
小学生のころ、従妹の犬に子犬が産まれたので1匹譲ってもらった事がありました。
どの犬にするか迷ったのですが、兄弟で生まれた時から同じ環境にいるのに、やんちゃな犬、大人しい犬、マイペースな犬と性格がまったく違うのがとても印象に残っています。
個性
総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界がある。
これは、「僕のヒーローアカデミア」というマンガの説明なのですが、それぞれが個性を持っていて、個性を悪用しようとする悪者ヴィランから、人々を助けるヒーローになるまでの成長のお話しなのですが、それはもう色んな個性があって(よく考えるなぁ)と思ってつい観てしまいます。
小学生の頃に譲ってもらった犬にもたくさんの個性がありました。
母イヌから離れない子犬、おやつを独り占めしようとする食いしん坊の子犬、我が道をいくマイペースな子犬、ご飯を食べたくても大人しくて行けない子犬など、見ていて飽きません。
食べるのが遅い犬は遊びにも出遅れたりします。
けれども、他の子犬が遊んでいるのを見ている隙にお母さん犬に甘えたりするのです。
そして優しい。
他の子犬のケンカがはじまると、止めに入ったりするのです。
最初はただ大人しいだけで、怖気ついていけないのかなぁと思っていたのですが、じーっと見ていると、大人しいけれど、周りをよく観察しているのが分かりました。
物の見かた
当時のことを振り返ると、犬の様子を楽しくてずーっと見ていたわけですが、子育てにも余裕を持って客観的に育てることが出来たらどれだけ子どもはのびのびと育つのだろうと考えてしまいました。
親や教師が想定しているものの見かたと、子どもが見ている物とは全く違うかもしれません。
大人しくていつも出遅れている、周りよりも遅い、出来ないといった子は、もしかしたら大人が考えていることと違うことを考えているかも知れないのです。
それは大人でも同じです。
周りからは評判が良いけれど、同僚からするといつもサボってばかりいて、全く仕事をしない、(なんで私だけがこんな思いをするのよ)と思っているのに、肝心な時にはいつも成功している。
また、すぐに終わるような仕事なのに、仕事が遅い人がいる。
けれど、その人はお客さんとの会話を大切にしている。
その人でないと、出来ないこと。
人が目を向けない所に目を向けられる人。
何を大切に、何を見ているのかは人それぞれ。
僕のヒーローアカデミアでも、それぞれの個性があって、協力しながら出来ること、出来ないことを考えて成長していきます。
やるべき方向が同じなら、自分の主観だけで判断せずに、協力し合ってやっていくというのが、大切だと思いました。