これを上に報告しても顧みられないと察して、ラングドンと協力するため彼の逃亡に手を貸す。しかし、そのことによって米大使館は封鎖され、ソフィーとラングドンは、ともどもフランス司法警察に追われる身となってしまう。

いっぽう、ジャック・ソニエール殺害の犯人とその黒幕らは、かつてソニエールが秘匿したとされる聖杯の秘密を追っていた。そして、その毒牙もまたラングドンたちを狙う。ラングドンとソフィーは、聖杯の探求に生涯を捧げる宗教史学者リー・ティービングの助力を得て、司法警察の追及をかわしイギリスへと飛ぶ。

ダ・ヴィンチ・コード - Wikipediaより

 

 

 

ルーヴル美術館

ため息が出るほど何もかもが素敵なフランス。

ルーヴル美術館も、景色は最高に美しかったです。

ルーヴル美術館には約3万6000点もの膨大な展示されています。

展示スペースは6万㎡の広さ。1日で全てを鑑賞することは不可能です。

気になる作品だけ狙っても半日以上もかかってしまいます。

観たい作品は沢山ありますが、美術にさほど詳しくなく、以前徳島県にある大塚美術館で絵は充分に堪能しましたので、ルーブル美術館は外観のみで満足しました。

大塚国際美術館|徳島県鳴門市にある陶板名画美術館

ルーヴル美術館ミュゼ巡りミニアドバイス

勿論時間とお金の余裕があれば、ルーヴル美術館も観たかったです…

どうしてもルーヴル美術館は外せないという方におすすめ!!

開館と同時の朝一が比較的空いている時間帯を記入しておきますね。

開館と同時の朝一番がなんといってもおすすめの時間帯です。

ルーブル美術館は人気なので昼を過ぎると団体客が沢山きます。

作品によっては近づいて観る事もできません。

また夜間の時間帯もおすすめではあります。

チケットは日本からが便利

ほとんどの美術館ではオンラインでチケット購入ができます。

ルーヴル美術館など大きな美術館は大変混みあいますので、あらかじめ購入しておくと時間短縮になります。

Louvre Museum Official Website

 

大きな美術館の注意点

ルーヴル美術館のように大きな美術館では、短時間で全作品をみるのはとても難しいです。あらかじめ「この絵をみるんだ」という作品を決めて、出来ればその絵の展示位置もインプットしてから廻って下さいね。

無料公開日もある

一般の美術館は毎月、また10月~3月の第1日曜が無料公開日になります。

私達は1月31日~8日間の旅行でしたので、2月の第1日曜日が無料公開日でチャンスだったのですが、その日はルクセンブルクに行く予定にしていたので、行けませんでした。

ただし、無料の日はいつも以上に混雑するので注意が必要です。

スリに注意

ルーヴル美術館は外観を見るだけでも人がたくさんいます。

私達も写真をとりながら歩いていると、ダンボールに貼り付けられた紙を持って何やら署名と称して近づいてきた若いフランス人女性に息子が声をかけられました。

無視して通りましたが、ここで署名したりするとその間に財布やスマホを擦られたり、署名後に高額の募金を要求されるそうです。

気をつけてくださいね。

オルセー美術館

日本人になじみのある印象派の作品が集まっている美術館ならここ。

展示品は約4000点。ルーヴル美術館に比べるとコンパクトですね。

それでも所要時間は2時間~半日はかかります。

ミュージアムカフェもあるので印象派の作品が気になる方はこちらがおすすめです。

Musée d'Orsay

オランジュリー美術館

私達が実際に行った美術館はオランジュリー美術館。

モネの作品をじっくり鑑賞したい方におすすめです。

モネが描いた8枚の連作「睡蓮」が見どころになります。

私達が選んだ理由は、小さな美術館で所要時間が1~2時間だったこと。モネが好きな事だから。実際に行ってみると、日本人観光客が多かったです。

金額は1人11€

チケットは名刺サイズで、絵がそれぞれ異なっていてとても綺麗です。

私のチケットは、ルノワールの「ピアノを弾く少女たち」

オランジュリー美術館に展示されている作品はモネの作品以外に、ポール・ギョーム、スーティン/ユトリロ、マティス/ピカソ、セザンヌ、ルソー、モディリアーニ/ドラン、ルノワールもありました。

