ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

【メリー・ポピンズ】のあらすじを簡単に

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小学校の音楽の授業で初めてみた映画「メリー・ポピンズ」

ジュリー・アンドリュースが歌う歌唱力に感動し、バートが描いた絵の中に入っていくシーンは夢の世界そのものでした。

私がディズニー映画の中で一番好きな映画です。

【メリーポピンズ】の登場人物

ロンドンの桜通り17番地

ジョージ・バンクス

厳格で気難しい銀行家。

妻のウィニフレッド

子育ては家庭教師に任せきり。

女性参政権運動に夢中

姉のジェーンと弟のマイケル

2人共に、いたずら好き

メリー・ポピンズ

魔法が使え、美人で賢く優しく、普段は雲の上で暮らしています。

鞄の中にはたくさんの道具が詰まっており、明らかに入らない大きなサイズの物まで入っています。

ジェーンとマイケルが自分を実の親以上に慕うことには突き放した態度を取るのですが、本心では子供たちを愛しており、実の親には敵わない事、やがては別れなければならないことに胸を痛めています。

バート

メリーの昔からの親友で、快活な性格の好青年。

よく間違えられるのですが、メリーの恋人ではないとのこと。

歌も上手ければダンスも上手く、何でもこなす大道芸人。

煙突掃除屋をはじめ、ストリートミュージシャン、絵描き、凧売りなど日によっていつも違う仕事をしています。

 

【メリーポピンズ】のあらすじ

当時、音楽の授業では時間が足りなく結局最後まで見ることが出来なかったのですが、実際に物語はとても長いです。

今回はメリー・ポピンズのあらすじを簡単にご紹介したいと思います。

1910年のロンドン。

いたずら好きなジェーンとマイケルに手を焼く家庭教師たちはすぐに辞めてしまいます。

そんな子どもたちは父親に「優しくて、美しく、親切でおもしろいナニー希望」の広告を書いてみせますが、破り捨てられます。

しかし、破り捨てられたはずの広告が宙へと舞って、メリー・ポピンズのもとへと届くのでした。

ジェーンとマイケルの書いたナニー募集の広告を見たメリー・ポピンズは、ジョージの厳格な条件を見て集まってきたナニー達を魔法で追い払ってバンクス家にやって来ます。

メリーは自己紹介もほどほどに子供部屋へ行き、絨毯で出来た不思議な鞄からは大きなものでも何でも出していきます。

驚いている子供たちにおかたづけゲームをしようと、指をぱちんと鳴らすと散らかった部屋が魔法のように片づき、メリーと子供たちはすぐに仲良くなっていくのでした。

散歩のときには大道芸人バートの描く絵の中に入って遊び、メリーゴーランドの馬に乗ってキツネを狩りから守ったり、競馬に飛び入り参加したり、笑いが止まらないせいで宙に浮かんだ叔父さんと一緒に浮かんでしまったりなど、子供達はメリーと一緒に不思議で楽しい体験をしていきます。

メリー・ポピンズがきてから子ども達だけでなく、ハウスキーパーやコックまで機嫌がよくなり喜ぶ母。しかしバンクス氏は気に食わないのか、子どもたちに自分の働く姿を見せ、しつけを厳格にしようと考えるのでした。

 

銀行へ向かう際、寺院で老婆から鳩のエサを2ペンスで払おうとする子どもたち。

バンクス氏は、無駄遣いだと2ペンスを取り上げ銀行へと向かいます。

子どもたちは思わず「お金を返して」と言った事から、周りにいた人達は銀行破たんと勘違いし、銀行は大混乱に陥ります。

 

逃げ出した子どもたちは、道に迷いながらも煙突掃除姿のバートに会い、「お父さんはいつも怖い顔をしているので、自分たちのことが嫌いなんだ」とバートに不満をぶつけます。

そんな子どもたちにバートは「お父さんは銀行で頼る人もなく、1人ぼっちで可哀想な人なんだ」と言うのでした。

子どもたちを家まで送り届けたバートは夫人から子守を頼まれ、子どもたち、メリーと共に、地上では見られないロンドンの夕暮れを体験するのでした。

 

そんな中、銀行の頭取から呼び出しの電話がかかってきます。

クビの宣言だと悟ったバンクス氏は、全てはメリーのせいだと決めつけるのですが、バートに「子どもに愛情を注げるのは今のうち」と歌で諭されるのでした。

 

その後、子どもたちから「ごめんなさい」と小遣いの2ペンスを受け取るバンクス氏。

その時バンクス氏は自分のこれまでの振舞いや子どもたちへの接し方が独り善がりだったことに気付きます。

 

銀行では騒ぎになった責任を押し付けられ、クビを宣言されるのですが、バンクス氏は、メリーの魔法の言葉「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」を思い出し笑い出します。

バンクス氏はクビになったことを気にとめもせず、ハイテンションでその場を後にするのでした。

 

本当に大切な物。

それは仕事ではなく、家族や子どもたちだと気づいたバンクス氏は一家そろって凧揚げに出かけます。

公園では、頭取の息子重役たちも同じく凧揚げをしていて、彼らによると、頭取はバンクス氏のジョークにより心から大笑いをし、幸せそうに亡くなったとのこと。

重役たちはバンクスを銀行に復職してもらい、一同楽しく凧揚げをするのでした。

 

その様子を遠くから眺めるメリー・ポピンズ。

風向きが変わり、空へと舞い上がっていくのでした。

 

知っておくと分かる【メリー・ポピンズ】の英訳ポイント

メリー・ポピンズの義足のスミス

メリー・ポピンズたちがお茶会をする際、「義足のスミス」の話で大笑いする場面があります。

I know a man with a wooden leg named Smith.

(私はスミスという名前の木の義足をつけてる男を知っている)

What's the name of his other leg?

(で、もう片方の脚はなんて名前だい?)

「スミス」という名前の義足の男のジョークなのですが、「スミス」という義足を付けた男性という意味と「スミス」という名前のついた「義足」がかかっています。

スミスという名前がかかっているのは、a wooden leg という単数形なので、「もう一本の脚の名前は?」ということで笑いが起こっています。

 

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス

この言葉を言うと誰もが幸せになるという魔法の言葉で使われています。

非常に素晴らしいという意味という造語

メリー・ポピンズとバートの歌とダンスが楽しい音楽になっています。

私も中学生の頃、意味もなく覚えていました。

 

夢と魔法と楽しい音楽にダンス、実写とアニメが一緒になっているところもこの時代の映画としては素晴らしいと思います。

簡単なあらすじでしたが、実際に物語を観て楽しんでくださいね。