京都と聞くと最近は外国人が多いというイメージがします。
外国人の方のスケジュールを聞くと、北海道から東京、京都、九州まで幅広く予定を組まれていてパワフルかつお金も時間もあるんだなぁと羨ましく思います。
日本の世界遺産【古都京都の文化財】
京都は794年桓武(かんむ)天皇が長岡京からの遷都を行って、平安京が誕生してから約1000年にわたって日本の首都として栄えてきました。
1994年に文化遺産として登録されました。
登録基準は、(ⅱ)文化交流を証明する遺産(ⅳ)建築技術や科学技術の発展を証明する現在も、日本の伝統文化を世界に発信している古都になります。
京都には東山、西山、北山といった山々の自然と調和し、平安から江戸までの各時代を象徴する建物や文化財がたくさんあります。
何度訪れても、あの町並みや庭園、寺院は美しいなぁと感じます。
そんな京都ですが、世界遺産としてのおもな構成資産とはどういったものがあるのか簡単に見ていきたいと思います。
【古都京都の文化財】おもな構成資産
平安京造営当初
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)(上賀茂(かみがも)神社)
賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)を祭神とし、7世紀末に創建。
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)(下賀(しもがも)茂神社)
11世紀初頭に現在の姿に。平安京造営にあたって国家鎮護の社となる。
教王護国寺(東寺)
清水寺
坂上田村麻呂が建立した寺院。清水寺としても有名です。
東寺の五重塔で、仏像の代わりに、大日如来に見立てられているものがあるのですが、これは建物を貫く心柱というものになります。
東寺駅に近づくと窓から東寺の建物が見えてきて(あ~着いたなぁ)と旅の疲れが癒されるようです。
延暦寺
785年比叡山にある天台宗の開祖、最澄が建てたお寺。
草庵を起源とする天台宗の総本山
訪れた事があるのですが、あまり覚えていないのが残念です。
平安時代期
醍醐寺、仁和寺
平安時代後期
平等院
1052年に貴族の別荘を藤原頼道が仏堂に収める。阿弥陀堂(鳳凰堂)が現存
平等院には子供の頃家族と、結婚して家族で、そして子どもは友人達と、それぞれに思い入れがあって、当時の事を思い出します。
また、藤の花が見事で、あの何とも言えない美しい薄い紫の藤を見るのも大好きです。今年の見どころは例年通り、4月下旬となっているようです。
機会があれば、是非訪れてみてください。
平等院は10円玉の絵柄にもなっていて有名ですが、実際とても綺麗で京都の中でも好きな場所になります。
宇治上神社
1060年頃創建された日本最古の神社建築。
鎌倉時代
高山寺
室町時代
天龍寺、西芳寺
鹿苑寺
金閣には、神殿造り、書院造り、禅宗様の3様式があります。
鹿苑寺は、戦後焼けてしまったので、建物そのものでなく、庭園全体が世界遺産に登録されています。
いつも混雑していて、なかなかゆっくりみることが出来ないのが残念です。
時間が出来れば、歩きながら庭園の周りを歩いて楽しみたいものです。
慈照寺
山荘東山殿が起源。
龍安寺
1450年に創建。
白砂に15の石組を配した石庭枯山水の代表作。
イングリッシュガーデンも美しいと思いますが、日本庭園も同じ様に美しいと思います。
美しい庭園を見て心が落ち着くというのは本当だと思います。
桃山時代
醍醐寺、本願寺、二条城
江戸時代
清水寺、仁和寺
京都には寺社と城の17資産が世界遺産に登録されています。
1日で全てをみることが出来ないので、時間をかけてゆっくり京都の町を楽しみたいものです。
参考にさせて頂いたもの