今回の舞台はイギリスと音楽の都オーストリア/ウィーンでした。
- 【ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション】の登場人物
- 【ミッションインポッシブル5/ローグ・ネイション】のあらすじ
- 【ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション】の感想
- 【ミッションインポッシブル5/ローグ・ネイション】の舞台
【ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション】の登場人物
イーサン・ハント/トム・クルーズ
シリーズの主人公。諜報組織IMFのメンバー。
ルーサー・スティッケル/ヴィング・レイムス
イーサンの親友
天才的ハッカー
ウィリアム・ブラント ジェレミー・レナー
イーサンの仲間
ベンジー・ダン サイモン・ペッグ
イーサンと共に現場での任務をする。
イルサ・ファウスト レベッカ・ファーガソン
元イギリス諜報機関のエージェント
極限状態でも冷静な判断力と高い身体能力を持つ
アラン・ハンリー アレック・ボールドウィン
イーサンの上司
【ミッションインポッシブル5/ローグ・ネイション】のあらすじ
謎の組織「シンジケート」
IMF(不可能作戦部隊)の一員イーサン・ハントは、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていました。
そんなある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れます。
っが、そこはすでに「シンジケート」の支配下で、イーサンは敵の罠にかかってしまいます。
拘束されたイーサンは拷問を受けますが、「シンジケート」の構成員である謎の美女イルサによって命を救われ脱出します。
IMF解体
一方、IMFの捜査方針を問題視していたCIA長官アラン・ハンリーの提案で、IMFは解体されCIAに吸収されてしまいます。
CIAは「シンジケート」をIMFが存在意義のために創った実体のない組織だとみなして、「シンジケート」の極秘調査を言い訳に召還に応じないIMFのエージェントであるイーサンを反逆者として国際手配してしまいます。
6か月後、IMFの元メンバーはアランの監視のなか、それぞれCIA職員として任務をこなしていました。
イーサンは相変わらずCIAの捜索をかわしながら単独で「シンジケート」の調査を続けていました。
とうとうそれが、死亡や行方不明になっている各国のスパイ達が集まってできた訳アリ国家(ローグ・ネイション)であると突きとめます。
ミッション再び
しかし、独りでは彼らの陰謀を阻止することはできないので、仲間のベンジーに協力を依頼するのでした。
イーサンはベンジーと「シンジケート」の作戦を食い止めようとするのですが、そこでイルサと再会します。
イルサの正体を「シンジケート」に潜入中のイギリスの諜報員だと見破ったイーサン。
そんな中、敵の作戦を阻止することはできず、オーストリア首相の暗殺を許してしまうのでした。
イルサの狙い
イルサから「シンジケート」のボスでソロモン・レーンの極秘情報が入力されたデータファイルが、モロッコの発電所の地下にある極秘施設にあることを知らされたイーサン。
それを敵よりも早く手に入れるため、再び危険なミッションへと挑み、見事成功させます。
その直後、イルサが裏切って、データ入りのUSBメモリを強奪されてしまいます。
ブラントとルーサーとも合流したイーサンらはデータのコピーからそれが「レッドボックス」という、イギリス首相にしか暗号を解除できない極秘データであると判明するのですが、解読できないので「シンジケート」の存在証明になりません。
一方、イルサは上司であるアトリーMI6局長にデータを渡して、潜入任務の完了と復職を願いますが、断られてしまいます。
イルサはレーンの下に戻りますが、アトリーMI6局長はデータを密かに消去していて、イルサはレーンの怒りを買ってしまい、窮地に立たされてしまいます。
「シンジケート」の正体
データを餌にしてレーンを捕まえるため、イルサに近づくイーサンたちでしたが、反対にベンジーがレーンに捕まってしまいます。
レーンはベンジーを人質にし、解読したデータをイーサンに要求します。
イーサンたちはベンジーの救出とレーンの逮捕のため、無謀なイギリス首相の拉致計画を実行します。
ブラントの密告でアランも参入し、イーサンは首相の身柄を拘束することに成功。
そのうえで「シンジケート」の正体がMI6の極秘作戦をきっかけとして実在することをアランに証明した上で、データの解読に成功します。
データの正体はMI6が「シンジケート」計画用に用意した莫大な秘密資金の口座番号だったのでした。
ベンジーとデータの交換場所でレーンは、ベンジーに爆弾を付け、イルサを利用し有利に交渉しようとします。
しかし、イーサンはデータの情報を記憶した上で処分していました。
そして自分が死ねば情報が手に入らなくなると逆に脅すのでした。
レーンは爆弾を解除すると、イルサを殺害してイーサンを確保するよう部下達に命令しますが、2人は上手くかわし逃走します。
レーンは自らの手で決着を付けるため、1人でイーサンの前に現われて、イーサンを工事中の建物の中へと追い込みます。
これはイーサンの罠で、レーンは防弾ガラスの檻で捕まえられて、イーサンはロンドン支部での屈辱を晴らすのでした。
IMF再び
後日、イーサンらIMFの働きを認めたアランは、IMFの解体は「シンジケート」捜査のためだったと政府に嘘をつき政府にIMFの復活を願い出てあっさりと認められます。
アランはブラントから空いていた後任のIMF長官として迎え入れられるのでした。
【ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション】の感想
IMFの元メンバー達が、アランの監視を受けながら、それぞれCIA職員として働いているシーンは、やる気がなくとても暇そうな感じで、現場が大好きという印象を受けました。
今回も、いつどこで誰が狙われ裏切られるのかドキドキします。
トムの演技も素晴らしいですが、レベッカ・ファーガソン演じるイルサが素敵です。
1983年10月生まれの41歳。
美人でスタイルも良くて見ているだけでカッコいいのですが、M16の二重スパイとして登場しているので、時に対立もし、協力しているのか邪魔しているのか分からなくなってしまいます。
イーサンとの恋愛関係がありそうでないという所も、もどかしいような、それでいてお互いに信頼している間柄が良い感じだなと思います。
お互いに想いがあっても、俺たちが世界を救うんだという任務がそれを上回るんだというのがプロとしての関係なんでしょうね。
【ミッションインポッシブル5/ローグ・ネイション】の舞台
オーストリア/ウィーン国立歌劇場
今回の舞台は音楽の都ウィーンのシンボルでネオ・ルネッサンス様式のウィーン国立歌劇場。
世界遺産でいうと、ウィーンの歴史地区は、古代ローマが築いた駐屯地を起源とし、ハプスブルグ家の王都として繁栄した場所です。
旧市街には、12世紀建造の聖シュテファン大聖堂や18世紀建造のベルヴェデーレ宮殿があります。
モロッコ
アフリカ大陸の北西端で地中海と大西洋に面しています。首都はラバト。
観光地として有名なマラケシュや港湾都市のカサブランカがあります。
世界遺産として登録されているマラケシュの旧市街は、1071年にベルベル人が興したムラービト朝の首都として築かれた都市です。
この時代から残っているジャマ・エル・フナ広場は、午前中は市場、午後には屋台が並び、その活気あふれる景観は、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
市場も屋台も歩いているだけで、ワクワクします。