ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
前回に引き続き年金についてです。
働き方は全部で3種類
自分がどの年金に加入しているのか?見ていきましょう!
1つ目「国民年金」
自営業やフリーランスといった、会社に所属せずに働いている人です。
または無職の人が加入するのが「国民年金」
これらの人たちは、「第1号被保険者」と呼ばれます。
保険料は2020年度では、月に16540円になります。
受け取れる年金は
「老齢基礎年金」のみ
月々約65000円です。
2つ目「国民年金+厚生年金」
民間の企業に勤めている会社員や公務員が加入する「厚生年金」。
この人たちは国民年金の「第2号保険者」と呼ばれます。
国民年金の保険料が収入にかかわらず定額であるのに対して、厚生年金の保険料は月額の18.30%と定率。
つまり、収入が多いほど、多くの保険料を支払う必要があります。(上限あり)
ただし、保険料の半分は雇用主である会社が負担しています。
本人負担分の保険料は月給やボーナスから天引きされています。
是非、自分がどれくらい保険料をひかれているのか給与明細を見て確かめてください。
受け取れる年金
「老齢基礎年金」+「老齢厚生年金」
家のイメージだと老齢基礎年金部分が1階部分、厚生年金の部分は2階部分になります。
2階部分は働いている期間×年収によって異なります。
3つ目「国民年金」
会社員や公務員の配偶者かつ専業主婦の人たちが加入する国民年金です。
これらの人たち「第3号被保険者」と呼ばれます。
夫の扶養範囲内の収入内で働くパート主婦もここに含まれます。
第3号被保険者は、本人が直接保険料を支払っていないものの、国民年金に加入している事になるので、老後は基礎年金を受け取れる仕組みになります。
受け取れる年金
「老齢基礎年金」
月々約65000円です。
年金の仕組みは以下の点をキチンと理解している事が大切です。
①働き方によって将来の年金は異なる
②働き方は3つ
1つ目 自営業、フリーランス
2つ目 会社員、公務員
3つ目 専業主婦または年収130万円未満のパートタイマーの方
③加入する年金
国民年金「第1号」 自営業、フリーランス
厚生年金「第2号」 会社員、公務員 ※国民年金は自動的に加入する仕組みです。
国民年金「第3号」 専業主婦、年収130万円未満のパートタイマーの方
④保険料
国民年金「第1号」月16540円
厚生年金「第2号」会社と折半
国民年金「第3号」負担なし
⑤もらえる年金
国民年金「第1号」老齢基礎年金
厚生年金「第2号」老齢基礎年金+老齢厚生年金
国民年金「第3号」老齢基礎年金
もうお気づきかと思いますが、年金を掛けている間は「国民年金」「厚生年金」
年金を受け取る時には「老齢基礎年金」「老齢厚生年金」と名称が変わります。
また、会社員の夫に扶養されている妻は保険料は不要ですが、自営業をされてる夫に扶養されてる妻は第1号被保険者になるので、保険料を支払う必要があります。
不公平と問題になるのはその為です。
年金の受け取り方は原則65歳から。これは亡くなるまで受け取れます。
ただし、年金受け取りの歳は引き上げになる可能性は大きいです。
また、年金は健康保険とセットで加入する必要があります。
どちらが一方だけ加入は出来ません。
病気や負傷によって障がいの状態になった場合の障がい年金、一家の大黒柱が亡くなった場合に受け取れる遺族年金など、様々な年金があります。
年金は、老齢年金だけではありません。
これらは、自ら請求する事で受給出来ます。知らないと受け取れません。
年金は全て年金保険料を納めていないと受け取れません。
1日でも日数が足りないと受け取れないのです。
自分がどの年金に加入しているのか、老後のお金の計画を立てる上でとても重要です。
ここは、しっかりと理解してください。