今週のお題「最近おもしろかった本」
ガネしゃんです。いつもご覧頂きありがとうございます。
- 読みたくなったキッカケ
- 著書の紹介
- 第1章 交通誘導員の多難な日常
- 第2章 交通誘導員の喜びと悲しみ、時々怒り
- 第3章 どうしても好きになれない人
- 第4章 できる警備員、できない警備員
- 読みやすさ
- 日記シリーズ
読みたくなったキッカケ
日記シリーズでいくつか出版されていて、興味深いイラストとリアルな実態が分かるのでこのシリーズは全書読みたいと思っていました。
今回読んだ本は【交通誘導員ヨレヨレ日記】です。
交通誘導員と聞くとどんなイメージがありますか?
「夏は暑そう」
「冬は寒そう」
「お年寄りが結構多い」
交通誘導員さんを車で通りすぎる程度しか見ていませんでしたが、この本を読んだ後「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えたいと思いました。
それでは、本の内容を少し見ていきます。
前回読んだ【非正規介護職員ヨボヨボ日記】はコチラ☟
著書の紹介
柏 耕一(かしわ こういち)
1946年生まれ。出版社勤務後、編集プロダクションを設立。出版編集・ライター業に従事していたが、ワケあって数年前から某警備会社に勤務。73歳を迎える現在も交通誘導員として日々現場に立ちながら、本書のベストセラー化により、警備員卒業の日を夢見ている。
第1章 交通誘導員の多難な日常
トイレ掃除通行止猛女お金の話意気地なし人は嘘をつく最高齢警備員
章ごとにエピソードが描かれてあり、同僚や親方との会話から当時の作者の気持ちが伝わってきます。日々生活している中で誘導員さんを見かけた事があると思いますが、色んな事をされているのだなぁと思いました。
第2章 交通誘導員の喜びと悲しみ、時々怒り
黄金譚大失敗花火大会プライド陽気な異邦人パチンコ屋警備職場放棄承認欲求夜勤明けの出来事
あまり書いてしまうとネタバレになるのですが、作者は出版の世界で40年近く仕事をされてきています。なぜ警備員になられたのか、また警備経験を積んだからこそ書ける警備員の仕事を私達は垣間見ることが出来ます。
第3章 どうしても好きになれない人
誘導ミスたかが挨拶駐車場警備好きになれなかった人警備員は歯が悪い通報される人
仕事はどの仕事の大変です。その大変さはその仕事をやった人でないと分からないと思います。職場の人間も同じです。どうしても好きになれない人がいると思います。
関わった人にしか分からない事があると思います。
職場でどうしても毎日顔を合わせなけらばならない時「仕事はお金の為」と割り切って自分の仕事を淡々とこなすようにすると少しは気が楽になるかもしれません。
第4章 できる警備員、できない警備員
首振り人形コミュニケーション能力できない警備員家宅捜索枝道地獄
作者のいう「出来る人・できない人」の独断的評価は、出来る人2割・できない人1割・その他7割が可もなく不可もないといった感じだそうです。
私もそう思っています。
ここでいう作者の「警備員としてちょっと困ったちゃん」タイプがいくつか書かれてあるので、気になる方は本書で続きをどうぞ。
読みやすさ
割と大きめの字で空白もあり、日記形式なので読みやすいです。
その職業に興味がある方は勿論そうでない方も実話の生々しさを感じながら読めると思います。
仕事柄、様々な職業に興味があるもので、日記シリーズは楽しく読ませて頂いています。
「派遣添乗員ヘトヘト日記」は自分とよく似た境遇で面白かったです。
またいつか感想を書いてみたいと思います。
「日記シリーズ」興味があれば読んでみてくださいね。
日記シリーズ