ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
今日は『しない生活』 6日目です。
6日目は「長い目で見守ろう」です。
世の中を見まわしますと、「こっちが良いと思ったけれど、批判されるのは損だからあっちに変えよう」とすぐに言葉をひるがえす政治家はさらに叩かれています。
「Aの方が良いと思った」けど「Bの方がお得だから」といって思いをくるっとひるがえす。それが信頼できなさを醸し出すのは確かです。
「今週末は一緒におでかけするから空けてておいてね」と誘っておいて、ドタキャンされたら、相手を傷つけ怒らせます。
政治家がすぐに言葉をひるがえすと、
鬼の首をとったかのごとく「またブレた」「嘘つき!」とすぐにバッシングされます。
こうして他者のブレを叩きたくなるのは、その政治家の「どちらが得だろう」という迷いの煩悩に対して、怒りが沸き上がってくるからでしょう。
けれども問題は、人間というものはボコボコにバッシングされて目を覚まし、改善できるような器用な生き物ではないという事です。
避難されて苦しくなったぶんだけ、さらに心はより楽な方を求めてウロウロ右往左往するものです。
他人のブレを許せない狭い心の私達は「またブレた」と怒り、心をかき乱すハメになる。「他人の心なんて諸行無常、ブレるなんて当たり前」と思えば寛容になれます。
私の周りにも「そんなもんだよ」と寛容な人とバッシングし続ける人両方いますが、自らの心を守るためにも、長い目で見守る事も大切なのかもしれませんね。