ルクセンブルクは、ヨーロッパ西部、ベルギー、フランス、ドイツに囲まれた内陸国です。正式国名はルクセンブルク大公国。
面積は日本の神奈川県程度の約2.586k㎡、人口は約58万人で首都はルクセンブルクです。
またお金持ちの国と呼ばている国でもあり、世界一裕福な国はどんなところなのか???
今行っておきたい国としてルクセンブルクへ行く事が旅の一番の目的でした。
日本からルクセンブルクへの直行便がないため、その手段として一番行きやすかったフランスを選びました。
今日はフランスからルクセンブルクへ行くまでに日本でやった事としてフランス国内交通の情報をお伝えします。
- フランス国内交通
- 国鉄SNCFとは
- 国鉄SNCFの種類は5つある
- 国鉄SNCFの主な行先と出発駅
- その他ルクセンブルクへの行き方
- フランス国内の交通について【パリ~ルクセンブルク】へ行くまでにやったことのまとめ
フランス国内交通
フランス国内の移動には鉄道、飛行機、バス、車と選択肢はたくさんあります。
旅費を考えるとバス、時間を重視するなら飛行機、自由度を重視するならレンタカー。
交通機関の特徴や自分たちの目的地、何をするのかによって選ぶ必要があります。
私達が今回ルクセンブルクへ行く方法に選んだのは国鉄SNCFのTGVを選びました。
国鉄SNCFとは
フランスの国鉄の名称はエスエヌセーエフSNCF(Societe Nationale des Chemins de Fer Francais)です。
主要幹線はパリを中心に、放射線状に整備されています。
パリにはパリ駅というものがありません。
方面別に7つのターミナル駅があって、それぞれ目的別に分かれています。
SNCF – Timetables, Trains, Traffic, Services, International | SNCF
国鉄SNCFの種類は5つある
TGV(ティー・ジー・ビー)
時速320㎞を誇る超特急列車。
全国の主要都市間を短時間で結びます。
完全予約制。
日程が決まったら早めに切符を購入するのがおすすめ。
今回私達が利用したのはこのTGVです。
※TGVの詳細については、別の記事にてご紹介します。
Intercities(アンテルシナ)
TGVの運行がない都市間を結んでいる長距離列車。
夜行列車もこのカテゴリーに入ります。
TER(テー・ウー・エール)
地方都市間の中距離期間を結ぶ快速普通列車。
高速列車や長距離列車を補完する形で運行しています。
Transilien(トランシリアン)
パリ郊外のイル・ド・フランス地域圏で運行。
15本の主要路線がある。
Eurostar(ユーロスター)
ユーロスターはロンドンとパリ、ブリュッセルを結ぶ国際高速列車です。
最速時速300㎞でパリ~ロンドン間を最速で2時間15分。
乗り方
SNCFには改札がありません。
ホームの番号も電車が到着して初めて何番ホームなのかが分かります。(結構ギリギリ)最初確認していたホーム番号も、途中でしれっと変更されていたりする場合もあります。私達のTGVは表示されていた番号通りでしたが、ホテルで出会った日本人の家族は、表示されていた番号と違う番号に変更されていたそうです。ちなみにその家族はベルギーに行かれたので、北駅からの出発です。
切符の種類
ユーレイルフランスパス
ユーレイル フランスパスの特徴
●フランス国鉄(SNCF)が運行する列車にご利用いただけます。
●ご利用開始から1ヶ月以内の間で日にちを選んで利用できるフレキシータイプのパスで、1~8日間の設定が可能です。
●12~27歳の方がユースパスの対象になります。
●60歳以上の方がシニアパスの対象になります。
●おとな1名につき、12歳未満のお子様2名まで無料になる特典パスの発行が可能です。
ユーレイルパス
