ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

【毎日同じことを繰り返し】の日々がいかに難しく平和であるか

ガネしゃんです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

早いもので、もう7月も残りわずかとなりましたね。

 

「毎日が同じ繰り返しでつまらない」と思いながら過ごしていませんか?

 

以前の私は毎日朝早く同じ時間に起き、満員電車に乗って仕事に行き、帰ってきたら寝るだけの日々が続いた時はそう思っていました。

 

けれども「ある事」がきっかけで、その考え方が変わりました。

 

あなたも「毎日同じ事の繰り返しのつまらない日々」という考え方から抜け出す方向に変えてみませんか?

 

 

なぜ毎日同じことの繰り返しが辛かったのか

 

以前私は、毎日同じことの繰り返しでつまらないなと思っていました。

それは、きっと毎日「当たり前」のように、仕事に行く父やご飯を作ってくれた母がいてくれること。

おはようと言える家族がいたこと、自分の部屋や、会社でやる仕事が決まっていたことなど。

全てに対して「当たり前」に思っていたことです。

 

もちろんはじめは、仕事に対してもやる気に満ちていて、新しい事を覚える事に必死だったと思います。

 

それが慣れてくるとそれが「当たり前」になってしまい、やってくれている人に対しても感謝の気持ちが薄れていっていたのかもしれません。

 

そんな毎日だから、考え方は自己中心で、「自分ばっかりが辛い」と思っていたんだと思います。

毎日同じことの繰り返しの日々から抜け出せたきっかけ

 

母は50代前半で「くも膜下出血」である日突然倒れました。

ちょうど、父が仕事から帰ってくる時間帯の1月の寒い冬の季節でした。

私はテレビを見ていて、母が電話を切った後、気分が悪いと横になったのでした。

私は母が風邪で気分が悪いと思いこんでいました。

テレビを見る前に私は自分が見たい番組の時に母から「洗濯物を取り入れて欲しい」と言われていたのですが、テレビ優先で嫌々うるさそうに「あとで」と返事をしていたのを覚えています。

 

父が帰宅した際、母が嘔吐し熱がないのに寒いのはおかしいと病院に電話。

すぐさま近くの病院へ行ってから夜中に病名が分かったのでした。

 

病名は「くも膜下出血」

 

頭の血管が破裂する病気です。

手術日は決まったものの、いつ血管が破裂するか分からない爆弾を抱えている状態で、手術までに血管が破裂した場合は、「死」を覚悟した事、助かった場合でも障がいが残る可能性があることなど。

 

医師の説明に加えて、そろえるべき物など、やるべきことがたくさんありました。

 

当時私は20代前半で、事の重大さに気が付いた時は、もう頭の中が真っ白で、自分のアホさ加減に悔いが残るばかりでした。

 

 それ以来私は「死」を意識するようになりました。

 

「当たり前」のように元気だった家族がある日突然いなくなるかもしれないのです。

 

毎日同じことの繰り返しが辛かった時の考え方

私は、20代前半まで親の庇護のもと暮らしていました。

何もかもやってもらい、それが「当たり前」になっていました。

 

時に、毎日がキラキラと輝いている人をみると、他人の生活が羨ましかったり、視野がせまく、相手の良い所にしか目が行かなかったのだと思います。

 

私はルーティンが嫌いではありません。

 

けれども当時は、朝起きてから、ご飯を食べ、仕事に行き、帰るだけの生活は「当たり前」で、そう思いながら過ごす毎日がつまらなかったのだと思います。

 

毎日同じことの繰り返しの日々から抜け出す時にやったこと

 

そんな「死」を意識した私が当時からやっている「毎日同じことの繰り返しのつまらないと思う日々」から抜け出す方法を書いてみます。

 

自分に優しくしてみる

当時私は朝がとても早く、仕事に出かけていました。

けれども、これは「当たり前」に出来る事ではありません。

・朝早く起きる

・毎日仕事に行く

「当たり前」に思っていましたが、休むことなく朝早く起きるのは冬など特に辛いです。

それが出来たのだと思うだけで、やる気が起こるものです。

考え方って凄いですね。

今でも毎朝早く起きて仕事に行った事は頑張ったと思えます。

旅行にでかける

私は旅行が好きなので、自分で計画を立て、1人で旅行や友人との旅行をたくさんしました。

普段とは違う行動をとるというのは、それだけで、非日常を味わえ、ワクワクするものです。

場所はどこでもいいです。自分だけの楽しみを作ってみることです。

ポジティブな言葉を声にだしてみる

言葉とは不思議なもので、いった事が出来る様になります。ことだまですね。

「どうせ」や「私なんか」と声にだすなら、出来て欲しい事を言葉にしてみましょう。

 

