ガネしゃんです。いつもご覧頂きありがとうございます。
読みたくなったキッカケ
日記シリーズでいくつか出版されていて、興味深いイラストとリアルな実態が分かるのでこのシリーズは全書読みたいと思っています。
今回読んだ本は【ケアマネージャーはらはら日記】です。
両親は団塊の世代です。
父は要支援2でケアマネジャーさんのお世話にもなっています。
まさに私の親の話であり、私の話であり知っておかなければならないリアルな話なのです。
それでは、本の内容を少し見ていきます。
作者はこの道21年のベテランです。
にもかかわらず自分を「成長できていない」と振り返っています。確かに介護職というのは、色んな人を相手にし、賃金も安く、1人1人と向き合うには時間がいくらあっても足りません。
考え方も人それぞれ。何が正解なのかは分からないのです。
それでも作者なりに、必死にもがきながら日々仕事に取り組んでおられます。
しかし、介護の現場では、個人のミスは組織の責任。
すなわち、上司が正解を決める事も多い。絶対的な正解はないけれど、権力の力が正しくなってしまうのです。パワハラというのは、そういう所から生まれるものなのかもしれません。
読んでいて、介護の職場だけでなく権力を振りかざす残念な上司はどこにでもいると感じました。
それでも彼女はいつも目の前の仕事に向き合い、1人のために働かれています。
日記シリーズは現場で向き合う具体的な話がいくつかあり、その仕事を知る事ができます。
私は求人作成の仕事をしている事もあり、日記シリーズは具体的でとても興味深いです。
機会があれば、またご紹介させて頂きたいと思います。
前回読んだ【非正規介護職員ヨボヨボ日記】はコチラ☟