ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

世界遺産【未来への教訓】クイズ形式で学ぶ

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世界遺産を学んで、その遺産が登場する映画を見る、その遺産がある場所を訪れる、訪れた場所で伝統文化や食文化に触れてみる。

そういった行動をしながら、「平和」について考えてみるのはどうでしょう。

 

今回は【未来への教訓】をテーマに、3つの説明文からどの世界遺産なのかを当てるクイズです。

 

世界遺産【未来への教訓】クイズ形式で学ぶ

世界遺産をクイズ形式で考えてみます。

ある世界遺産を3つの説明文で表しています。

説明文を読んで、どの世界遺産の事が書かれているのか考えてみてください。

今回は【未来への教訓】編です。

Q:この世界遺産は何というでしょう?

・内戦の傷痕と民族和解を伝える橋

・スターリ・モストはオスマン帝国時代に建設された街の象徴

・ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で街は戦火に見舞われた

 

登録基準(ⅵ)

 

正解:モスタル旧市街の石橋と周辺

 

Q:この世界遺産は何というでしょう?

・大英帝国が築いた囚人収容施設

・先住民であるアボリジニは居住地を追われた

・囚人の労働力を利用した植民地拡大政策の大きな証拠

 

登録基準(ⅳ)(ⅵ)

 

正解:オーストラリアの囚人収容所遺跡群

 

Q:この世界遺産は何というでしょう?

・ホロコーストの悲劇を記憶する負の遺産

・ポーランド南部のオシフィエンチムは、ナチス・ドイツによる未曾有のホロコースト(大量殺戮さつりく)が行われた悲劇の地

・アウシュヴィッツ第2強制収容所(ビルケナウ)

 

登録基準(ⅵ)

 

正解:アウシュヴィッツ・ビルケナウ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)

 

負の世界遺産として登録されているアウシュヴィッツ強制収容所。

 

ホロコーストから約1200人ものユダヤ人を救ったドイツ人実業家、オスカー・シンドラーの焦点から、ナチスドイツ占領下のポーランドが映りだされていました。

 

1939年ポーランドを制したドイツ軍が国内のユダヤ人をクラクフへ移動させていた頃、戦争で一儲けしようとしていたシンドラーは工場を安く手にいれ労働者を安くするため、ユダヤ人を雇います。

 

けれども、次第にエスカレートしていく迫害を目の当たりにした彼は、ユダヤ人救済を決意するのでした。

 

 

 

ドイツ占領下のポーランドでホロコーストを生き抜いた、ユダヤ系ピアニストの半生を描いた映画。
 
最初にワルシャワの古い町並みが出てきます。そこは世界遺産のワルシャワ歴史地区付近にあるコジャ通り。
 
ここでの「ユダヤ人はカフェにも公園にも入れずベンチに座ることさえ禁止されている」という会話が印象的でした。

 

Q:この世界遺産は何というでしょう?

・23回の核実験が行われた

・水爆「ブラボー」によるブラボー・クレーターが残る

・日本のマグロ漁船「第五福竜丸」も水爆実験で被爆

 

登録基準(ⅳ)(ⅵ)

 

正解:ビキニ環礁・核実験場となった海

 

映画「オッペンハイマー」は、クリストファー・ノーラン監督による作品で、原子爆弾の父と呼ばれるロバート・オッペンハイマーの栄光と苦悩を描いた映画でした。

 

彼は第二次世界大戦中、ロスアラモス国立研究所の所長としてアメリカのマンハッタン計画において原爆開発のリーダーとして活躍しました。


しかし実験の結果やその後の実戦投下を目の当たりにし、深い苦悩に襲われることになります。 


戦後はアメリカの水爆開発に反対したことなどから公職追放されました。

 

 

www.yumepolly.com

 

 

 

 

Q:この世界遺産は何というでしょう?

・破壊されたガンダーラ美術の傑作

・初期のガンダーラ美術の変遷の様子がみれる

・タリバン政権に摩崖仏が爆破される

 

登録基準(ⅰ)(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)(ⅵ)

 

正解:バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群

 

Q:この世界遺産は何というでしょう?

・危機に直面する古の城塞都市

・パルティア王国の軍事都市

・IS(イスラム国)は2015年にこの遺跡を破壊

 

登録基準(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)(ⅵ)

 

正解:円形都市ハトラ

 

Q:この世界遺産は何というでしょう?

・ガンビア川の河口にある奴隷貿易の拠点

・ゴレ島と並ぶ奴隷貿易の重要拠点

・アレックス・ヘイリーがルーツを著した

 

登録基準(ⅲ)(ⅵ)

 

正解:クンタ・キンテ島と関連遺跡群

 

 

世界遺産を学ぶと世界の地理や歴史も、もれなく同時に学ぶことができます。

 

今回は【未来への教訓】というカテゴリでした。

 

「シンドラーのリスト」の舞台となったアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所。

 

この強制収容所でフィクション作品の撮影が許可されたのは、2003年に放送された日本のテレビドラマ「白い巨塔」でした。

 

世界遺産の学びと実際に行動を起こしていく、その遺産について詳しく学んでみることで、1人でも多くの人が世界遺産に関心を持っていただければ幸いです。