ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

【やる気】を出す「環境」とは?

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ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。

 

新聞に「やる気レシピ」記事が掲載されていました。

元財務官僚、ニューヨーク州弁護士、大学特任准教授とさまざまな肩書を持つ山口真由さんへのインタビューの記事です。

 

やまぐちまゆさんのプロフィール

1983年生まれ、札幌市出身

東京大3年時に司法試験合格。卒業後財務省に入省し、2008年に退官。16年にハーバード大ロースクールを修了し、17年にニューヨーク州弁護士登録。20年3月に東京大大学院法学政治学研究科博士課程修了。20年4月から信州大特任准教授。

 

学習意欲が身につくかどうかのポイントは?

小学校ぐらいまでに親がどんな環境を作ってあげられるか?が学習態度や意欲に影響すると思います。これは自分の体験に加え、ハーバード大に留学した時に優秀な同級生と色々話した中で確信した事です。

 

やはり環境とはとても大切なのだと思いました。

我が家も「挨拶」等家族で協力する事が当たりまえだったので、子供達も自然と身に付いたと思っています。

 

どんな家庭だったのですか?

両親とも「~しなさい」と押し付けるような言い方はしませんでした。

その代わり複数の選択肢を示して子供自信に考えさせていました。

主体性を身に着けさせるため自分で決める機会を与える事を意識的にやっていたと聞きました。

例えばリンゴの皮むき。母は「むきなさい」とは言わず「むいてみる?」そして「むけるようにならなくてもいいけど、その場合はだれかにむいてもらわなきゃならない。ただでやってもらえると思わないこと。ちゃんと勉強して自分で稼げるようになりなさい」それでも「むいて」とお願いしたら、否定せずに、「むけなくてもいいけど、その分他で社会に貢献してね」

 

 

あ~なんて素敵な言い方なんだろう。私の子育ては「むいてみる?」「むけるようになるとかっこいいよ」でした(^-^;その後、「むいて」って言われたら「むける方がカッコいいからむいてみ」です。「むけなくてもいいけど、その分、他で社会に貢献してね」とはなかなか出てこないなぁ(^-^;

  

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 他に親にしてもらったことで良かったことは?

とにかく褒めてくれました。テストの点数が悪くても「途中まではあっていた」とプロセスを評価してくれる。それが「私は出来るんだ」という謎の自身を植え付けてくれました。「ポジティブ洗脳ですね」 

 

これは、我が家も褒めますね。テストの点数が悪くても「自分が分からない所が分かって良かったね」と伝えています。

 

そのやる気が勉強に向いたのはなぜですか?

日々の生活習慣が大きかったと思います。親がルーティンを重視していたので、食事は毎日ほぼ同じ時間に家族と一緒にとっていました。夕食なら午後6時か6時半。それからテレビを見てその後、子供は勉強をするというのが生活のリズムだったから、それを守るのが当たり前という感じでした。 

 

我が家では規則正しい毎日を送っているので、規則正しい生活は改めて良いなぁと思いました。早寝早起きは良いですね。

 

 

勉強には国語力が大切だとおっしゃっていますね。

全ての教科の基本は「読み書き」だと思います。テストでは、まず問題文を読んで理解出来ないと解けませんよね。そして答えを文章で表現する事が求められます。そのために大切なのは本を読むこと。私は小さい頃からとにかく読書が好きでした。それは親が本を読んでいる姿を小さい時から見ていたから私も読んで見ようと思ったことと、親が絵本の読み聞かせを沢山してくれたことが影響していると思います。 

 

うんうん。わかります。小さい頃の絵本や物語ってずっと心に残るものだと思っています。自然と読む力もつきますよね。

 

 

読書が苦手な人はどうすればいいですか?

とにかく我慢して繰り返し読んで見て欲しい。例えば、マクロ経済学に関する本を読もうとすると最初は全然頭に入ってきません。1回目はざーっと読んで見る。2回目、3回目も同様に。 何回か重ねていくうちに、急に文字や論理構造が頭に飛び込んでくる瞬間があるんです。

一度でもその経験を味わえるとまたいつかそういう瞬間が来ると信じて我慢できます。

 

マクロ経済の本はなかなか自分から読もうとしないかも知れませんが(^-^;とにかく難しい本でも何でも自分が興味ある本だと読んでみる事は大切なのかなぁと思います。

ある日突然入ってきた時って何ともいえないものがあると思います。何度でもその経験を味わえると良いですよね。

 解けない問題は悩まず答えを見る事を勧めていますね。

考えても解けない問題にずっと向き合うのは苦痛なだけです。その場合はあきらめて解説を読み、答えを書き写す。それを繰り返していけば、ある時、自分で解ける瞬間が来ます。その気持ちよさ、、成功体験がやる気につながります。

 

分からない問題を解く時って苦痛ですよね(;一_一)

解き方を見て理解出来れば何度も解いていくうちに、「あっ、なるほどこういう事か!」って分かる様になるんですよね。繰り返しは大切だと思います。

覚える時のコツはありますか?

手を動かす事です。それによって体が覚えるようになります。

解答用紙に文章を書く時でも児の大きさや児の間隔をどれぐらいにすればいいのか、事前に手を動かして書いておけば本番でも同じことをすればいいのです。

私が司法試験を受けた時の事ですが、終了10分前に答えを見直していたら、問題文を読み誤り、見当違いの答えを書いていた事に気づいた事がありました。一瞬頭が真っ白になりましたが、試験管に新しい用紙をもらい猛スピードで書き直し、無事クリアできました。受験勉強で何度も何度も書き続けてきたおかげで手が覚えていたことが奏功したと思います。

覚え方は人それぞれですが、書くという動作は覚えやすいのかも知れません。

私は耳から入ってくる方法も好きです。毎日同じ所を何回も何回も耳から聞くと自然と頭に入ってくるものです。音読も効果があるかもしれません。

 

理解した後は人に説明するのも良いですよね。

 

その人の性格もありますが、本を読み、ルーティンや褒めて伸ばす環境であったりする事はどれも素晴らしい方法だと思います。

 

どんな事であれ、「自分は出来るんだ!」とやる気を起こした時、思い切り応援したいですねヾ(@⌒ー⌒@)ノ