フランス・パリからルクセンブルクへはTGVで約2時間。
朝早くパリを出発すると日帰りでもルクセンブルクの街を楽しめます。
今日は、ルクセンブルクを日帰りで楽しめるおすすめ定番スポットをご紹介します。
ルクセンブルクの情報が少なすぎる
今回の旅行はルクセンブルク行きが目的でした。
ルクセンブルクはどうしても譲れないという事で、パリ経由でルクセンブルクを中心に周り方を考えたのですが、ルクセンブルクの情報はあまり多くありませんでした。
唯一、地球の歩き方とことりっぷがありましたが、情報が少し古い事とオランダ・ベルギーがメインで、ルクセンブルクは1冊の本の5分の1程度。
それでも、情報として欲しかったので本があって良かったです。
ルクセンブルクのこと
ルクセンブルクは、アルデンヌ(ベルギー南東部、ルクセンブルク、および一部がフランスにまたがる地域名)の高地にあり、標高はおよそ500mです。
ブリュッセルから188km、ケルンからは190km。
お金持ちの国と言われていますが、市内には高層ビルも富裕層が買い物をする高級ショップ街もありません。
旧市街にはノートルダム大聖堂および市庁舎があります。
ルクセンブルクは小さな国だなと感じたのは、TGVでトラブルになって出会ったマレーシア人に偶然旧市街地でも出会ったから。
観光場所は同じでもなかなか出会う事ってないと思うのですが、偶然ばったり出会いました。
1人旅を満喫している彼はルクセンブルクでは滞在せず、そのままロンドンへ向かうとの事でした。
旧市街地を巡るコース
前回はグルントを抜けるコースをご紹介しました。
グルントを抜けるコースはこちら☟
ルクセンブルクを歩く
旧市街地を巡るコース
アドルフ橋
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憲法広場
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ノートルダム寺院
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ギョーム広場
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大公宮
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ボックの砲台
アドルフ橋
20世紀初頭に建造された石造アーチ橋
旧市街南部を流れるペトリュス川が刻んだペトリュス渓谷に架かります。
高さ約45メートル、長さ約85メートル。
憲法広場
アドルフ橋を渡って、渓谷を右側に約100mほど歩いていくと、憲法広場が見えてきます。
こちらの広場は第一次世界大戦での慰霊塔が置かれています。
塔の上には黄金の女神像のモニュメントがあります。
ノートルダム寺院
憲法広場の東にある教会。
17世紀に建てられ、ロマネスク様式とゴシック様式が混ざった大聖堂です。
中には特徴的な柱があり、19~20世紀につくられたステンドグラスから光が入るようになっています。
ロマネスク様式とは
ロマネスク建築は中世西ヨーロッパの建築様式(10世紀末~)
一定のルールをもちません。スタイルは地域によって異なります。
一般に厚い壁や小さな窓、半円アーチなどが特徴。
中でも特徴的なのはその重厚な壁になります。
ロマネスク建築では、石造りの天井が外側に向かって力を働かせる構造になっていたため、その天井の重みを分厚い石の壁で支える必要がありました。
ゴシック様式とは
ゴシック様式は、ロマネスク建築の要素をさらに発展させたものになります。
洗練させて生まれたのがゴシック建築となります。(12世紀半ば~)
ギョーム広場
街の中心となる広場になります。
ギョーム広場の中央には、オランダとルクセンブルク大公国の王さまだったウイリアム2世の彫像があります。
訪れた時にはイベント会場はありませんでしたが、クリスマスマーケットやコンサートなどが行われるそうです。
大公宮
かつては市庁舎があった場所ですが、火災にあった後、再建されて、1895年から大公宮となりました。
2時間おきに、1日4〜5回近衛兵の交代式があります。
夏には内部を見れるツアーがあるそう。
ツアーに参加すれば中の見学ができるらしいです。
正面にあるチョコレートハウスもおすすめ☟
ボックの砲台
要塞都市として繁栄したボックの砲台。
世界遺産にも登録されています。
ポックの砲台の記事はこちら👇
【ルクセンブルク定番スポット】を日帰りで行くモデルコースのまとめ
ルクセンブルクは、日帰りでも楽しめる場所ですが、じっくりと見るにはやはり2日は必要です。
丁寧に観光しましたが、後1日あれば、ヴィアンデン城まで足を延ばしていました。
ルクセンブルクへ行かれるか迷っておられるのであれば、是非訪れて欲しいと思います。
ルクセンブルクで食べるなら☟