ガネしゃんです。
ご覧頂きありがとうございます。
読み聞かせにおすすめの絵本の紹介です。
5、6歳になると、全身運動がなめらかになって、活発に飛び回るように。
また自分の欲求やイメージがどんどん膨らんできて、見通しをたれる能力も備わってきます。
絵本から得た知識は、感動して内面で受け止められるようにもなります。
からすのパンやさん
かこさとし作・絵
偕成社 1973年
あらすじ
いずみがもりのからすのまちのパンやさんに4羽の赤ちゃんが生まれました。
4羽の赤ちゃんはオモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃんです。仕事と子育てに大忙しのカラスの夫婦はだんだんとパンを焼くのがおろそかになって、お客さんが減っていきます。そんな中、4羽のこどもたちはすくすくと大きくなって…
感想
カラスのパンやさんは、子供たちは大好き。どんなパンが好きなのか?毎回同じページをめくっては、聞いてきたり、どんなパンを作りたいか一緒に考えたり。
お気に入りのパンは選ばせてくれなかったり…飽きずに同じ事を何回もやるんだなぁと思ったものです。
そんなからすのパンやさんにはつづきがあります。
4羽の赤ちゃんが立派に成長し大人になってからのお話です。
スイミー
レオ・レオニ 作
谷川俊太郎 訳
好学社 1969年
あらすじ
大きい海の中に、ちいなさ赤い魚の兄弟たちに混じって1匹だけ真っ黒な魚がいました。名前はスイミー。リーダーシップがあるスイミーは大きな魚に食べらることなく自由に海で泳げるように、ある提案をします。スイミーたちは大きな魚を追い払うことができるのでしょうか???
感想
小学校の国語の教科書に出てきたお話でご存知の方も多いのではないでしょうか?1人では敵に立ち向かえなくても、知恵と勇気とリーダーシップと仲間がいれば大丈夫!
スイミーのような人に未だに憧れています。
ずーっとずっとだいすきだよ
ハンス・ウイルヘルム 文・絵
久山太市 訳
評論社 1988年
あらすじ
犬のエルフィーをこよなく愛した主人公の僕。
ずーっと一緒だったエルフィーがある日…
感想
「死」と向き合う本はたくさんありますが、こちらの本は日頃からある事をしていたおかげで、気持ちが救われました。そのある事とは?
だってだってのおばあさん
佐野洋子 作・絵
フレーベル館1975年
あらすじ
98歳のおばあさんと、おすのねこが一緒に住んでいます。
おばあさんの口ぐせは「だってわたしは」
何かと言い訳をつくるおばあさんのお誕生日にネコは誕生日のろうそくを買いに行きます。けれども、買ってきたろうそくを川に落としてしまい…
感想
98歳になるおばあさん。
おばあさんとねこの心温まるおはなしです。
こちらは、シニアの方々にも読んで頂きたい一冊です。
おりょうりとうさん
さとうわきこ 作・絵
フレーベル館
あらすじ
おうちでお料理するのはおかあさんなの?
お料理や洗濯、そうじも家族みんなのお仕事です。
この本が出た当時はまだ「ちょっとがんばっています」といったお父さんも多かった時代かもしれません。こちらのお父さんも料理を頑張ろうとしていますよ。
感想
私の夫は料理も掃除も洗濯も全部上手にこなしてくれます。
だから、お料理がお父さんのはいやだってならなくて、お父さんの料理だと喜んで食べてくれます。
こちらのお父さんはどうなったかな???
おしゃべりなたまごやき
寺村輝夫 作
長新田太 絵
福音館書店
あらすじ
王さまの好物はたまごやき。口ぐせは「あ、うん」誰に何を言われてもいつも「あ、うん」王さまというのは、退屈なのかしら???
そんな王さまが言葉を交わすのは、お城のコックさんとだけ。
「今日の夕飯はたまごやきがいいな。」「めだまやきにしてくれ」
そんな王さまのためにニワトリをたくさん飼っているにわとりの小屋を見つけた王さま。王さまはそんなにわとりがたくさん入っている小屋を開けてしまいます。
感想
こどもたちも卵料理が大好き。
たまごやきにかすてら、オムレツにプリン。
もう美味しそうな香りが漂ってきそうです。
食べる事って楽しいですね。
にんじんケーキ
ノニー・ホグローギアン 作
乾侑美子 訳
評論社
あらすじ
二匹のうさぎが暮らし始めました。おしゃべりな夫と内気なうさぎ。
妻の反応はいつも「あら。そう」
お説教好きな夫は妻のそんな反応にイライラ。最初はしたがっていた妻うさぎですが、ついに反撃が!?
感想
内気な妻の反撃がちょっぴりおかしい。夫婦だって、親子だって人間関係だって、色々あるからおもしろいんだって思います。
イライラをため込むのではなくて、ときには思う事をきちんと相手に伝えること。これって大切な
ことなんじゃないのかなって思います。
じゅげむ
川端誠 作
クレヨンハウス
あらすじ
こちらも小学校の教科書に載っていた本です。
こんなに長い名前があるの???というくらい長いのに、
なぜかクラスの子供達は「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ~♬」全部覚えていました。
感想
こどもってこんなに長い名前なのに、楽しいと覚えてしまうんですよね。しかも覚えるのが早いこと。クラスのみんなが楽しそうに言いあっているのを覚えています。それが、大きくなるにつれて、笑っていいものか、周りの反応を気にしてくる子どもがでてきてしまうんですよね。
私は素直に面白い事をおもしろいとケラケラと笑う子どもの顔を見るのが好きなんですけどね。
ロージーのおさんぽ
パット・ハッチンス 作
わたなべしげお 訳
偕成社
あらすじ
ロージーというめんどりはお散歩をしています。
きつねがロージーをずっと狙っていて 庭を通ったり、池の周り、大きな干し草の山々。
様々なところを通りますが、その先々できつねはドジばかり。 めんどりは狙われていることすら知らずにお散歩しています。
感想
ロージーを狙うキツネがおかしい。なんでやねん。ってツッコミたくなるキツネです。けれどもこのとぼけた感じが面白くて、ページをめくるたびに、ふふふ。って笑っちゃいます。
ブタはともだち
マーク・ティーグ作・絵
小宮山みのり 訳
徳間書店
あらすじ
大の掃除嫌いのウェンデルの部屋に、ある日ブタが現れます。
まるまるふとったブタは寝そべってお菓子を食べ、部屋が汚れてたって気にしない。
それならいいやとウェンデルが掃除をやめると…
感想
片づけの苦手な散らかし屋さん必見!!
これであなたも片付け好きになるかも!?