
世界遺産を学ぶ事と旅の楽しみは似ています。
何度でも楽しめることです。
プランを楽しんだり、旅そのものを楽しんだり。帰ってからも思い出を好きな形で残せることです。
今回は【近現代建築】をテーマに、3つの説明文からどの世界遺産なのかを当てるクイズと楽しい旅の記録の残し方についてです。
- 世界遺産【近現代建築】クイズ形式で学ぶ
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- 旅のプランニング
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- 旅の小物たち(持っていくと便利なもの)
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- 出発前の情報収集
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- 旅の記録を集める
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- 写真の撮り方
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- 旅先で歩く
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- 旅のコレクション
世界遺産【近現代建築】クイズ形式で学ぶ
世界遺産をクイズ形式で考えてみます。
ある世界遺産を3つの説明文で表しています。
説明文を読んで、どの世界遺産の事が書かれているのか考えてみてください。
今回は【近代建築】編です。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・モデルニスモを代表するガウディの建築物群
・自然のなかにすべての教科書があるという哲学
・スペインの文化遺産
登録基準(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)
正解:アントニ・ガウディの作品群
モデルニスモとは、1900年前後に起こった新たな芸術や建築を目指す運動のことです。
フランスではアール・ヌーヴォーと呼ばれていました。
何百年もの月日を経てようやく完成となったサクラダ・ファミリアも、旅にでて写真や日記、メモやパンフレットから、ちょっとした工夫で美しい思い出の記録として残ります。
旅のプランニング
旅はプランニングから始まっています。
・どこに行くのか
・誰といくのか・1人で行くのか
・いつ行くのか
・何をしに行くのか
これを決めてプランニングするとスムーズにいきますよ。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・世界の建築に影響を与えた建築理念
・ロビー邸・落水荘・グッゲンハイム
・アメリカの文化遺産
登録基準(ⅱ)
正解:フランク・ロイド・ライトの20世紀の建築
旅の小物たち(持っていくと便利なもの)
・ガイドブック
ロンリープラネットのガイドブックは情報量が多くて世界でもしっかりしたガイドブックと信頼されています。
英語で書かれているものでも、中学生レベルで読めるので、勉強にもおすすめ。
・旅行手帳
旅行中メモや日記を書くために、筆記用具は必須です。
自分のお好みのノートで充分ですが、参考までにこちらもどうぞ☟
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・ベルギーの文化遺産
・アール・ヌーヴォーの先駆けとなった革新的な邸宅
・植物的な曲線装飾を取り入れた
登録基準(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)
正解:建築家ヴィクトール・オルタによる主な邸宅(ブリュッセル)
出発前の情報収集
旅慣れている人ほど、現地での情報収集力には自信があるかもしれません。
ただ、観光以上の深みを知りたいのなら、もう少し踏み込んでみてはいかがでしょうか。
深く分け入るのと、表面だけをなぞるのとでは、違ってきます。
・歴史を知る
世界遺産を学ぶと必然的に学べますね
今自身がみている光景には、なぜそうなったのかという理由があります。
その理由を知ることで、遺跡もおもしろくなりますよ。
・地理や自然条件を知る
これも世界遺産を学ぶと同時に学べます。
北は寒くて、南は暑いです。
砂漠地帯だと日中と夜の温度差は何十度にもなります。そういった自然を知っておくと服装にも注意できます。
・民族を知る
同じ国であっても、言語であったり、宗教が違ったりします。
・挨拶程度の言葉を知っておく
「こんにちは」と「ありがとう」の2つを覚えておくだけでも、相手はかなり喜んでくれます。
実際、韓国やフランスへ訪れた時、「サンキュー」ではなく、その国の言葉で挨拶すると、店員さんはとても嬉しそうでした。
そんな時、(あ~良かったなぁ)と心から思うのでした。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・モダニズム建築に大きな影響を与えた総合造形学校
・ドイツの文化遺産
・すべての造形活動の最終目標は完璧な建築であるとヴァルター・グロビウスは宣言
登録基準(ⅱ)(ⅳ)(ⅵ)
正解:バウハウス関連遺産群:ヴァイマールとデッサウ・ベルナウ
旅の記録を集める
・見たいもの全部みるタイプ
海外のことを何も知らない時、目に入ったもの、耳に飛び込んでくる情報は新鮮そのもの。それらすべてを吸収するのは海外旅行の醍醐味ですね。
・テーマを決めていくタイプ
こちらは、旅を続けていくと、全部みるのには時間がもったいないと思ってきます。
自分なりの興味があったり、日常の生活で心掛けている自分スタイルを旅にも望みます。
お寺ばかり見たり、滝だけを写したり。
カフェ巡りやお酒を目当てに等々。
人によって興味があるものは違ってきます。
自分なりのコレクションを求めて旅するのもまた旅の醍醐味です。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・自然と調和する森の共同墓地
・スウェーデンの文化遺産
・不規則な自然を取り入れる設計理念
登録基準(ⅱ)(ⅳ)
正解:スクーグスシルコゴーデンの森林墓地
写真の撮り方
以前はカメラを持っていくのに一苦労。
フィルムを持っていかないといけないし、インスタントカメラもかさばったり…
それでも旅に出ると、二度と来ないかもと思ってたくさんの写真を撮っていました。
・ワキをしめると手振れが少なくなります
・例えば寺を撮る場合寺全体を撮るのではなく、興味のある部分にレンズを向けて他を省略する方法もアリ
・市場はシャッターチャンス。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・ウルグアイの文化遺産
・ラテンアメリカで生まれた近代建築の傑作
・地元で入手が容易なレンガにモルタルと鉄筋を組み合わせ、ガウス・ヴォールトと言われる特殊な形状の屋根構造を編み出した。
正解:技術者エラディオ・ディエステの作品:アトランティーダの教会
旅先で歩く
旅先での散歩は楽しい。
珍しい食べ物を見つけて食べてみたり、小さなお店に入っておみやげを見たり。
道に迷う事もあります。
迷っても、調べて人に聞いたりすることで、思い出が出来上がります。
私も何度か道に迷いましたが、トラブルがあった時のほうが、記憶に残っています。
ただ歩くだけで楽しい思い出となります。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・ブラジルの文化遺産
・未開の地に建設されたブラジルの新首都
・上空から見ると飛行機型になる
正解:ブラジリア
旅のコレクション
旅で出会った人も物は、その瞬間でしか出会えなかったもの。
機内誌から始まって、観光地の入場券やレストランのコースターや可愛いお菓子の包み紙等。
海辺の貝殻やホテルのノベルティ・グッズなどもちょっとしたおみやげになります。
大切なのは、旅から戻った時にそれらをしっかりと思い出す事です。
私は現地で買い物をした際にいただく、シンプルだけど可愛い紙バッグが好きです。
世界遺産を学ぶと世界の地理や歴史も、もれなく同時に学ぶことができます。
今回は【近代建築】というカテゴリでした。
旅の記録としてスケッチブックやアルバムで旅日記を作っても楽しいですね。
旅した時の日記にお店のカードや旅のコレクションを張り付けるものでも素敵な思い出です。
書き方は自由。
例えば、レストランの名前を書いてペーパーナプキンに描いてあるお店の名前の部分を切って張り付けたり、気に入ったワインのラベルを写したり、お店の外観やコースター、お店の地図や食べたものの感想を書くのもいいですね。
世界で一冊しかない自分だけの旅の思い出を作るために、私も世界遺産を学びながらまた旅をしたくなっています。
