ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

ミセス・ハリス、パリへ行く【あらすじ&ネタバレ感想】

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あなたには夢がありますか?

夢をみるのに遠すぎることはありません。

何歳になったって、夢をあきらめない主人公がここにもいました。

あなたの夢もあきらめなければ叶うかもしれませんよ。

あらすじ

第2次世界大戦後のロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦、ミセス・ハリスは働き先でクリスチャン ディオールのドレスに魅せられる。彼女はディオールのドレスを手に入れるため、何とかお金を集めてパリへと旅立ち、ディオールの本店へ向かうが…。


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※こちらは「ミセス・ハリス、パリへ行く」のネタバレ感想を含むあらすじとなります。映画鑑賞前の方はネタバレを含むことをご了承下さい。

ミセス・ハリス、パリへ行くのネタバレあらすじ :平凡な日常生活から憧れのディオールへ

1950年代のイギリス。

ミセス・エイダ・ハリス(レスリー・マンヴェル)は橋の上でまだ戦争から帰ってこない夫エディの事を考えています。

戦争が終わっても帰ってこない夫を想うハリス。

決定的な証拠がない限り待ち続けてしまうこの気持ち、たまらなくなります。

 

主人公のハリスは家政婦で、同僚のヴィとは親友。

 

困った事を話す仲にあります。

ある夜、ハリスはヴィに夫の生死にかかわる小包みを一緒に開けます。

そこには夫エディの形見の指輪が入っていました。

分かっていた事でも、ショックですよね。とても辛くて胸がいっぱいになりそうです。

 

夫の死を受け入れたハリス。

 

そんなハリスは、女優のパメラ(ローズ・ウイリアムズ)やお金持ちのダントの家で働いています。

パメラは掃除をした後から次々と部屋を乱していくだらしのない女性。

何も言わず、片づけるハリスは凄い。

私ならイライラしていまいそうです。

 

ダントの家はお金持ちですが、給料は未払いのまま。いつも給与について質問するとはぐらかされてしまいます。

そんなダントの家で見つけた、クリスチャンディオールのドレス。

ハリスは一気にそのドレスに引き寄せられてしまいます。

確かにあんな素敵なドレスがかけてあると、ぼーっとしてしまいそうです。

ダントはこのドレスは高級で夫には内緒だからとハリスに言い隠します。

 

その日からハリスはディオールの服を手にすることを夢見てお金を貯めようとします。

400ポンドほどするディオールのドレスは、今でいう500万円程するお高いドレスです。

そう簡単にはお金はたまりません。それでもハリスはフランスを夢みて頑張ります。

どんな事でもいい。目的を持つって大切だなと思いました。

 

お人好しで正義感が強いハリスは、人からも好かれ、お金をも引き寄せて行きます。

サッカーくじでは当選。友人のアーチー(ジェイソン・アイザック)が招待してくれた犬のレースにも参戦します。

 

オートクチュールと名付けられた犬にビビっと来たハリスは稼いだお金を全額かけるのですが、結果は負けてしまい全額を失ってしまいます。

落ち込む彼女ですが、帰り道に拾った指輪を警察に届け自宅へと戻ります。

ここで、警察に届ける所が彼女の正直で良い所なんですよね。

 

そんな落ち込む彼女に、英国空軍が訪ねてきます。

その内容は戦争未亡人への年金の支給。加えて警察へ届けた指輪の持ち主がお礼にとお金が舞い込んできます。

加えて、友人のアーチーがハリスが賭けた犬にとっておいたお金で賭け、その犬が勝ち、高額の配当を得たと報告してくれます。

 

彼女の親切心や周りの協力、運が舞い込み彼女は念願のディオールのドレスを買いに行く事に…

ミセス・ハリス、パリへ行くのネタバレあらすじ :パリ

機内でのハリスが可愛い。

何もかも初めてってこんな感じだよなぁ~って思いながらワクワクするハリスを観ていました。

 

そうしてハリスは念願のパリに。

 

フランス語が分からない彼女ですが、持ち前の可愛さと明るさでホームレスのおじさんと仲良くなり、ディオールのファッションショー会場まで案内してもらいます。

誰とでもすぐに仲良しになるハリスは可愛い。

 

ハリスは早速ファッションショーに参加しようとしますが、当然予約などしていません。そんな時モデルが急いで中へ入ろうとしたとき、モデルが落としたカバンを届けるのに中へと入っていきます。

 

無事モデルにカバンを届け、受付にてショーで服を買いたいと言いますが、相手にしてもらえません。後からきた予約のお金持ちの顧客ばかりを案内する姿を見て、ハリスは持っていた現金を見せます。

従業員は一般人がオートクチュールを作りに来たということでハリスを一目見ようと従業員の皆が中から除いています。

 

会計係のアンドレはディオールの資金難のため、現金払いの彼女をショーに参加させたいと思うのですが、堅物の重役クロディーヌ(イザベル・ユベール)から邪魔されそうになった所をシャサーヌ侯爵(ランベール・ウィルソン)が救ってくれます。

 

シャサーヌ侯爵と同席することになったハリスは、美しすぎるファッションショーを見学する事が出来ます。

シャサーヌからは、気に入った服があれば紙に書くように教えてもらい、ハリスはお気に入りのドレスを記入する事ができるのでした。

このファッションショーがそれはもう、うっとりするくらい素敵でハリスの顔がまた可愛い。とても素敵なドレスばかりで見ていてうっとりしました。

 

誠実で可愛らしいハリスをシャサーヌや他の従業員はハリスを温かく迎えたのですが、ディオールの顧客の1人アバロンはそんなハリスをよくは思っていませんでした。

 

