ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

映画【マネー・ショート】から学べた事

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ガネしゃんです。いつもご覧頂きありがとうございます。

 

今日は2015年の映画【マネー・ショート】の感想です。

 

読もうと思ったキッカケ

家入一真さんの「なめらかなお金がめぐる社会」の本の中で谷家衛さんとの対談があってその中で【マネー・ショート】の世界って話がでてきます。

家入一真

1978年福岡県生まれ。活動家

いじめがきっかけで高校と中退後、ひきこもりに。

就職後も対人関係に悩み「誰も会わずに仕事がしたい」と起業を決意。

2001年、自宅で「ロリポップ!レンタルサーバ」をリリース。

「CAMPFIRE」や「BASE」などのウェブサービスを立ち上げ、取締役に就任。

 

本自体もとても読みやすく面白かったのですが、映画も気になって早速観ました。

マネー・ショートのあらすじ

2007年末から2009年にかけてアメリカで起きた、サブプライム住宅ローン危機を発端とする一連の金融危機を実話をもとに描いた映画。

 ※少しだけネタバレがあります。

登場人物

マイケル・バリー(クリスチャン・ベール)1974年1月30日生まれウエールズ出身

メタル好きのトレーダー

元神経科の医師でいつもTシャツに短パン姿

マーク・バウム(スティーブ・カレル)1962年8月16日生まれマサチューセッツ州出身

フロントポイント・パートナーズのリーダー

ヘッジファンド・マネージャー

ベン・リカート(ブラッド・ピット)1963年12月18日生まれオクラホマ出身

引退した伝説のトレーダー

ジェイミーとチャーリーの若手トレーダーから協力を依頼され協力する

ジャレド・ヴェネット(ライアン・ゴズリング)1980年11月12日生まれオンタリオ出身

ドイツ銀行員。マイケルの計画を偶然知る。

4人の人物がやった事から学んだこと

実際に計算してみる

マイケルは数字的な根拠から、からくりに気づきました。

観察する

ジャレドはマイケルの事を評価していました。そして彼の行動を注意深く見ていました。

情報収集する

マークはジャレドの提案を鵜呑みにせず、市場を調査・情報収集に基づいて事実を確信しました。

邪険にしない

ベンは無名の若手トレーダーの話を聞かされた時、自ら事実を調べ彼らに協力しました。

自分を信じる

4人の共通点は自身で調べた結果行動した事について、どんなにバカにされても本質を見抜いた自分の信念を貫いていました。

名言から学んだこと

厄介なのは、知らないことじゃない。

知らないことを、知っていると思い込むことだ。マーク・トウェイン

 

映画の始めに出てくる言葉です。

知ってるつもりでいるって怖いですね。本当に分かっているのか、確認するためにも

アウトプットは大事だと思いました。

 

間違っているときは、なぜ間違っているか分からない マイケル・バリー

間違っているときって、分からないんですよね。

がむしゃらになんでもやるのではなく、一旦時間をおいて冷静に考え、情報を自分で調べる事が大切だと思いました。

 

俺たちが勝てば、国民は仕事や老後資金を失う事になる

ここでいう「勝つ」とは経済の崩壊を意味します。

怖いですね。2人の若手トレーダーが「儲かる」とはしゃいだ時にベンが発した言葉です。

 

人々は、物を評価するプロを求めているが、事実や結果に基づくプロは選択しない。

人々が選択するのは親しい仲間であるプロだ。 マイケル・バリー

 

映画を観ながら、自身のこれまでの行動には反省する点が沢山あった気がします。

もっと早くに観ていればと考えてしまいますが、残りの人生、ガネしゃんのやりたい事を自分で考えて行動していこうと思います。

またこのブログを読んで下さった方の人生の考え方について1つのきっかけになればいいなと思います。

用語の解説

用語はとても大切でした。。

いきなりなんの予習ももなく(投資の勉強をされている方は問題ないですが)映画を観ると用語が多すぎて訳が分からなくなってしまいます。

なので映画を観る前に、少しだけ用語の意味を理解しておくと、話がよく分かります。

サブ・プライムローン

サブプライムローンとは、米国の信用度の低い借りて向け住宅ローンのことです。

ローン会社は住宅や車などを担保にして、当初数年間は低めの固定金利を適用したり、利息だけの支払いでよい形をとるなどして借りやすくしています。しかし、その後は固定金利が変動金利に移行したり、元本の返済が始まることで月々の返済額が増えるため、所得の増加が見込めない人には不向きな高金利のローンです。

MBS モーゲージ債/不動産担保証券

 正式名称はMortgage Backed Security(住宅ローン担保証券)で、読み方はエムビーエス。住宅ローンの元本や利子の返済資金を裏付けとして発行された証券のことです。一般的に元利金の支払いが保証されることから比較的信用力が高いとされるほか、満期よりも前に繰り上げて返済される可能性もあり、通常の債券よりも金利が高いのが特徴です。

CDO(債務担保証券)

Collateralized Debt Obligationの略称で、日本語では債務担保証券。社債や貸出債権(ローン)などの資産を担保として発行される資産担保証券の一種で、証券化商品である。

担保とする商品が債券または債券類似商品である場合はCBO、貸出債権の場合にはCLOと呼ばれる。CDOはCBOあるいはCLOのいずれか、またはその双方を包含する商品である。

CDOは1980年代に米国で初めて発行され、日本においてもBIS規制対策として都市銀行が発行を開始。サブプライムローン問題の深刻化以降、発行残高は激減したが、日本証券業協会及び一般社団法人全国銀行協会の調べによると2016年度上半期(2016年4月~2016年9月)で470億円程度の発行金額となっている。

CDS(債務不履行保険)

クレジットリンク債とは、クレジット・デリバティブ(CDS)が内包された仕組債で、投資家は当該仕組債の発行体及びCDSの参照企業双方の信用リスクを負担するために、通常の社債よりも高い利回りが期待されます。

 

いかがでしたでしょうか?

最後に私の課題でもある「本質を見抜く力」があった彼等から学ぶ事が出来てこの映画を観て良かったと思いました。気分や思いつきで行動してしまうと本質から外れるんですよね。ちなみに私は「なぜ○○するのか?」「なぜ○○があるのか?」を日頃から意識するように心がけています。