「ハリー・ポッター」シリーズは、ロンドンやイギリス各地でロケをされています。
そんなロケ地を巡る旅の前に全作品のあらすじと舞台や上映時間を確認しておきましょう。
- 【ハリー・ポッター】映画の楽しみ方
- 主な登場人物
- 2001年公開:ハリー・ポッターと賢者の石
- 2002年公開:ハリー・ポッターと秘密の部屋
- 2004年公開:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- 2005年公開:ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- 2007年公開:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- 2009年公開:ハリー・ポッターと謎のプリンス
- 2010年公開:ハリー・ポッターと死の秘宝PART1
- 2011年公開:ハリー・ポッターと死の秘宝PART2
- 【ハリー・ポッター】魔法界のおみやげ(USJ)
- 【ハリー・ポッター】とロケ地
【ハリー・ポッター】映画の楽しみ方
登場人物たちの行動を見ておく
登場人物たちの何気ないシーンが後々重要になることが多いのが特徴です。
常に伏線がはられているので、登場人物のさりげない仕草などに注目してみるのもおすすめ。
シーンや背景をしっかりみておく
ロケ地巡りをするために、映画と関連する場所を事前にチェックしておくと楽しみが増えます。
例えば…
グリフィンドール談話室
ハリー、ロン、ハーマイオニーがよく話をしていた部屋。
スネイプ先生の魔法薬学教室
ずら~っと並ぶガラス瓶は約1000本。すべてボトルの中身は異なっていてそれぞれに手書きのラベルが描かれてあるとか。
ホグワーツ魔法学校の小道具も要チェック
魔法界のお菓子やアイテムなど、ホグワーツ魔法学校のユニフォームも見どころの一つ。
スタジオツアーやUSJでのパーク遊びもより楽しいものになること間違いありません。
バタービール
ホグズミード村の名物ドリンク。
見た目はビールですが、実は甘いノンアルコール。
主な登場人物
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
幼い頃闇の魔法使いヴォルデモート卿の襲撃から生き残った少年。
11歳の誕生日、ホグワーツ魔法魔術学校に入学できる事を知るハリーポッター。
ホグワーツ入学後、学校生活の課題など様々な試練に立ち向かっていく。
ロン・ウィーズリー(ルバート・グリント)
ハリーの最初に出来た友達で親友。
赤毛が印象的なユーモラスな少年。
優れた才能を持つ兄妹に劣等感を持っているが、いざという時頼りになる存在。
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
ハリーやロンの親友。
マグル(人間)出身で秀才で勉強好き。
真面目で融通が利かないが、ハリーやロンを頭脳面でサポートしてくれる。
2001年公開:ハリー・ポッターと賢者の石
あらすじ
幼い頃に両親を亡くし、孤独で誰からも愛されない日々を送っていたハリー。
ホグワーツ魔法魔術学校に入学することになって人生が一変、ロンやハーマイオニーらと学生生活を楽しんでいました。
そんななか、闇の魔法使いヴォルデモート卿が復活の為に手下を使ってホグワーツ城に隠された賢者の石を手に入れようとします。
計画を知ったハリーらはヴォルデモートの計画を阻止しようと奔走します。
監督
クリス・コロンバス
出演
ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソンほか
製作
アメリカ・イギリス
上映時間
152分
2002年公開:ハリー・ポッターと秘密の部屋
あらすじ
小説第2章を映画化。
ハリー・ポッターはホグワーツ2年目の生活を送っています。
屋敷のしもげ妖精の警告や、空飛ぶ車、暴れる木、ヘビとの会話が出来る能力など、次々と友達を遠ざけていきます。
そしてホグワーツ城のどこかにあると言われている「秘密の部屋」
その封印が解かれ、学内でマグル出身者が石にされる事件が次々と発生します。
そんな中、謎の日記を手に入れたハリーは内容を頼りに事件の核心に迫ります。
ついに「秘密の部屋」にたどりついたハリーはそこで、意外な人物に出会います。
監督
クリス・コロンバス
出演
ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソンほか
製作
アメリカ・イギリス
上映時間
161分
2004年公開:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
あらすじ
小説3章目を映画化。
3年目に入ったホグワーツでの生活は楽しく危険もたくさん。
魔法界の鳥獣ヒッポグリフとの出会い、時間の戻し方など新しい冒険に満ちていました。
その一方では、アズガバン刑務所から脱獄した囚人シリウス・ブラック。
彼が自分の名づけ親であることや親友だった両親を裏切って死においやったことを知ったハリーは怒りをあらわにする。警戒するハリーの前に現れたシリウス。彼の口からハリーへと語られた驚きの真実とは。
監督
アルフォンソ・キュアロン
