ガネしゃん

「人生に悔いはない」生き方がしたい主婦です。

【副業のススメ】

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新型コロナウイルスの感染拡大を契機に副業が注目されています。

今日も新聞記事から、副業をしやすい環境を整える3つの大きな制度変更を確認していきたいと思います。

 

空き時間増 収入減

憲法は職業選択の自由を保障しており、労働法にも副業を禁止する規定はありません。

勤務時間外の時間をどう使うのかは個人の自由です。

それでも企業は「会社の不利益になる」として、就業規則で副業を禁止するのが一般的でした。

 

しかし、働き方は多様化しており、企業が個人の働き方を管理するのではなく、個人が自分で働き方を決める事が求められています。裁判でも業務への支障がなければ、「就業規則の副業禁止は無効」とする流れがあります。

 

副業は個人にとって収入増につながる他、離職せずに別の仕事に就く事でスキルや経験を高める事が出来ます。それは企業にとっても業績拡大に結び付きます。

 

政府は2017年の「働き方改革実行計画」で原則として副業を認めました。厚生労働省は18年、企業がひな型とするモデル就業規則を改定し「勤務時間外は他の会社の業務に従事できる」と副業促進に転換しました。

 

経済同友会が19年に会員の所属企業に行った調査(有効回答数168)によると、副業や兼業を容認する企業は16年の18%から19年には39%と増加しています。

リクルートワークス研究所が約5万人の働き方を毎年追跡調査する「全国就業実態パネル調査」によると19年には正社員の10.4%は副業や兼業を経験しています。

 

新型コロナの感染拡大はこの動きを加速させています。クラウドソーシング大手のランサーズが7月、副業をしている1490人(有効回答数)に行った調査によると31%は感染が広がりを見せた2月以降に始めていました。在宅勤務が広がり通勤時間が減って空き時間が生まれた事や将来の収入への不安が背景にあるようです。

 

残業管理新ルール

こうした中、副業を後押しする環境整備も進んできました。副業をする人にとって3つの大きな制度改革がありました。

 

1つ目は、残業時間を管理する新ルール。

厚生労働省は9月、副業をする人が本業・副業それぞれの勤務先に残業の上限時間を事前に申告するルールを導入しました。

労働基準法で、企業には社員の労働時間を管理する義務があります。副業で異なる会社で働いている場合は通算した労働時間を管理する事になりますが、現実には社員が社外で働く時間まで把握するのは難しいです。これは企業が副業を容認しないと要因とされてきました。

新ルールは、欧州の制度にならい、働く人が自己申告する事になりました。企業は申告された残業時間の上限を守れば、副業先の残業時間が規制の上限を超えてても責任を問われず、副業を認めやすくなる。働く人は、自分で残業時間を決める事が出来、無理なく働ける面があります。

但しこれは、過重労働を助長させる懸念もあります。厚生労働省は、企業が健康確保措置を実施することを求めていくことにしています、

 

2つ目は、労災保険の改正です。

副業をする人への保険給付額が従来よりも有利になりました。

労災保険は、業務や通勤で起きた出来事でけがや病気になったり、死亡したりしたとき、治療費や休業補償などの保険給付を行う制度です。

給付額は、1日当たりの賃金である「給付基礎日額」から算出されます。従来は労災のあった職場で得ていた賃金からこれを算出していましたが、9月からは全ての勤務先に賃金を合算して算出するよう改めました。

 

例えば、A社で月給30万円、B社では同15万円で働く人が、B社でけがをして当面働けず、賃金も受け取れなかったケースでみてみます。

 

従来はB社の月収15万円だけで算出するため、(15万円×3か月÷90日)でしたが、9月からは合算した月収45円をもとにするため1万5000円になります。休業期間最大1年6か月)中は、休業給付金と休業特別支給金を合わせ、給付基礎日額の80%を給付します。このケースでは、従来なら1日あたり4000円でしたが、9月以降は同1万200円に上がる事になります。


失業手当 要件緩和

3つ目は、雇用保険の改正です。

副業でも失業手当(基本手当)を受け取りやすくなりました。離職して失業手当を受けるには、離職前の2年間で雇用保険の加入期間が通算12か月以上ある事が条件です。そこでは、11日以上働いていた月を「1か月」とみなしていました。

副業をしていても、雇用保険は1つの会社でしか加入は出来ません。仮に、一つの会社で週の半分程度(週2~3日)働いている場合「月に11日以上」に達せず「通算12か月以上」を満たさない可能性があります。そこで8月以降は月80時間以上働いていれば1か月と算定するよう柔軟化しました。例えば、「1日8時間で10日間」働いた場合でも条件を満たします。副業でも従来より失業手当が受け取りやすくなります。

 毎日新聞より

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まとめ

 本業と副業2つの仕事をすることで気持ちが楽になるかもしれないですよね。

 

本業はお金を確実に入る為と割り切って働き、副業は自分のやりたい事を楽しくできればいいなと思っています。そしていつか副業が趣味の延長で自然とお金につながる様になればいいなと思います。どちらにしても働き続ける事には変わりありません。働くと思うかどうかですが。

 

自分がやりたい事に時間を多くとれるように♡副業はおススメだと思っています(#^.^#)