ファッションショーが終わり、お気に入りのドレスが見つかったハリスが選んだドレスをアバロンは意地悪して先に買ってしまいます。

仕方なく2番目に気に入ったドレスを選択しようか迷うハリスに、ドレスの完成には最速でも2週間かかってしまうと言われ、ハリスは帰ろうとしますが、会計係のアンドレに自宅に泊まるよう勧められ、ドレスを注文します。

何をするにも、現金は大切なんですね。

 

ハリスは特別に最速でドレスを作ってもらうことになります。

ディオールの従業員はそんなハリスを気に入り、荷物を届けてもらったモデルのナターシャとも仲良くなり、アンドレの自宅まで送ってもらいます。

映画を観ながら異国であってもこんな感じで仲良くなれるって素敵だなぁと思いながら観ていました。

アンドレの家は、部屋が散らかっていたので、ハリスは家を掃除し料理を作りアンドレとナターシャを喜ばせます。

そこでアンドレがナターシャに好意を持っている事が分かるのですが。。

ナターシャ綺麗すぎ。

観ていてうっとりします。

 

シャサーヌもまたハリスに好意を持っています。

彼はハリスに花屋へ誘い、その後ショーにも誘います。

そこでナターシャに偶然会った3人は食事を楽しみます。

そこで飲み過ぎてしまったハリスは次の日、ドレスの製作の時間に遅れてしまい担当者を怒らせてしまうのでした。

 

ミセス・ハリス、パリへ行くのネタバレあらすじ :ドレスはどうなってしまうのか

ディオールの従業員は謝る彼女に同情し、作業場を案内してくれます。

こんなに好かれる人っている?という位ハリスって好かれちゃうんですね。

ハリスは裁縫も得意なので、自分でドレスの裁縫を始めます。これを見てクロディーヌは驚いてしまいます。

 

クロディーヌは、ハリスに質問をします。

ディオールのドレスを着てどこへ出かけるのか?

ディオールにふさわしい人はどんな人?とハリスを小馬鹿にするのでした。

 

けれども他の従業員たちはハリスの味方でした。結局ハリスは従業員たちによりドレスを仕上げてもらう事になるのでした。

またシャサーヌはハリスに花を贈りお茶に誘うのでした。

その時私はてっきりシャサーヌはハリスの事を好きなんだと思っていました。

 

一方で会計係のアンドレはハリスと会い、ディオールの財政が困難である事を話します。そしてその事に関してクロディーヌは受け入れてくれない事も伝えるのでした。

そんな時、アンドレとハリスはナターシャが有名俳優と共にいる所を目撃します。

ナターシャの事が好きなアンドレはショックを受けますが、ハリスに構わないでというのでした。

 

シャサーヌの自宅を訪れる時、ハリスもまたこれは恋なのかと一瞬迷うのですが、シャサーヌがハリスに好意を持ったのは、恋愛感情ではなく、子供の頃優しかった家政婦がハリスに似ていた事を明かします。ハリスはショックを受けその場から去っていきます。

これまた、行動が早い。ハリスって誠実で大人しそうに見えてやることは凄いんです。

 

ハリスがディオールのお店に行くと、次々と解雇された従業員がディオールの店から出てきます。クロディーヌに抗議する社員達を見てハリスはまたとてつもない行動にでます。ディオールに直接あって話をしようとするのです。

 

ディオールもアンドレの話を受け入れ、クロディーヌはアンドレの意見を受け入れる事で、従業員の解雇を防ぐことが出来ました。

 

そんな時ナターシャの姿が見えない事に気づくアンドレとハリス。クロディーヌはナターシャはディオールを去ろうとしていたのでした。

アンドレとハリスは心当たりを探し、ナターシャを見つけます。ハリスはアンドレにナターシャにキスするよう促しナターシャはディオールに戻る事に。

 

 

ミセス・ハリス、パリへ行くのネタバレあらすじ:ドレスの行方は

ハリスは無事ディオールでドレスを完成し、ロンドンへと帰ってきました。

そんな時パメラがハリスを訪ねてやってきます。

今夜のパーティで着ていくドレスにシミがついているのでとって欲しいと泣いてせがむ彼女に、直すのには時間がかかるので難しいというハリス。

最終的にディオールのドレスを貸してあげることに。

なんで?って思ってしまいます。何百万というドレス。新品ですよ。しかもだらしのないパメラに⁉

 

翌日ハリスがパメラの家で見たものは…

パメラは家にはいなく、焼け焦げたドレスと置手紙がありました。

「昨夜のパーティでドレスが焼けてしまいました。私自身は大丈夫なので」みたいなことが書かれてあり、ハリスはまだ自身が着る事もなかったドレスを川に捨ててしまいます。

はぁぁぁ。何百万のドレスが一晩で終わってしまうのでした。

 

ヴィはアーチと共にハリスの家を訪ね、新聞にドレスの事が載っているの事を知らせます。

そんな時、ハリスに荷物が届きます。

それは、ディオールからのドレスでした。またクロディーヌやアンドレ、またシャサーヌ達からの手紙もありました。手紙には、新聞でドレスが焼けたのをしり、社員達の同情ともともと希望していたドレスを贈ってくれたのでした。

 

またハリスのニュースでディオールの売り上げが上がった事にも感謝されていました。

 

ある晩ヴィとハリスはダンス会場にいます。そこには友人のアーチもいます。ハリスはプレゼントされたディオールのドレスを着て、アーチと一緒に踊ります。

 

ラストはこうなるんだろうなとわかっていても、やっぱり映画っていいなぁと思います。

ミセス・ハリスのような可愛らしい女性私も大好きになりました。