ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

完熟梅シロップの作り方

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和歌山の完熟梅を使った梅シロップを作りました。

梅シロップは自宅で簡単に作ることができますよ!

 

なぜ完熟梅なのか?

完熟梅で作る梅酒・梅シロップは、フルーティーな香りとまろやかな風味になる傾向があります。
購入時から香りが甘く食べてしまいたいくらいです。

フルーティー化した梅を使うことで、梅酒・梅シロップ共に味もフルーティーでまろやかになるのです。
私は元々フルーティーな味わいがが好きなので、フルーティーな味わいが好きな方は完熟梅で作るが良いかもしれません。

完熟梅で気をつけたいのは2つ。

1つ目は、無農薬の場合キズや傷みがある可能性があります。
梅は皮ごと口に入るものなので、無農薬栽培で育ったことは良いことなのですが、その分キズが付きやすくなったり傷みやすくなったります。
なので、買うときにそういったキズが付いていないかよく確認してくださいね。

2つ目は、発酵しやすいので気をつけて下さい。

完熟梅で梅酒・梅シロップを作る時の注意点として「発酵しやすい」ということがあります。発酵すると漬けている最中の梅から、ぷくぷくと小さな泡が出てきます。

容器を殺菌することや、梅を綺麗に洗い水気をしっかり拭き取ることが発酵防止に繋がるのですが、完熟梅を使うとどうしても発酵してしまうことがあります。
瓶はきれいに洗ったあと、熱湯で殺菌してよく乾かします。

※熱湯殺菌はいきなり熱湯をかけるとガラスが割れてしまうことがあるため、60℃くらいのお湯で一度ビンを温め、それから熱湯をかけましょう。

昔私は容器に熱湯をかけて底の瓶が抜けてしまいました。

 乾いた瓶は漬ける前に、さらにアルコールか焼酎などをしみ込ませた布巾で、全体をふき上げてから使用します。

それから、梅以外の果物も同じですが、完熟して柔らかく甘みを増したのは、時間が経つと茶色くなって腐ってしまうことがあるので、梅シロップも買ったその日のうちに作りました。

完熟梅が出回る時期

完熟梅の「出回る時期」は、 梅雨に入る前の6月頃です。
青梅は早いと5月中旬から出回りますが、色が変わって熟した梅が出回るのは6月に入ってからです。

梅シロップを作る時期

梅シロップ作りに必要な梅は5月下旬~6月下旬頃にしか手に入りません。

梅シロップを作る時期は梅が手に入る5~6月頃。

その頃に購入しておいて冷凍しておくのもオススメです。
梅が持つクエン酸などの効果で夏バテや疲労回復にもぴったりです。

毎年作っていたのですが、この2~3年は作っていなかったので、久しぶりの梅シロップになります。
水やソーダで割ると爽やかな梅の香りを楽しむことができ、小さなお子様にもおすすめですよ!!

梅シロップの作り方

まずは梅と保存瓶の下処理

梅はヘタを竹串で取り除き、さっと洗います。
保存食に水気は厳禁なので、きれいな布巾を使って水気をしっかりふき取ります。

時間的に余裕があれば、ふき取った後にざるに広げるなどして、日の当たらないところで数時間ほど乾かすと完璧です!

作り方

作り方は、下処理を済ませた梅を、保存瓶の中に氷砂糖と交互に入れるだけ。
梅と砂糖の割合は1:1です。 シロップが上がってくるまで1週間くらいかかるので、1日に3〜4回くるくる混ぜてあげます。
青梅よりも少し発酵しやすいような気がするので、混ぜる回数を少し増やすなどしたほうがよいと思います。

1~2週間で出来上がり

出来上がりは、青梅に比べると酸味が少なく、梅の甘い香りがついた、まろやかなシロップです。
梅シロップは1~2週間後くらいから梅ジュースとして美味しく楽しめ、半年~1年くらいを目安に飲みきるとよいと思います。

2か月以上保存したい時は、梅を取り出し、冷蔵庫で保管

梅ジュースは何に効くの?

クエン酸独特の酸味は、乳酸を分解し、胃の粘膜を健やかにしてくれます。

梅シロップの砂糖が少ないとどうなる?

梅のエキスが抽出されにくくなります。

梅ジュースはなぜ氷砂糖なの?

エキスが十分にでて、味がスッキリして梅の風味を味わえるからです。

氷砂糖がなくても、グラニュー糖や氷砂糖以外でも作ることは可能です。
三温糖、和三盆糖、きび砂糖などで作る方も増えてきています。
梅シロップは砂糖次第で味わいが大きく変わりますので、自分に合った砂糖で作ってみると良いと思います。

キズのある青梅で漬けても大丈夫?

小さいキズ程度なら漬けても問題ありません。
私は、大きいキズのあるものや、傷んでいるものは取り除いています。大きいキズの場合は梅シロップがにごることがあるからです。

アク抜きは必要ですか?

新鮮な南高梅を使う場合はアク抜きの必要はありません。
ちなみに私はアク抜きはしたことがありませんが、美味しく出来ています。
青くて硬い青梅(品種:古城など)は、2~4時間程度アク抜きしてください。
長時間浸けると傷む原因になりますのでご注意ください。

青梅の保存方法

青梅は鮮度が落ちやすいので、購入後は必ず冷蔵保管します。
なるべく早めに漬けたほうが、楽しみも増えます。
また青梅は冷凍保存が可能です。使いきれなかった場合は冷凍して下さいね。

冷凍青梅で漬けても大丈夫?

解凍せずに凍った状態のまま漬けて大丈夫です。
冷凍する前に梅をよく洗いヘタを取っておくと便利です。

取り出した梅の実は食べられる?

ジャムやドライフルーツなどにしています。

いくつかアレンジ動画もあるのでご参考にしてみて下さい。


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発酵してしまった場合の対処方法

少量であればそのままでも問題ありません。

発酵が多い場合はシロップのみ鍋で10分ほど弱火にかけながらアクを取ります。
漬けて数日の場合は瓶に戻します。漬けて10日以上の場合はこれで完成です。

出来上がりの量

梅1kg、砂糖1kgの場合は約800ml~1000mlの梅シロップが出来上がります。

今回は梅2㎏をシロップ、1㎏を梅酒にしました。

自分で作るものは、どんなであれ、美味しいんです!!

出来上がりが楽しみです。

皆さんも是非作ってみてくださいね。