各映画の舞台はモロッコ最大の都市カサブランカやエジプトのギザ、ルクソール、アブ・シンベル、ケニアのメルー国立公園やルワンダの火山国立公園です。
【アフリカ】が舞台の映画5選
カサブランカ
「君の瞳に乾杯」とリック(ハンフリーボガート)が言うセリフは有名。
第二次世界大戦下のフランス領モロッコのカサブランカが舞台ですが、
映画の撮影はアメリカのアリゾナ州「ホテル モンテビスタ」で行われました。
スペイン語で「白い家」を意味するカサブランカ。
モロッコのほとんどの町には、その名のとおり白い建物が集まっています。
あらすじ
ナチスに追われるレジスタンスの指導者ラズロがナイトクラブを経営するリックを頼って店に現れるのですが、ラズロの妻はかつてリックがパリで愛し合い別れた女性だったのでした。
ナイル殺人事件
ミステリーの女王アガサ・クリスティによる小説を映画化しています。
あらすじ
ナイル川の豪華クルーズ客船で新婚旅行中の大富豪の娘リネットが何者かに殺害されます。偶然乗っていた名探偵ポアロは謎に包まれた事件を解明するのですが…
容疑者は彼女の結婚を祝うために集まった乗客全員。
愛憎が複雑に絡み合った人間関係は昔も今も同じです。
舞台となったのは、エジプト・ギザのピラミッド(カイロ市街より車で約25分)
ルクソールのカルナック神殿(カイロより飛行機で約1時間)
現地では、ルクソール、アスワン、アブ・シンベルなどを巡るクルーズツアーもあります。
十戒
旧約聖書を基に、救世主として誕生し、奴隷となっていたヘブライ人を解放するためエジプト王と戦ったモーゼの運命を描いた映画。
モーゼが海を真っ二つに割って道を作るシーンはとても有名です。
あらすじ
エジプト王ファラオによって、ヘブライ人の男児を殺す命令が下されます。
死を逃れるため、ナイル川に流された幼いモーゼは、ファラオの娘に見つけられ、ファラオの養子となり、ピラミッドの設計や建築の助言などを行っていました。
ところが、出生の秘密を知ってしまい…
舞台となったシナイ半島海岸のラス・ムハンマド国立公園へは、シャルム・エル・シェイク市街より車で約50分。モーゼが天啓を受けたと言われるシナイ山のカタリナ修道院までは車で約3時間。
野生のエルザ
あらすじ
ケニアの動物監視官アダムソンと妻のジョイは、射殺された人食いライオンの残された子どもをエルザと名付けて育てることに。
エルザは2人によくなついていましたが、やがて2人は一時的にケニアを離れることになります。
夫妻はエルザを動物園にいれることなく、アフリカのサバンナで自由に生きさせたいと野生の戻す事を決心するのですが…
ナイロビから約350キロ離れた場所にあるメルー国立公園は、アダムソン夫妻がエルザを育てた場所になります。
ケニアではライオンを至近距離で見られるツアーもあるので、現地のサファリツアーに参加するのがお勧めです。
愛は霧のかなたに
あらすじ
中央アフリカの山奥にだけ棲息するマウンテン・ゴリラ。
絶滅の危機に瀕するマウンテン・ゴリラを救おうと、アメリカ人女性動物学者ダイアンは、婚約者を残して単身でアフリカへとやってきます。
さまざまな困難に見舞われながら、ゴリラ生息地であるルワンダの火山国立公園のカリシンビ山とヴィスーク山の間にカリソケ研究センターを設立。
カリソケ研究センターがあった火山国立公園へは、キガリ国際空港から車で3時間ほど。そこからムサンチェの研究センターまでは車で約40分。
1967年にルワンダの火山国立公園内に設立されたカリソケ研究センターは、2012年にムサンチェに移転されました。