ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
息子はコンビニでアルバイトをしています。
店長は優しくバイト仲間にも恵まれ、何事にも一生懸命の息子は仕事をしています。
家庭教師のアルバイトは時給が良いのですが、息子は家から近い場所を選びました。
最低賃金ですが、文句も言わず頑張ってると私は思っています。
色んなお客さんと接していると気持ちの良い対応のお客さんもいて、そんなお客さんを見習って息子も自分が対応されて嬉しいと思うことをしています。
息子は現在大学に通うため、交通の便が良い祖父母の家で生活しているのですが、実家はさほど遠くはないので、いつでも会えます。
そんな時年末に母がこんなことを言いました。
母「この前な、○○がバイトから帰ってきた時機嫌が悪くてすぐに部屋に入ってん」
「あっなんかあったんやな」ってすぐに分かったわ。
「夜も遅かったし、その日は何も聞かなかったけど、次の日機嫌が良かった時に聞いたら酔っ払いの客の暴言をずっと聞いててみたいやわ」
そのお客と呼ばれる人は、どこにいっても、いろんな人に絡んでくる普通のクレーマーではないとても面倒なお客で有名で、警察を呼ぶレベル。
私も仕事で知っていて誰もが対応に困る人です。
まして酔っていたとのこと。
その場に店長がいれば即対応もしてもらえるのですが、息子が入る時間帯は店長不在。
本人はいつも明るく振舞ってましたので、母から話を聞くまでは、私も知りませんでした。
話を聞いた後「大変やったな」と声をかけてはいました。
そして大晦日の日、家族団欒での話の流れで思い出す事がありよほど悔しかったのか涙を流しました。
「何故バイトの身分であこまでの暴言を吐かれ、対応しなくてはいけないのか?」
「仕事で心を病む人の気持ちが初めて分かった」
「ずっと暴言を吐かれながら堪えてた」
言われた内容は話しませんでしたが、悔しくてたまらなかったようです。
まだ経験の少ない学生ですが、これまでにもレジではお金を投げつける人、レジが詰まっているのに「早くしろ」と文句を言う人等、嫌な人との対応もあったけど、それなりに対応はしています。
今回はお客が自分のうっぷんを晴らすだけの為に罪のないバイトを相手に暴言を吐く人は初めてだったと思います。
私も人に恵まれていますが、嫌な対応も何回かはあります。
その度に心折れます。
「なぜそんな風に言われなくてはいけないのか」
息子は大学で法律を勉強しているのですが、なぜ「法」を勉強しているのか?だけではなく今回の件で確実に「何か」を学んだと思います。
今後の対応についても考えていかないといけません。
私達家族は息子の気持ちを100パーセント受け止めました。
これからも、理不尽な事で悩むことが多いと思います。
その度に学び、考え、道を開いていくと思っています。
息子へ
あなたは何も悪くありません。話してくれてありがとう。
扉はいつも開けてるからね!
あなたの周りは素敵な尊敬できる人達ばかりです。
お父さんやお母さんはそんなあなたを息子にもって誇りに思っています!!
これからも正しい道を進んでいって下さい!