出演
ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソンほか
製作
アメリカ・イギリス
上映時間
142分
2005年公開:ハリー・ポッターと炎のゴブレット
あらすじ
小説では第4章。
世界の三大魔法学校が魔力を競い合う伝説のイベント「三大魔術学校対抗試合」。
ホグワーツ、ダームストラング、ボーバトンによる三大魔術学校対抗試合が開催されました。
代表選手に立候補すらしていないハリーがなぜか選手として選ばれてしまいます。
辞退することも出来ないまま課題をこなすハリー。
しかし最終課題には危険な罠が…
監督
マイク・ニューウェル
出演
ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソンほか
製作
アメリカ・イギリス
上映時間
157分
2007年公開:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
あらすじ
小説第5章を映画化。
ついに復活を遂げたヴォルデモート卿。
けれども魔法省は事実を認めず、ダンブルドア校長に対する不信感を募らせ…
魔法省の息がかかった教師からの闇の魔術に対する防護術を制限されたハリーたちは、ダンブルドア軍団を結成し、独自に魔法技術を身につけていきます。
監督
デヴィッド・イェーツ
出演
ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソンほか
製作
アメリカ・イギリス
上映時間
138分
2009年公開:ハリー・ポッターと謎のプリンス
あらすじ
ヴォルデモート卿の復活がマグルの世界にも影響を与えはじめる。
そんななか、ハリーはダンブルドア校長のもとで、最終決戦に向けた個人授業を受けます。
ヴォルデモート卿の不死の力を支えている7つの分霊箱の存在を聞き、校長とともに授業に出る。
監督
デヴィッド・イェーツ
出演
ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソンほか
製作
アメリカ・イギリス
上映時間
153分
2010年公開:ハリー・ポッターと死の秘宝PART1
あらすじ
ダンブルドア校長に忠誠を誓っていたスネイプの裏切りで、ダンブルドアを目の前で殺されたハリー。彼はダンブルドアの遺言を守り残りの分霊箱を破壊するための旅に出ます。
しかし、旅の途中で疲弊したロンとの友情に亀裂が入って…
監督
デヴィッド・イェーツ
出演
ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソンほか
製作
アメリカ・イギリス
上映時間
146分
2011年公開:ハリー・ポッターと死の秘宝PART2
あらすじ
ヴォルデモート卿に殺されたスネイプの記憶から、スネイプとダンブルドアの真意、さらに自身とヴォルデモート卿との真の関係を知ったハリー。
多くの仲間たちに支えられたハリーは傷つきながらも宿命の対決に挑みます。
監督
デヴィッド・イェーツ
出演
ダニエル・ラドクリフ/ルバート・グリント/エマ・ワトソンほか
製作
アメリカ・イギリス
上映時間
130分
【ハリー・ポッター】魔法界のおみやげ(USJ)
食べ盛りのハリーたちだけに、物語でも食べ物のシーンがちらほら。
映画や小説に登場した気になるお菓子がUSJの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の中になるピンクとグリーンの外観を持つカラフルな店内「ハニーデュークス」で買う事ができます。
バーティー・ボッツの百味ビーンズ
映画「ハリー・ポッターと賢者の石」では特急に乗り合わせたハリーとロンが社内販売で買い込んだお菓子の一つ。
いろんな味のゼリービーンズのようなお菓子。
おいしい味もありますが、「ゲロ味」「腐った玉子味」「鼻くそ味」なんかもあります。
これらは、はっきり言ってマズイです。
カエルチョコレート
映画「ハリー・ポッターと賢者の石」ではパッケージを開けたら蛙が逃げ出してしまいます。
チョコレートは美味しいのですが、カエルの形が大きいので固くて食べにくいです。
魔女鍋スポンジケーキ
ホグワーツ特急の車内販売でもおなじみのスポンジケーキ
ショック・オー・チョコ
パッケージは可愛い女の子や男の子の絵が描かれているのですが、口の中に衝撃的な辛さが広がるチョコレート。
ドルーブルの風船ガム
膨らませた状態で放置しておくと長持ちするガム。
お勧めの郵便やさん ふくろう便&ふくろう小屋
魔法界ではふくろう便がありましたが、USJの中にあるふくろう便&ふくろう小屋から手紙を出すとホグズミード村の消印が付いて送られてきます。
ゾンコのいたずら専門店
いたずら道具やジョークグッズの専門店。
ウィーズリー家の双子フレッド&ジョージも大好きなこのお店は映画「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」に外観だけ登場していました。
伸び耳
映画ではスルスル伸びて人の話を盗み聞きできました。
かくれん防止器
怪しい人物が近づくと光りながらクルクル回って知らせてくれます。
魔法用具ダービシュ・アンド・バングズ