見学おすすめルート

小さな美術館なので、全作品を見てまわっても1~2時間。

一通り見学した後に、四方を「睡蓮」で囲まれた1階のモネの部屋をゆっくり鑑賞するのがいいですよ。

Musée de l'Orangerie

作品以外も楽しんでみて

美術館によっては、雰囲気の良いカフェやオシャレなグッズが充実しています。
オランジェリー美術館にもミュージアムショップがあるので、是非行ってみてくださいね。

美術史の豆知識

美術史となると構えてしまいますが、作品の背景にある歴史や画家の生涯を知ると、もっともっと作品鑑賞が楽しくなりますよ。

美術史を学ぼう

ルネッサンス

14~15世紀に興ったイタリアの芸術運動。

キリスト教的世界観を捨て、感じたままを表現しようという精神をもつ。

 

バロック

16世紀後半から18世紀前半のイタリアをはじめ、ヨーロッパ全体に流行。

ダイナミックで劇的な効果が多い。

 

古典主義

主にフランスで広まる。

古代ギリシア・ローマ文化の影響から、ハッキリした輪郭、落ち着いた色合いで世界観を描いている。

 

ロココ

18世紀、ルイ15世時代の宮廷から始まって、フランス絵画・装飾美術で特に流行。

古典主義への反動で女性的な繊細さが強調されている。

 

新古典主義

18世紀末からフランス・イタリアの絵画、彫刻、建築で流行。

ロココの官能的・華やかなスタイルに反発。

フランス革命期に当時の思想と合致して広まる。

 

ロマン派

19世紀フランス、イギリス、ドイツで流行。

新古典主義への反動で内面性、想像性の解放などを重視。

 

印象派

19世紀後半に興った絵画運動。

光の変化に伴う色の変化を効果的に表現。絵全体が明るい。

 

ポスト印象派

印象派の後、フォービズムやキュビズムの前にフランスを中心として活躍した前衛的な画家たちを指す。

芸術家を知ろう

レオナルド・ダ・ヴィンチ

絵画、彫刻、建築、科学など他分野で才能を発揮したルネッサンス期の芸術家。

ルーヴル美術館「聖母子とアンナ」「モナリザ」などがある。

 

ルーベンス

バロックの代表的画家。ダイナミックな構図と色彩を駆使した作風で有名。

オルセー美術館「エレーヌ・フールマンの肖像」「ケルメス」などがある。

 

フェルメール

オランダの画家。19世紀にフランスで注目を浴びる。

ルーヴル美術館「レースを編む女」「天文学者」など。

 

ドラクロワ

フランスのロマン派を代表する画家。

感情表現が豊かな作品が多い。

ルーヴル美術館「サルダナバールの死」「ダンテの小船」「アルジェの女たち」など

 

ミレー

自然のなかで生活する農民の姿を描いた絵が有名。

オルセー美術館「羊飼いの少女」「落穂ひろい」など

 

モネ

太陽の光、風や雲の動きを敏感に捉えて、自然の印象を描いた。

パリ郊外の自宅庭にて、睡蓮を描き続け、自宅と庭は博物館として公開。

オルセー美術館「ひなげし」など

オランジュリー美術館「睡蓮」など

 

ルノワール

パリに出て、モネやモネを知り、印象派運動に参加。

風景画のモネに対し、主に、人物像を得意とする。

オルセー美術館「ブランコ」「浴女たち」など

 

セザンヌ

印象主義から脱し、幾何学的形態に基づいて構成された風景画や静物画にいたる。

ゴッホ

オランダ出身の画家。1886年にパリに出てから、印象派や浮世絵の影響を受けて色調が明るく転じた。短い画歴の大半をフランスで送り、強烈な色彩と激しいタッチの作品を多く残す。

るるぶパリ'24 | JTBパブリッシングの出版案内 (jtbpublishing.co.jp)

 

時代や特徴を意識しながら見てみると同時代の画家同士の関係など、想像しながら観れると楽しいかもしれません。

 

 

パリで行きたい3大美術館のうち中に入ったのは【オランジュリー美術館】のまとめ

パリで行ってみたい美術館はありましたか???

それぞれの規模や個性を知ってからあらかじめ決めておくと、旅の予定を立てやすくなります。

限られた時間を有意義に過ごせるために少しでもお役に立てればと思います。