ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

映画【君たちはどう生きるか】感想(ちょっとネタバレあり)

ガネしゃんです。

ご覧いただきありがとうございます。

君たちはどう生きるかの映画を観てきました。

映画【君たちはどう生きるか】のあらすじ

物語は第2次世界大戦中のお話です。


病院の火事で母親を亡くした主人公の少年・牧眞人(まき まひと)。


父の再婚で、東京から田舎のお屋敷へ移り住むことになります。


そこは母の生家であり、父の再婚相手は母そっくりの妹だった!


複雑な思いを抱える眞人。


そんな眞人の前に不気味なアオサギが…


不気味なアオサギに誘導されて、眞人は異世界に足を踏み入れることになります…

 

映画【君たちはどう生きるか】をみたきっかけ

人は何歳になっても葛藤しながら生きているんじゃないのなかって思います。

 

私は夫と、大学生の息子と高校生の娘の母であり、別世帯ではありますが、高齢の両親がいて毎日がもう葛藤ばかりです。

 

人それぞれ、誰にも言えない悩みがあったり(当然親にも)友達にも言えない内容(金銭感覚や価値観)だったり(そのことで口論)そんな気持ちを分かっているハズ(つもりだけ?)なのに、また口からバンバン言ってしまう。

言ってしまってから、私の価値観を押し付けてた?子供の価値観を受け止めた?

分からなくなります。

 

映画公開前日に私は、両親の事や子供達との葛藤を抱き、私自身考えをリフレッシュしたく(歳を重ねる度に自分の考えも頑固になっていく不安もある)て、何かヒントになるかも?と観るつもりではなかったこの映画を封切りと同時に観てきました。

 

 

葛藤(かっとう)とは

お互いが互いに譲らず対立して、いがみ合うこと。

心 の中で相反する欲求・動機・感情が存在し、どちらをとるか迷う状態のこと。

 

映画【君たちはどう生きるか】の感想(ちょっとネタバレあり)

みんな自分達の事で頭がいっぱい。

 

そんな家族ですが見守っていたい。

 

けど、もうその守れる期間がだんだんと少なくなってきています。

 

あなた達が社会に出ると、自分の足で歩んでいく事になります。

 

君たちはどう生きるか。

 

今のあなた達2人を思いながら、いつでも応援しているし、社会にでたら寂しくもなるな。

 

そんな気持ちでこの映画を観に行きました。

 

映画は太平洋戦争中1944年、東京を襲った空襲で入院中の母を亡くした少年が、父の経営する戦闘機工場とともに、郊外へと疎開します。

 

それはもうメチャクチャデカい家です。

 

出迎えてくれたのは、母親の妹である父の再婚相手。

 

その人は、すでに新しい命をお腹に授かっていたのでした。

 

眞人の心は複雑です。転校先でも上手くいかず、孤独との葛藤。

 

構ってもらいたいがために自ら傷もつけてしまいます。

 

第三者から見ると良く分かるのに、なんで自分や子どもたちの事になるとそれができないんだろう???

 

そんな屋敷の庭の森には、廃屋となった洋館の建物が。

 

人間の言葉を話すアオサギに「お母さんは死んでいない」とそそのかされ、

 

眞人の大叔父と言われる伝説の人が建てたと言われるその洋館に導かれていきます…

 

そこからは宮崎アニメのふしぎな物語が始まります。

 

原作とは異なりますが、何か似たところもあって、物語の後半に出会う大叔父さんからの言葉は、作者の私達や次世代へのメッセージなのかもしれません。

 

途中登場する「ワラワラ」というキャラクターが可愛くて、愛おしくて約2時間はアッと言う間に過ぎてしまいました。

 

私が抱える問題は、来週に控えた家族旅行。

コロナで、何度かキャンセルになり、その間、受験や父の脳梗塞があり、やっとなんとかスケジュールを合わせ行ける事になり、楽しみにしていました。

 

ところが、子供達は自分たちの問題が発生(それが何かはわかりません)旅行には行くけど楽しめないという始末。

 

両親との旅行は体力的にも今回が、最後となるでしょう。

 

皆が楽しみにしていたはずなのに、気分は、ダダ下がりです。

 

私は後もうどれだけ一緒に居られるか分からない、だんだんと記憶を失ってしまうかもしれない父や父を見守る母に出来るだけ楽しい思い出をと思うのですが、人生というのは上手くいかないものですね。

 

誰か1人でもつまらなさそうにすると周りは気分が悪くなります。

 

それに気づいて欲しいと思います。

気づいてても、どうにもならない時はありますが‥

 

そういう私も若い頃は、自分の事しか考えていませんでした。

 

映画を観終わった後、子供達へのメッセージはもう私や夫の口から言う事も少なくなってきた事を想うとなんだか寂しいような気がしましたが、眞人を見守る大叔父や母親の様に私もこのブログにていつかこの映画や本を読み、自分たちがどう考え行動していくのか、考えるきっかけになって欲しいと思いました。

 

アラフィフ世代が観る感じ方、子供達側から見る感じ方、全く違った見方が出来ると思います。

 

映画【君たちはどう生きるか】公式サイト

 

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君たちはどう生きるか - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

 

本【君たちはどう生きるか】の感想

以前読んだ本の感想はコチラ☟

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