ガネしゃんです。
ご覧頂きありがとうございます。
今日のテーマは【ダチョウ】です。
今年になって海外へ行く方も多くなり、友人との会話は海外旅行の話へ。
以前オーストラリアの動物園でダチョウを真横に(デカくてちょっと怖かった)写真を撮った話からダチョウの話題へと進展していきました。
「ダチョウってつぶらな瞳で可愛いのに「ほんまにアホなん?」
「ダチョウのすごい所ってあんのん?」
それでは、ダチョウの「アホさ」と「すごさ」を見ていきましょう。
- ダチョウはアホで頭が悪い!?
- ダチョウはアホで頭が悪い!?アホエピソード
- ダチョウのこと
- ダチョウの目は甘い⁉
- ダチョウの子育て
- ダチョウの求愛ダンス
- 作者:塚本康浩氏
- ダチョウはアホだが役に立つ
- ダチョウの卵で人類を救います
- ダチョウは病気で死ぬことがほぼない
- ダチョウ力
- ダチョウはアホで頭が悪い!?鈍感でアホなダチョウの所は!?のまとめ
ダチョウはアホで頭が悪い!?
はじめに言うときます。ダチョウさん、今からアホアホ言うけど許してください。あなたの事知らなかったけどあなたのおかげで救われています。ありがとうございます。
ダチョウの脳みそはダチョウの目玉より小さいと言われていますが、
「ダチョウってほんまにアホなん?」という会話に。
「アホって言われててもどのくらいアホなん?」
「なんでそう思うの?」
そこで、ちょっと調べてみることに。
ネットで調べたらびっくりの【アホエピソード】が!?
結果ダチョウは「アホ」でした。
ダチョウはアホで頭が悪い!?アホエピソード
ダチョウはアホだ
ダチョウという鳥はほんまにアホです。どれくらいアホかというと、自分の家族もわからんのです。
あまり詳細に書いてしまうと、この本を読む楽しみがなくなってしまうので、書けないのですが、自分の家族が分からない?ってどいうこと???って思いますよね。ありえへんです。
常に行き当たりばったり、よく遭難する
ダチョウの行動はとにかく意味不明なんです。たとえば1羽が急に走り出すとつられてみんなどーっと走り始めます。別に理由も目的もないし、先頭を走るのがリーダーというわけでもありません。たまたま1羽が気まぐれに走り出すと、みんなアホみたいについていってしまうんですね。
これも意味不明です。
何も考えていないと、こうなってしまうんですかね。
自分は何のためにどこにいくのだろう??ってことは絶対にないようです。
記憶力がない
自分の家族を忘れるほどなので、人の顔を覚えるなんてとんでもないです。
せっかくお世話して貰っても、毎回「あんた誰?」みたいな顔をされたらちょっと悲しいのですが…
それでもずっとダチョウと一緒にいたい。塚本氏は本当にダチョウが好きなんだなぁと思います。
鈍感で不潔
一般に鳥は清潔好きと言われているそうです。
ダチョウさんの場合はちょっと違うようで、自身のメンテナンスはしないようです。
自分のう○こをつけたまま平気で走る。
羽が泥だらけでも気にならないようです。
また、ケガやケンカをした後、ちょっと血が出たりすると、鳥は命に関わるのですがダチョウは血が出ても平気なようです。
アホなのか?鈍感なのか?
ケガした部分に血がついていても、平気。
おしりをケガして、血がでていて、カラスがおしりをつっついても、エサを平気で食べるんだそうです。
気持ち悪くないのやろか?
痛いとか感じないって、どこまで鈍感なん?
「自分のそのデカい目ェは節穴か!カラスを追っ払わんかいッ」
塚本氏はそう忠告したくなるそうです。
しっかりせい!
実際にその場面を見ていない私でも読んでいてそう思ってしまいます。
子供のようにダチョウを想う気持ち。やはり塚本氏はダチョウの事が大好きなんですね。
とまぁ、ここまでがアホさエピソードの1章です。
それでは少しダチョウについて。
ダチョウのこと
今生きている鳥の中では最大。
草原の小さな群れで住んでいます。
主に、草の葉や実を食べています。
オスは210~275㎝
メスは175~190㎝
ダチョウの目は甘い⁉
ダチョウの目は甘いらしいです。
ひょんな事から塚本氏が実際にダチョウの目を舐めたことからわかったそうです。
そんなことができる塚本氏はやはりスゴイです。
ダチョウの子育て
1羽のオスに、3~5羽のメスがついていて、すべてのメスが、1つの巣に卵を産みます。オスと強いメスが卵をあたため、子育てをします。
卵は多い時は40個にも!!