ユーレイルパスとは、オランダのユトレヒトを拠点とする「ユーレイルグループ」によって発行されている、ヨーロッパの鉄道をフレキシブルに利用できるオールインワンの周遊チケットです。 一部の列車では座席の予約が必要ですが、ほとんどの場合パスを提示するだけで簡単に乗車できます。
【2024】ユーレイルパスの購入方法を解説!使い方や割引クーポンなども紹介
国鉄SNCFの主な行先と出発駅
東駅Gare de L'Est
主な行先は、フランス東部、アルザス地方、シャンパーニュ方面、ドイツ、オーストリア、ルクセンブルク、ロシア、ヨーロッパ東部諸国
北駅Gare du Nord
主な行先は、シャンティイ、イギリス(ユーロスター)、オランダ、ベルギー
モンパルナス駅Gare Monthparnasse
主な行先は、シャルトル、ロワール地方、ブルターニュ地方、ル・マン、トゥール、ナント地方
サン・ラザール駅Gare St-LaZRe
主な行先は、ヴェルサイユ、ノルマンディ地方、ルーアン、シェルプール方面
オステルリッツ駅Gare d'Austerlits
主な行先は、フランス南西部、スペイン、ポルトガル方面
リヨン駅Gare de Lyon
主な行先は、南フランス地方、ブルゴーニュ地方へ急行、リヨン、ニース、マルセイユ、スイス、イタリア、スペイン、ポルトガル
ベルシー駅Gare de Paris-Bercy
主な行先は、イタリア方面の夜行、ブルゴーニュ地方
その他ルクセンブルクへの行き方
ブリュッセルからルクセンブルク
アルロンArlonで乗り換え。約3時間15分
アルロンからは1時間に1本
口コミを読んでいると、ブリュッセルからルクセンブルクへ行くには、直通列車がないとか!?リェージュで乗り換えて4時間ほどかかるともいうことも。
またアルロンまでバスにのり、そこから乗り換えてブリュッセルまで3時間。
なんだかややこしそうなので、ベルギーからルクセンブルクへ行く方法は諦めました。
オランダからルクセンブルク
電車
オランダからルクセンブルクへ直行する電車はありません。
ベルギー経由になります。
オランダやベルギーも気になる国ではありますが、日数と金額を考えて諦めました。
飛行機
オランダからルクセンブルクまで飛行機で移動すると、距離だけでは55分
近いようですが、飛行機の移動は何かと時間がかかるし、その時間がもったいないということで選択肢には入りませんでした。
車
1ヵ月ほどかけてじっくりとオランダ・ベルギー・ルクセンブルクを旅行するなら車を利用したかもしれませんが、今回は8日間の旅でなるべく効率よく廻りたかったで、こちらは当初から無理でした。
ちなみにアムステルダムからルクセンブルクへは車で4時間強です。
ドイツからルクセンブルク
フランクフルトからルクセンブルクへの旅行には、いくつかの行き方があります。
列車:
所要時間: 約3時間51分
ルート: フランクフルト中央駅からルクセンブルク駅まで
料金: 31ユーロ(片道、2回乗り継ぎ)
飛行機:
所要時間: 約45分
ルート: フランクフルト空港からルクセンブルク-フィンデル空港まで
料金: 442ユーロ(片道、直行便)
私はドイツに行ってみたかったのですが、時間と値段の事を考えるとやはりフランス・パリからTGVを利用してルクセンブルクへ行くのが一番安くて効率が良いと感じたので、今回の旅はフランス経由でルクセンブルクへ行く旅となりました。
フランス国内の交通について【パリ~ルクセンブルク】へ行くまでにやったことのまとめ
ルクセンブルクへ行く事が決まってから時間がなかったのですが、色々考えた結果、フランスパリから行って良かったと思っています。
やはり、移動時間は大切です。
ゆっくり景色を楽しむには時間とお金も必要になってきます。
ツアーに組まれる主要都市を出来るだけ詰め込む事も出来るけど、ただ「行った」というのではなく、私は同じ所でゆっくりと観光がしたいです。
限られた日数でルクセンブルクへ行こうかと迷ってるのであれば、フランスからTGVに乗るのを私はおすすめします。
それでは、楽しい旅をお過ごしくださいね!!