目に見えない魔法生物・ラックスバーとが見えるというメガネなど楽しい魔法用具がいっぱい。
映画「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」でハグリッドが生徒たちに「怪物的な怪物本」を買うように指示していました。
その本の一冊が…
【ハリー・ポッター】とロケ地
オックスフォード大学(クライスト・チャーチ)
ホグワーツ魔法魔術学校の多くのシーンは、世界有数の名門大学としても有名なオックスフォード大学のいくつかの場所で撮影されています。
これらは、歩いて巡ること出来ます。
物語のなかでも有名な食堂のシーンが撮影されたのは、クライストチャーチ校で、事前予約をすれば見学が可能です。
クライスト・チャーチと内部のグレート・ホールがホグワーツのシーンで使われています。別名「ザ・ハウス」
ダラム大聖堂
ダラム駅より徒歩約13分。
ハリーが雪のなかフクロウを飛ばすシーンでも撮影されたダラム大聖堂。
イギリスで初めて世界遺産として登録された場所です。
グロスター大聖堂
ホグワーツ魔法魔術学校の廊下で使用
グロスター駅から徒歩約10分
ハリーとロンがトロールから身を隠しながら女子トイレにいるハーマイオニーを助けに行くシーンが撮影されました。
入場無料ですが、撮影には許可証の購入が必要です。
レイコック・アビー(ウィルトシャー州)
13世紀に女子修道院として設立。16世紀に閉鎖後は貴族の私邸となったレイコック・アビー。
ここでは、ホグワーツの廊下やスネイプ先生の鏡の部屋などのシーンで撮影されました。
キングス・クロス駅(ロンドン)
ホグワーツ魔法魔術学校へ旅立つプラットホームがあった駅。
映画では9と4分の3番線という実在しないホームから出発していました。
キングス・クロス駅はロンドンの主要ターミナル駅のひとつ。
1852年に開業しました。
2005年に大規模改築がされましたが、ホグワーツ特急が発着する「9と4分の3番線」の標識は駅舎内西側ホールにカートが半分壁に埋め込まれた撮影スポットが残されています。
秘密の部屋では、キング・クロス駅の外観として、隣接するセント・パンクラス駅が使用されています。
レドンホールマーケット(ロンドン)
マグル(人間)買いからパブ(漏れ鍋)を通じて魔法道具の店が集まるダイアゴン横丁。ハリーとハグリットがダイアゴン横丁へ行く前に通ったマーケット。
こちらの舞台設定は、ロンドンのグレイスチャーチ通りにあるビクトリア様式の屋内型レドンホールマーケット。
金融街シティー・オブ・ロンドンにある最古の市場の1つです。
地下鉄「モニュメント」駅より徒歩約4分。
オックスフォード大学 ニューカレッジ
マルフォイが白イタチに変えられるシーンは、ニューカレッジの中庭で撮影されました。
彼が登った樫の木は、マルフォイの木で知られています。
また中庭に面した美しい回廊もホグワーツの廊下として登場しています。
オックスフォード大学 ボドリアン図書館
複数の図書館で構成されているオックスフォード大学のボドリアン図書館。
イギリスで出版されたすべての本を収蔵しています。
図書館見学ツアーに参加すると、ハリーが映画内で本を探した棚も見せてくれるファンには嬉しいツアーですね。
ゴースランド駅(ノースヨークシャー州)
ホグワーツ魔法魔術学校の最寄り駅ホグズミード駅のロケ地は、ノース・ヨークシャー・ムーアズ鉄道のゴースランド駅。
ピカリング駅より保存鉄道で約50分です。
グレンフィナン高架橋(スコットランド)
ハリーたちがホグワーツ魔法魔術学校へ向かう時に通る21のアーチが特徴の橋。
ホグワーツ特急のモデルとなった列車「ジャコバイト号」は予約制で乗車できます。
「グレンフィナン」駅より車で約5分。
アニック城
J・Kローリングの小説「ハリー・ポッター」シリーズでのメインとなるホグワーツ城は主としてこのアニック城の庭園がホグワーツの屋外風景として、内観としてダラム大聖堂が使用されていました。
撮影時は地元の子供たちがエキストラとして参加しています。
アニック城は、ウィンザー城に次いでイングランドで2番目に大きな居住城となっています。
城の一部には現在も公爵とその家族が住んでいますが、夏になると一般公開され、多くのファンが訪れています。
エディンバラより電車とバスで約1時間30分。
ロンドン動物園
ハリーが叔母と暮らす一家とともに訪れた動物園。
ヘビと会話を交わすシーンで使われたヘビは残念ながらいないそうです。
オーストラリアン・ハイ・コミッション
ゴブリンたちが働く銀行で、ホグワーツ魔法学校で使える金貨を手に入れるためにハリーが訪れたグリンゴッツ銀行。
実際はオーストラリア高等弁務官事務所だそうです。「ハリー・ポッターと賢者の石」で登場します。
注意:入館はできません。
レイコック寺院
寺院という名のカントリーハウス(地方のお屋敷)
魔法学校の教室や廊下として使用されました。
寺院の内部は撮影禁止になっています。
ロンドンパディントン駅から約1時間15分。
グレンコー
スコットランド、ネス湖近くの峡谷地帯。
ハグリットの小屋や魔法学校からハリーたちが眺めていた景色。
ロンドンのユーストン駅から4時間40分。
映画作品を確認したら自分だけのロケ地巡りを楽しんで下さいね。