ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

和と洋の調和溢れる【六華苑】

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ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。

 

お天気は良くありませんでしたが家族全員の予定が合い、前々から行きたかった【六華苑】に行ってきました。

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六華苑(旧諸戸清六邸)

六華苑(旧諸戸清六邸)は、山林王と呼ばれた桑名の実業家 二代目諸戸清六の邸宅として大正2年に竣工しました。

 

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「華麗なる一族」や「太陽は動かない」等のロケ地にも使用されています。

 

rokkaen.com

 

 洋館

洋館部分は、鹿鳴館などを設計し「日本近代建築の父」と呼ばれたジョサイア・コンドルが手がけ、地方に唯一残る作品として注目されています。

 

ウィキペディア(Wikipedia)より

鹿鳴館(ろくめいかん)は、1883年(明治16年)に日本外務卿井上馨による欧化政策の一環として建設された西洋館である[2]。国賓や外国の外交官を接待するため、外国との社交場として使用された。鹿鳴館を中心にした外交政策を「鹿鳴館外交」、欧化主義が広まった明治10年代後半を「鹿鳴館時代」と呼ぶ[2]。欧米諸国との間の不平等条約を改正する狙いがあったが、1887年(明治20年)に条約改正の失敗で井上が辞職したことで鹿鳴館時代も終わりを告げ、1890年(明治23年)からは華族会館として使用されるようになった。1941年昭和16年)に取り壊された[2]

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全体的にはシンプルなデザインとなっていますが、圧倒的な存在感を持つ4階の塔屋が印象的です。

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当時は珍しかった局面ガラスやベランダとサンルームのデザイン

 

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各部屋にある暖炉がまた素晴らしかったです。

 

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暖炉が小さい気がしたのですが、実際当時どのように暖をとっていたのでしょうか。

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階段のてすりは、コンドルが凝ったデザインの一つで、手すり下の板面にはハート矢印形の透かしが施されています。

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もう旅行のトランクを見たら旅行好きな方にはたまりませんね。

今すぐ旅にでかけようと誘われているかのようです。

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和館

 

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明治期の洋風建築には和館を併設する例が多くみられたそうです。

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実際に行かれるとお分かりになると思いますが、これほど大規模な和館を接続させた設計は珍しいのだそうです。

 

庭園

洋館・和館の南に広がる主庭園は、池泉回遊式で、築造当初の形態をよく保っています。また和館北側の内庭は茶匠松尾宗吾の好みが反映されており、それぞれに趣の違う景観が楽しめます。

 

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まとめ

昔に建てられたとは思えないあのセンスの良さ。洋館は見る価値があります。

驚いたのはトイレは創建当時(大正2年)からすでに水洗トイレでした。

床には玄関と同じ輸入タイルが使用されていてコンドルのきめ細やかな設計の一面が伺えます。

来客接待用の客間は一番凝ったつくりで、天井のバラ模様はコンドルが好んで用いた模様で、イギリス王朝を象徴するバラはコンドルがイギリス人である事を改めて認識させられました。

 

 

入苑料

一般(高校生以上)460円(390円)
中学生      150円(70円

※(  )内は20名以上の団体料金

※小学生以下は付き添いを要します。

 

娘は中学生ですが、この日は中学生以下は無料で入れました(#^.^#)

 

開苑時間

午前9時から午後5時まで

※ただし入苑時間は午後4時まで

 

休業日

毎週月曜日(但し、国民の祝日に関する法律に規定する休日の場合は翌平日)

12月29日から翌年の1月3日まで

 

所在地

〒511-0009

三重県桑名市桑名名字鷹場663-5

電話 0594ー24ー4466

FAX 0594ー24ー4627

 

雨模様でしたが人も少なく貸し切り状態で、行って良かったです。

春になると桜やバラ、チューリップが咲きもっと華やかになると思います。

桑名に来られた際は、ぜひとも足を運んでみてくださいね!!