ガネしゃんです。
ご覧頂きありがとうございます。
前回から引き続き1歳~2歳の子におすすめの絵本のご紹介です。
1歳になると形や色を識別できるようになっていきます。
押してみたり、つまんだり、めくったり。
手先も器用になっています。
いろんな物に興味を示すので、最後まで読みきかせを聞かなくても何度も何度も読んであてましょう!!
だんだんと楽しめるようになってくれます。
でてこいでてこい
はやしあきこ 作
福音館書店 1995年
あらすじ
本の中からでてくるのは誰かな?「だれかかくれているよ~でてこいでてこい」と言うと、シルエットから生き物が次々ので出てきます。
このころは形や色が分かってくるので、自分の身のまわりにある食べ物や生き物などが分かってきます。絵本の中で見つけると反応すること間違いなしですね。
感想
次はどんなのが出てくるんだろう?ワクワクドキドキしながらページをめくるのが好きです。色や形など、、生き物の動きを想像しながら楽しんで下さいね。
しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん
高野文子 作・絵
福音館書店 2010年~
あらすじ
しきぶとんさん、かけぶとんさん、まくらさんよろしくお願いします。と寝る前にぐっすり眠れるようにおとこのこはお願いします。
感想
普段当たり前の様に生活していますが、絵本や子どもの言葉で「はっ」とさせられます。そんな風に考えた事なかったなという新しい発見が絵本にはあります。
おやすみなさい おつきさま
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
クレメント・ハード 絵
せたていじ 訳
評論社1979年
あらすじ
ベッドに入ったこうさぎは、テーブルの上のくしやブラシへやのなかのすべてのものに「おやすみなさい」と語りかけていきます。
感想
44代米国大統領だったオバマ氏が人生最初の一冊とされた絵本でもあります。
ゆったりとした気持ちになれます。ページをめくり、ラストに近づくころには窓の外ももうすっかり、、みんなみんなおやすみ…
これはのみのぴこ
谷川俊太郎 作
和田誠 絵
サンリード 1989年
あらすじ
「これは のみの ぴこ」
「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもん」
「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもんの すんでいる ねこの ごえもんの しっぽ ふんずけた あきらくん」
こんな感じでページをめくると、どんどんことばと絵がつながっていきます。
声に出して、だんだん早口ことばになって、楽しめますよ。
感想
ことば遊びの才人といえば、このひと。
テレビの子供番組で知った絵本です。
読み手の読み方がとても面白く、子供達もよく真似していました。
大きくなったら、暗記の勉強にもつながります。
繰り返し言うので、覚えちゃうんですよね。楽しい絵本です。
しろくまちゃんのほっとけーき
わかやまけん 作
こぐま社1972年
あらすじ
しろくまちゃんがホットケーキを作ります。
作り方は、卵を割って、牛乳を入れて~。
しろくまちゃんは、オレンジとストライプのエプロンをかけて、ホットケーキ作りに挑戦です。
感想
ホットケーキを焼く良い香りがしてきそうな絵本です。
この本を読んだ後のおやつはホットケーキだった気がします。
大きなホットケーキを食べる喜びや自分で作ったホットケーキに大満足した子供達を思い出しました。
きんぎょがにげた
五味太郎 作
福音館書店
あらすじ
金魚鉢にきんぎょがいっぴき。金魚鉢から逃げ出したきんぎょは、どこに行ったかな?
子どもたちは、なんどでもきんぎょを追いかけます。
感想
夏祭りできんぎょすくいがあったら必ず遊んで、もって帰って、育てて。私自身も子供達もそんな環境で育ちました。きんぎょの絵本を読むと必ず、自分のきんぎょを同じだと示して見せてくれるところが可愛かったなと思います。
五味太郎さんの絵本は色や形がはっきりしているので、子供達の印象にも残りやすいんでしょうね。どの時代にも子供達に愛される絵本って本当に素敵です。
ねないこだれだ
せなけいこ 作・絵
福音館書店 1969年
あらすじ
夜の9時です。
こんなじかんにおきてるのはだれだ?
まだ起きているこがいますよ。さぁどうする?
感想
50年以上も前に出版されたこちらの絵本ですが、こちらも人気での絵本です。
絵本はやわらかいタッチで可愛い絵本を想像しますが、ほっこりする絵本ばかりでなく、こわいものや、つらいことだってあるんだよ。という大切なことも教えてくれます。そうやって絵本をとおして、感情豊かになっていくものだと思います。
次回は2歳~3歳におすすめの絵本のご紹介です。