
私たちの生活を支える基盤である産業。
今回は新しい技術や製品の開発など社会の発展に大きく貢献してくれている【産業遺産】をテーマに、3つの説明文からどの世界遺産なのかを当てるクイズです。
- 世界遺産【産業遺産】クイズ形式で学ぶ
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
- Q:この世界遺産は何というでしょう?
世界遺産【産業遺産】クイズ形式で学ぶ
世界遺産をクイズ形式で考えてみます。
ある世界遺産を3つの説明文で表しています。
説明文を読んで、どの世界遺産の事が書かれているのか考えてみてください。
今回は【産業遺産】編です。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・ノルウェーの文化遺産
・空気から窒素を固定する合成肥料の製造方法を確立したノシュク・ハイドロ社
・当時ヨーロッパで最大だったスウェルグフォス水力発電所
登録基準(ⅱ)(ⅳ)
正解:リューカン・ノトッデンの産業遺産
ノルウェーの南部に位置するリューカンとノトッデンは20世紀初頭に合成肥料の製造産業で発展した山間の産業都市です。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・イタリアの近代化の歴史を伝える企業都市
・機械式計算機・オフィス・コンピュータなどの製造・販売で有名なオリベッティ社
・登録基準(ⅳ)
正解:イヴレーア:20世紀の産業都市
イタリア北西部のピエモンテ州にあるイヴレーアは、タイプライターや機械式計算機、オフィス・コンピュータなどの製造・販売で世界的な有名なオリベッティ社の企業都市として発展しました。
イタリアを代表する都市プランナーや建築家などによってデザインされた巨大な工場もあります。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・イギリス中部ダーウェントの文化遺産
・18世紀にリチャード・アークライトが開発した水力紡績機
・工業都市のモデルとなった
登録基準(ⅱ)(ⅳ)
正解:ダーウェント峡谷の工場群
英国中部、ダーウェント川に沿って広がるダーウェント峡谷は、産業革命初期に建てられた紡績工場が点在する地域です。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・スウェーデンの文化遺産
・1920年代の無線通信時代初期を象徴
・建設当時は大西洋無線通信の梁明期だった
登録基準(ⅱ)(ⅳ)
正解:ヴァールベリのグリメトン無線局
1920年代の無線通信時代初期を象徴する遺産です。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・世界一の長さを誇ったカンチレバー橋
・ファイフとエディンバラを結ぶ鉄道が走る赤い橋
・建設には日本人の渡辺喜一が監督係として参加
登録基準(ⅰ)(ⅳ)
正解:フォース鉄道橋
スコットランド東部のフォース川河口に架かるフォース鉄道橋は、世界でも初めに造られたトラス式カンチレバー橋です。
現在もファイフとエディンバラを結ぶ鉄道が走ります。
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・海のヴェルサイユ宮殿の名をもつ壮麗な灯台
・設計はルイ・ドゥ・フォワ
・古代様式やルネサンス期のマニエリスム
登録基準(ⅰ)(ⅳ)
正解:コルドゥアン灯台
フランスの大西洋沿岸ジロンド川河口に立つ白い石灰石のブロックで築かれた灯台。
建築様式は、古代様式やルネサンス期のマヌエリスムといった独自の建築様式。
※マヌエリスムとは、ルネサンスの後に起こったといわれ、特徴には極端な遠近法、不自然な色彩を使用
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・クロード・二コラ・ルドゥーにより設計・建築
・フランスの文化遺産
・登録基準(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)
正解:サラン・レ・バン大製塩所からアルケ・スナン王立製塩所までの天日塩生産所
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・北京から浙江省まで中国東部を縦断
・7世紀の隋の時代に連結
・登録基準(ⅰ)(ⅲ)(ⅳ)(ⅵ)
正解:京抗大運河
Q:この世界遺産は何というでしょう?
・ドイツ西部の文化遺産
・ドイツ関税同盟(ツォルフェライン)の名の下にこの一帯の炭鉱群が合併
・ボイラー棟はバウハウスの影響を受けたモダニズム建築
登録基準(ⅱ)(ⅲ)
正解:エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群
世界遺産を学ぶと世界の地理や歴史も、もれなく同時に学ぶことができます。
今回は【産業遺産】というカテゴリでした。
日本では最初のシリアルサイトとして、【明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼・造船・石炭産業】があります。
中でも軍艦島は有名です。