今週のお題「もしもの備え」
ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
前回年金について少しふれました。
順番が前後しますが、そもそも社会保障制度はなぜ必要なのか?
お題にちなんで書いてみます。
私たちは生活をしている中で病気になったり、ケガをしたり、失業したり。。。人生では予想外の事が起きます。今回のコロナもそうです。また、寿命は延びたものの高齢になっても生活費を稼ぐのはとても大変な事です。
こういった場面に備えるために、日本には社会保険制度があります。
社会保障制度とは
「社会保険」「社会福祉」「公的扶助」「保険医療・公衆衛生」を総称したもの
社会保険とは
病気やケガ・出産・死亡・老齢・障がい・失業など生活の困難をもたらした場合に一定の給付を行う強制加入の保険制度のこと。
原則として日本に住んでいる人は社会保険に加入し、いざという時に備えます。
ただし、社会保険でまかなえない部分もあります。社会保険ではどのような制度か知ったうえで、足りない部分を自分でカバーしていくと考えてみてください。
社会保障制度の基本ルール
社会保障制度での保障は立場により違いがあります。給付は一定の範囲内なので、自分でも蓄えておくことが大切です。
①保険料の納付は必須
自分で払う保険料に加え一部は税金でまかなわれます。保険料を納めていないと貰う権利はなくなります。
②立場により保障が違う
傷病手当金や育児休業給付金は会社員のみ。立場によって加入する社会保障が異なります。
③社会保険以外は税金から給付
社会福祉・公的扶助・公衆衛生は税金から給付されます。社会福祉・公的扶助は条件を満たす人のみが対象となる最低限の保障です。
④自助努力も必要
社会保障の給付は一定の範囲に限られます。困った時のすべてをまかなう事はできません。足りない部分は自分で備える事も大切です。
※社会保険制度は複雑で1つの給付についてかなり奥深くなります。1つの事を説明するのに順番前後したり、同じ内容になる事がありますが、自分が必要な部分を参考にしてみてください。