約6週間でひながかえります。
ひなはすぐに歩く事ができます。
メスは、ほかのメスが生んだ卵からかえったひなでも育てます。
自分の子供かも分からない?それとも?
ダチョウの求愛ダンス
鳥たちの求愛の特徴は美しい鳴き声や求愛のダンスにあるそうです。
ダチョウの場合は、鳴かないので、美しい鳴き声は無理です。求愛ダンスにいたってはまるで悪魔を呼びよせる儀式のようにしか見えないのだそう。
求愛方法
ダチョウのオスはくちばしが真っ赤になって、メスの前で座ります。
長い首をくねくねさせながら、羽を大きく広げて踊り出す。
これに対してメスは、くちばしの色に変化はみられませんが、オスより低い姿勢でべったりと地面にはいつくばるように座って、妖怪のように、ヌ~っとのばしてくちばしをパクパクするのだそうです。
春先からはじまる発情期にはいやでも目に入ってしまう塚本氏ですが、この儀式のような求愛ダンスを見た人は幸せになるんだとか!?
ここで作者の塚本康浩氏のご紹介。
本でも関西弁ばりばりの塚本康治氏でしたが、やはり京都府出身でした。
関西弁で書かれた本は関西人の私にとって、やわらかく読みやすいです。
作者:塚本康浩氏
1968年京都府生まれ。京都府立大学学長。獣医師、獣医学博士、ダチョウ愛好家。大阪府立大学農学部獣医学科卒業後、博士課程を修了し、同大学の助手に就任。家禽のウイルス感染症の研究に着手する。同大学の講師、准教授を経て、2008年4月に京都府立大学大学院生命環境科学研究科の教授となり、2020年より同大学学長に就任。1998年からプライベートでオーストリッチ神戸の牧場でダチョウの主治医となる。2008年6月にダチョウの卵から抽出した抗体から新型インフルエンザ予防用の画期的な“ダチョウマスク"を開発した。マスク以外にもダチョウ抗体をもとにガン予防、美容までさまざまな研究に取り組んでいる。「情熱大陸」「ガイアの夜明け」「激レアさんを連れてきた。」などTV出演多数。
「情熱大陸」「ガイアの夜明け」「激レアさんを連れてきた。」出演で大反響を巻き起こした「ダチョウ博士」こと塚本康浩氏。
新型コロナウイルスを不活性化する「ダチョウ抗体マスク」開発者だ。だが子ども時代は鳥の飼育と動物の解剖に熱中し、
吃音にも悩まされて小学校高学年まで不登校だった。
おかげでひらがなの「え」もあやしい始末……。そんな鳥好き少年はいかにして世界を驚かす研究をする
「ダチョウ博士」となったのか?ダチョウ抗体の開発から最新研究のこと、ダチョウの生態、
ダチョウ博士の生態まで楽しくわかる科学エッセイ!
ダチョウを5年ながめた僕が絶望したワケ|ダチョウはアホだが役に立つ|塚本康浩 - 幻冬舎plus
調べてる中で、塚本康治氏の【ダチョウ】への愛が印象に残り「本を読んでみたい!!」と思う様に。
そこで、図書館へ行って本を借りて読む事にしました。
さて、【ダチョウ】についての本。
どこにある?
いったい分野は何になるんだろう?
検索機を使う前にまずは自分で探してみる。
どこを探してもみつからない
そしたら児童書に行って探してみよう。
ジャンルが分かるかもしれない。
絵本、化学、ペット、どうぶつ、動物の中でも鳥にあるかな???
鳥は鳥でもダチョウってないんですよね。
「鳥」の本の中に少しだけダチョウのなかまという紹介でありました。
その横にはペットの飼い方の本が。
(・・・もしかしたら、ペットの所にあるかもしれない。)
そこで、見つけたのがこの3冊。
ペットって…意外な所にあるんですね。
まぁ読みたい本が見つかったので、良かったです。
ダチョウに関する本は塚本康治氏の本ばかり。さすがダチョウ博士です。
置いてある本3冊共、お借りしてきました。
中でも一番読みたかった「ダチョウはアホだが役に立つ」なにやらどこかで聞いた事があるタイトルですが、おもしろそうでしょ???
ダチョウはアホだが役に立つ
第1章:ダチョウってどんな鳥?そのすごさとアホさ
第2章:ダチョウ研究23年、その悲喜こもごも
第3章:ダチョウ抗体が秘める無限の可能性
第4章:鳥少年がダチョウ博士になるまで
第5章:新型ころなウイルスに立ち向かうダチョウパワー
この本でダチョウの「アホ」さ加減が分かるのですが、驚くのはここから!!