私の場合は無理だと思っていた事も実際に声に出して言った事が出来た事もありました。

 

自分がやってみたい事や行きたい国、食べたい物など、何でもいいのですが、出来ると信じて毎回声に出して言ってみるようにしましょう。

自分が何をしたいのか考えてみる

何をどう声に出せばいいのか分からなくなった時は、自分が何をしたいのかを考えてみるといいですよ。

 

具体的には、今何を食べたいのか?から考えてみると、だんだんと、自分がやりたい事が何なのか?考える事ができます。

 

今、自分は何が食べたいのか?からはじめてみて、今自分は何をしている時が楽しいのか?自分が実際にやってみて楽しいと思える事は何なのか?を常に意識してみてください。

 

後悔しない

母が倒れる前、私は母にきつく当たってしまい、その事を後悔し当時集中治療室にいた時は泣いてばかりいました。

 

「あの時どうすれば良かったのか」

「ケンカなんかするんじゃなかった」

「優先順位を間違っていた」

 

考える事は後悔ばかりでした。

 

 だから今は「毎日を大切に過ごそう」と悔いのない人生を送る様に心掛けています。

 

もちろん、家族とはケンカはします。

 

けれども出来るだけ意識して、早く修復できる様に、その都度考えています。

そしてその気持ちを言葉にするようにしています。

 

言葉って大切で、本人が思っていても、心の中では思っているだけじゃ、分からないんですよね。

 

私はなるべく、言葉や文章にして残すようにしています。

そうする事で、今自分がどんな気持ちなのかが分かりますよ。

 

自分の気持ちに素直になる

今私自身、母が倒れた歳に近づいてくると、正直とても怖いです。

 

だから、自分に何かあった時はどうして欲しいか、書いて残すようにしています。

そしていつどうなっても悔いのない様に生活しているのです。

 

最近、息子が自身の問題で悩んでいました。

 

 過去を振り返らず、前向きに生きる。

 

格好良く言うとこうですが、そんな事、誰もが重々分かっています。

 

 けれでもやっぱり頭でわかっていても、現実はついつい考えてしまいます。

 

そんな時は自分の気持ちに素直になってみること。

 

そうすることで、健康にも友達にも家族にも恵まれ、何の支障もなくいつもと変わりない毎日同じことを繰り返すことが出来るという事が、とても幸せなことだと思う事が出来るのだと思っています。

 

感謝する

私の母は50代でくも膜下出血、父は70代で2度の脳梗塞とてんかん、両親共に命に関わる「ある日突然何があるか分からない経験」を何度も体験しています。

 

 おかげ様で、その度に迅速な処置とタイミングで今のところ元気に過ごせています。

 

本当にありがたい事だと毎日感謝しています。

 

 それ以外にも、若くして亡くなった友人や友人の夫、また幼くして亡くなった友人の子供等本当にたくさんの悲しみにも立ち会ってきました。

 

 そういった経験をした友人達の共通点は「毎日を大切にすごす」です。

 

私が1番言いたいのは、毎日が特別に良い事もなく、悪い事もないけれど、その毎日をいかに楽しくありがたいと感謝して生活できるか?という事です。

 

毎朝起きるといつも、今日も1日過ごせると思うし、1日が終わる時は、家族が無事家に帰る事が出来て、一緒にご飯を食べる事が出来る事に感謝しています。

 

そんな「当たり前」ではないという事に気づける事にも感謝です。

 

幼い子供達を置いてこの世を去った友人達の分まで生きようと思えるんです。

 

【毎日同じことを繰り返し】の日々がいかに難しく平和であるかのまとめ

 

生きていると、毎日が同じことの繰り返しと思うかもしれません。

けれども、毎日成長し、体も毎日歳をとっています。

それだけでも、大きな変化だと思いませんか?

毎日普段と変わらず生活出来る事は、とても難しくて、平和なんだと思います。

 

時間は有限で、いつどうなるかなんて誰にも分かりません。

 

他人事ではないのです。

 

だからこそ、しっかりと自分の思う事を伝えて、自分の生きやすい生活に近づけるようにしてみる事。

 

この記事を読んだあなたが、自分にとって何が一番大切なのかを考え、自分の生きやすい生活が出来る事を願っています。

 

今生きていることに感謝を込めて。