古都奈良の文化財には8つの構成資産があります。
今回はその中で、恋愛のパワースポットとも呼ばれている【春日大社 夫婦大國社】へ訪れた時のお話です。
古都奈良の文化財 8つの構成資産
東大寺
聖武天皇が建立した華厳宗の総本山。
奈良の大仏さんを見ると心がほぐされるような気持ちになります。
興福寺
藤原一族の氏寺として栄えた法相宗の大本山。
元興寺
蘇我馬子(そがのうまこ)建立の日本最古の仏教寺院、飛鳥寺から一部の建物を移築したもの。
薬師寺
天武天皇が皇后(持統天皇)の病気平癒を祈願して建立し、平城京遷都時に現在地に移築されました。
唐招提寺
759年、唐から来日した高僧鑑真が創建した講堂が起源。
春日大社
遠く鹿島から武神と崇拝される
春日山原始林
古くから人々に信仰された山。ふもとに春日代謝がたてられたのちに、841年に神域となる。
平城旧跡
710年から約70年間、日本の都が置かれた平城京の宮城跡。
奈良と言えば鹿
奈良と言えば鹿。
鹿といえばのんびり奈良公園を歩いているイメージですが、やはり「食」には勝てませんね~。
「餌」の時間ともなると、どこからともなくやってきます。
そんな急いで食べやんでもまだあるで~。
鹿のおしり。
なんともいえない可愛いさですね。
訪れたのは春日山の麓。
原始の森に抱かれるようにたたずむ春日大社ですが、本社とは別になんと62もの摂社や末社が祀られているほか、境内には縁結びや夫婦円満にご利益がある神社もあるそうです。
今回は「夫婦大國社」の水占いをご紹介
春日大社の恋愛パワースポット
大国さまが夫婦でお祀りされているのは、夫婦大國社だけ。
きっと仲良し夫婦の神さまが、「結婚」のパワーを授けてくれるんですね。
春日大社の境内にある「若宮十五社」の1つで、結婚のご利益があるといわれている「夫婦大国社」
平安時代、ときの名工が「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と「須勢理姫命(すせりひめのみこと)」の御神像を彫刻したことに始まるそう。鎌倉時代からは、1つ屋根の下で二体の像が一緒にお祀りされ、仲睦まじい夫婦を見守ってくれる神さまとして親しまれてきました。
妻の御神像は、手にしゃもじを持ち、頭に洗濯用の桶をのせています。
そんな女神にあやかって、たくさんの女性が「料理や洗濯などの家事が上手なお嫁さんになれますように」
とお願いしに来るそう。
願い事を書いたしゃもじが大きな桶いっぱいに奉納されています。
絵馬&水占いで運ためししてみよう
またハート型の絵馬(800円)は、願い事はもちろん、カップルで訪れたときにふたりの名前を並べて書くと結婚できる!?なんてこともあるそうですよ。(噂ですが)
夫と二人…
既婚ですが、占ってみましょうか
心を込めて一枚選びました。
水に浸します。
ひらひらひら~
暫くするとうっすらと文字か浮き出てきました。
私達の相性は、中吉だそうです。
平凡ですが、可もなく不可もない間柄が良い感じなのかもしれません。
日陰があると歩きやすいです。
下を見ると丸い鹿の糞がいたるところにありますが、気にしていると歩けません。
かわいい鹿の歩く姿を見ながら前を向いて歩きます。
桜も綺麗ですが、紅葉の時期も綺麗です。
10月中旬から下旬にかけては、茜色、黄色、オレンジと奈良公園の紅葉を見れるのではないかと思います。
春日大社
768年創建とされる。
藤原氏の氏神として信仰された。本殿は、春日造りの4つの神殿が横に並び、1つの建造物になっている。
電話:0742-22-7788
住所:奈良市春日野町160
時間:7:00~17:00(季節により変更あり)
国宝殿は10:00~16:30(17:00閉館)
休み:無休
参拝料:御本殿特別参拝 500円
国宝殿拝観料:500円
朝10時頃から3時過ぎまで歩いて約1万歩でした。
奈良には歴史的な建造物や史跡が数多く残っています。
あまり欲張らず、見たい所をいくつかピックアップしておいてから、のんびり時間に余裕を持っていかれるのがお勧めです。