ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

日本の世界遺産【紀伊山地の霊場と参詣道】

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紀伊山地の霊場と参詣道は、私は大好きな場所で、特に高野山は何回訪れても、あの神聖な空間は心癒されます。

 

【紀伊山地の霊場と参詣道】

和歌山県を中心として、和歌山県、三重県、奈良県の3県にまたがる古代から信仰を集めた霊場が点在しています。

 

世界遺産には、吉野、大峰、熊野三山、高野山などがあります。

 

今は海外の旅行者でいっぱいですが、日本人の私も、宿坊に泊まって心落ち着かせたい時があります。

 

宿坊選びも楽しみの一つとされています。

 

実際宿坊に泊まった事はありませんが、海外の方々が体験したくなる気持ちは私も同じ気持ちなので、宿泊してみたいです。


精進料理や客室、お風呂に庭園とそれぞれの特徴もあって、般若湯(はんにゃとう)と呼ばれるお酒やビールも自由に飲めるそうです。


宿坊自慢の精進料理を食べながら、聖山での一夜を過ごし、翌朝本堂での早朝勤行に参加します。

 

一般社団法人高野山宿坊協会・有限会社高野山参詣講

【紀伊山地の霊場と参拝道】の主な構成資産

吉野・大峰

吉野山:青根が峰を頂点とした山稜一帯。「千本桜」でも有名

 

金峯山寺:7世紀に役行者(えんのぎょうじゃ)が開山したと伝わります

 

大峰山寺:標高1719mの山頂に立つ修験道の聖地

 

吉野水分(みくまり)神社:水をつかさどる天水分命などを祀る

 

金峯(きんぶ)神社:金などの鉱物信仰が起源で吉野山の最奥に立ちます

 

熊野三山

熊野本宮大社:起源は古代にまでさかのぼる神社

 

熊野の神様のつかいとして熊野本宮大社などで祀られている八咫烏(やたがらす)

神武天皇を熊野から大和へ導いた八咫烏(やたがらす)の導きで、鎮座地が決定した神社は、厳島神社になります。

八咫烏(やたがらす)は、熊野の神の使いとされていますが、広島県の厳島神社も八咫烏(やたがらす)が鎮座地を案内したという伝説があります。

 

 

熊野速玉(はやたま)大社:原始信仰を受け次ぐ祭礼「熊野お灯祭り」が有名

 

熊野那智大社:那智大滝に対する自然信仰を起源

 

那智大滝(なちのおおたき):高さ133mの滝

 

青岸渡寺(せいがんとじ):5世紀にインドから熊野に漂着した僧によって開山

 

補陀洛山寺(ふだらくさんじ):補陀落渡海(ふだらくとかい)ゆかりの寺

 

那智原始林:那智大滝の東に広がる森林

 

高野山

金剛峯寺:816年空海によって開山。高野山真言宗総本山

 

丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ):高野山一体の地主神を祀る神社

 

慈尊院(じそんいん):空海の母ゆかりの寺院

 

 

【紀伊山地の霊場と参詣道】は、文化遺産で、登録基準は、(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)(ⅵ)そして文化的景観にもなっています。

 

熊野那智大社を中心とした熊野三山は、神仏習合の地で、平安時代には天皇や貴族による「熊野詣」それ以降も歴代天皇や貴族の崇拝を受けてきました。

 

江戸時代以降は庶民の間にも広まって、吉野・大峰には山岳修行者も集まってきます。

 

そうやって修験道の聖地となり、高野山では、空海によって真言宗が広がるようになりました。

 

吉野の桜や山登りと奈良、三重、和歌山には訪れることが多いのですが、どこも本当に素晴らしい場所だと思います。

 

那智大社に訪れお詣りした際には、スピリチュアル的な体験もありました。

当時を思い出すと、まだ辛く悲しい気持ちを思い出してしまうのですが、偶然であれ、感謝の気持ちを忘れた事はありません。

 

何度か訪れた事があるこの紀伊山地は、1000年以上も遠い昔から聖地として崇められ私にとっても、どこか守られているような、そしてまた行ってみたくなる、そんな不思議な場所でもあるのでした。

 


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参考にさせて頂いたもの

世界遺産とは – 世界遺産検定