驚くべきダチョウの凄さとは!?
続きはこちらにて
ダチョウの卵で人類を救います
こちらも塚本氏の本です。
序章:ダチョウに魅せられて
第1章:アトピー肌からの再生を目指して
第2章:僕がダチョウに出会うまで
第3章:ダチョウの秘めた力を引き出す
第4章:鳥インフルエンザを阻止せよ
第5章:無限のダチョウパワー
終章:与えられた命の意味
新型インフルエンザが猛威をふるった2009年、ダチョウ抗体入りマスクが空前のヒットとなり、一躍注目されたダチョウの卵。今年は、花粉症を防ぐ抗体が出来て、春の花粉の飛翔時期に大変な話題となりました。現在約500羽のダチョウを飼育し研究を続ける、京都府立大学・塚本康浩博士の研究とダチョウ抗体の驚異の力を一冊に。
新型インフルエンザ抗体からO157抗体、虫歯菌抗体、ノロウィルス抗体、HIV抗体の開発。皮膚炎の治療、ニキビ治療など、様々な抗体が日々研究開発されています。癌の転移を防ぐ力があることも分かってきました。
そしてこの春、アトピー性皮膚炎の大きな原因である黄色ブドウ球菌の抗体が出来、抗体入り化粧品が発売されました。アトピー患者は、症状の自覚がある人を含めると1200万人を超えると言われています。まさに、アトピーで苦しむ人たちの救世主! また、約3,400万人もの花粉症患者へのさらなる朗報としては、花粉アレルゲンが粘膜に付着するのを防ぐスプレーも商品化されています。
この3年間のダチョウ博士の抗体開発物語・・・まさに人類を救う、新たな「ダチョウパワー」を追います。
ダチョウは病気で死ぬことがほぼない
ダチョウって不思議です。アホアホ言われていますが、ダチョウの免疫力はすごいんです。どんな病気でも自然に治るって凄くないですか?
また、ダチョウの作り出す抗体がこれまたすごいんです。
アトピーから、スギ花粉、インフルエンザにHIV,そしてコロナウイルスまで。
ダチョウのすごさはそれだけではありません。一度にたくさんの量が作れるんです。簡単なしくみは、ダチョウに生きた病原菌を注射。ダチョウが体の中で抗体を作り出し、抗体を持った卵を産みます。
抗体を持った卵から抗体を抽出するのです。現在出ている商品では、ダチョウマスクがあります。
ダチョウ力
3冊目の本です。
第1章:ダチョウは不死鳥?
第2章:博士、ダチョウを飼う
第3章:大発見!ダチョウの卵パワー
第4章:ダチョウ抗体が恐怖のウイルスを退治する!
第5章:人類を救うダチョウの底力
全世界を悩ます新型インフルエンザも地球温暖化も女性の美容もダチョウパワーですべて解決! 猛毒ウイルスを除去する抗菌マスクをはじめ世紀の珍発見をした獣医で免疫学者の通称“ダチョウ先生”がユーモアあふれる研究者生活をつづる。鳥おたくだった少年時代、ダチョウとの出会い、摩訶不思議なダチョウパワーの発見、鳥インフルエンザに効く抗菌マスクの開発まで、笑えて勉強になる一冊。
ダチョウはアホで頭が悪い!?鈍感でアホなダチョウの所は!?のまとめ
アホがゆえに!?
もしかしたらダチョウは世界制覇していたかもしれないくらい凄い鳥かもしれない。
悲しいかな、アホがゆえにすごいパワーを持っていたのに目立つことなく、必要とされる事もなく日陰の道を歩いてきたダチョウ。
脳みそは300グラムしかないから、とんでもない行動をするダチョウ。
ダチョウの魅力を誰よりも知っている塚本氏の本はすべて読んでいてお腹がよじれるくらいおもしろかったです。
ダチョウはアホって言われてても、世界一のアホや!!
それだけやない、人間にとってダチョウはとても役にたってるんや!!
せやから、塚本氏も僕の魅力に取りつかれてるんや思う。
作者である塚本氏の温かい人柄と鳥への想い、研究の大変さ、人は苦手な作者やけど人とのつながり、素晴らしいと思いました。
そしてとにかくおもしろい(笑)
もう1回ダチョウと写真撮りたい思いました。
あなたもきっとダチョウが好きになりますよ!!