ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
今日は『しない生活』3日目です。
3日目は「支配するのをやめよう」です。
子育てで、「お母さんはあんたの為にいうてんねんで」て言われた事ありませんか?
私は何度も言われた事があります。
「子供のためを思って」と注意しているのに「反発していう事をきかない」といった事はよくあります。
けれど、よくよく考えてみると「子どもの為」ではなく「自分のため」なんですよね。
「子どもを成長させてあげたい」という利他的な想いの背後に利己的な煩悩が隠れているのが見えてくることでしょう。「いう通りにしないと、自分がイライラする」
子供は敏感ですから、親が「いう事を聞かせ支配したい」という欲を隠しつつ「あなたのため」と取り繕っているのだと見抜くのです。その嘘は本能的に不快なものなので反発されてしまう。
私は大人しかったので、母は自分の言う通りになると思っていたのでしょうか。
私はそうでもなかったようです。反発ばかりしていました。
本当の動機を隠した「偽善」は煩悩のなかでも相手に不信感を抱かせて関係をギクシャクさせるのに抜群の効果があるそうで、こんな偽善を辞めるヒントを『無頼伝 涯』という少年漫画に探ってみます。
主人公の少年・涯は無実の罪で陥れられ、殺人犯として逮捕されます。
ある警官が無実だと気づき助けようとするのですが、少年は警官の恩着せがましい言い方に偽善を見抜き、断ります。
ところが、警官が「いい人」のそぶりをやめ、自分にはギャンブルのせいで背負った借金があること、あくまで真犯人暴露が自分の借金返済につながるんだという事を告白してようやく「利益があるなら裏切らないだろう」と協力関係が生じます。
ここでは「いい人」をやめて「あなたが片づけないとイライラしてしまうから」
「私のために片づけてくれない?」と自分の利益を正直に伝えてみましょう。
ちなみに私は子供達には「お母さん何もできないから」と出来ないママで「しゃーないな」とやってもらう様にしています(#^.^#)
「出来るママ」は子供につい「あなたにはまだ早い」「ここがダメ」「もっと○○」と注文が多くなります。
「出来ないママ」だと子供はしっかりします。
ここはひとつ、演じてみても良いのでは(笑)
信頼関係はそこからつながるのかもしれません。