ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
最近中学生の万引きが近所のお店であったそうです。
また娘のクラスメイトは化粧をして先生に注意されていました。
中学生は思春期でかつ家庭環境、先生や親からの否定。友人との関係等々。。
様々な事でイライラしています。
人は否定されたり、暴力を振るわれたら腹が立ちます。
そういったことがあると、当然【怒り】が起こります。
ただ、子供はこの【怒り】だけでは非行に走らないんだそうです。
怒りをバネにして頑張る子もいます。
あるいは非行に走ったとしても、それほどエスカレートせずにいずれ戻ってきます。
では、どうやったら非行に深入りしてしまうのでしょうか?
それは、怒りに自己評価の低さが加わった時です。
自己評価の低さに対しては、家族が【あなたは大切な人だよ】【必要な人なんだよ】ということをいかに言動で伝えるかです。
あなたが生まれてきてくれて私は嬉しいとか、嬉しくなるような言葉を子供に伝えて、【あなたを必要としている】と言ってあげましょう。
一生懸命働いて帰って来ても週末にはお出かけしてくれるお父さん、誕生日にはごちそうを作ってくれたお母さん、優しいおばあちゃんやおじいちゃん、
いつも抱きしめてくれる家族等々…
参考にさせて頂いた本を読みながら私はふと杜子春を思い出しました。
子供を非行や犯罪から最期に守るのはルールやしつけではなく、親から大切にしてもらったことから、自然と出てくる「この親を裏切れない」という心です。
杜子春を読んだことがある方なら、最後に杜子春が発した言葉を想い抱いてみてください。
まだ読まれてない方、是非この機会に読んで下さい。
短い文の中に芥川龍之介が伝えたいメッセージがそこにあります。