娘へ
息子が産まれてから2人目が欲しいと思いきや、なかなか授からず、諦めて赤ちゃんグッズをすべて処分し、シンガポールへ旅行に行こうと予約を入れた翌日、あなたの妊娠が分かりました。
もう出来ないと思っていたので、お母さんは嬉しさと不安と色んな事が入り混じって不思議な感じでした。
妊娠が分かってからしばらくすると、お腹の下の辺りがもぞもぞしておかしかったので、病院へ行くと、流産する可能性があると安静にするよう先生に言われました。
安静にと診断されると、あなたのお兄ちゃんのママ友達からエールを沢山もらって、お母さんはとっても嬉しかったです。
何日かゆっくりしていると、あなたは、お腹の中ですくすくと育っているとの事でした。心臓もしっかり動いていました。
今度は、つわりがあるかもしれないとドキドキしていたのですが、やっぱり、つわりはありませんでした。
なので、体重が増えてしまい、体重管理が大変でした。
あなたは、お母さんが食事をしている時が一番お腹の中で動いていました。
お腹の中では元気が良くていつも沢山動いていました。
安定期が終わり、妊娠8か月目頃、今度は診察で切迫早産の可能性があると診察され、お母さんはマクドナルド法(子宮頚管の内部を外側から縛る)という処置をしました。
あなたの出産予定日はお母さんと同じ誕生日でしたが、予定より少し早くこの世に産まれてきてくれました。
産まれる朝は破水した感じで病院へ行くとその日のうちに、入院でした。
入院してからも、陣痛がなくお父さんやお兄ちゃんが一旦お家に帰った直後に陣痛が来てそのまますぐに産まれました。
産まれた瞬間看護師さんの言葉が「元気やわ」だったので、お母さんはとても嬉しかったです。
あなたはミルクをゴクゴク飲んで飲んだ後、吐いた事は一度もなく、抱っこすると同時にゲップしてくれたので、とても、楽でした。
ところが、お兄ちゃんが気になるのか周りが気になってなかなか眠ってくれませんでした。
さらに、お母さんしか抱っこを許さず、お母さんはいつも抱っこしていました。
さて、今日はこの辺で。次回はもう少し成長したあなたの事をお話します。