ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
前回自己都合退職で早期支給の場合があると書きました。
前後しますが、今回は転職時のお金として雇用保険について書きたいと思います。
総務省の労働力調査によると、2019年の転職者数は351万人と前年に比べて22万人増えているそうです。
終身雇用や年功序列という日本型の雇用が崩れてつつあると言われていますよね。
より良い条件や希望する職種を求めて前向きに転職する人も増えています。
また今年は新型コロナウイルスのまん延で業績が悪化した企業も多いから、やむを得ず離職する人もいるかもしれません。
労働力調査で10月のデータを見ると、失業率は3.1%と前月に比べ0.1ポイント上昇しています。失業者の数は215万人と前年同月に比べて51万人増えている事になります。
今年はコロナの影響で転職を決める方がいる中、転職先が決まる間の収入はどうすればいいのか?ですが、
そんな時は雇用保険の失業手当(基本手当)を受給できます。
条件としては
65歳未満で原則、離職日以前の2年間に12か月以上被保険者期間があれば、受給資格があることになります。
被保険者期間が複数の会社にまたがっていてもかまいません。
「就職したいという気持ち」と「就職できる状態で求職活動をしていても就職できない人」が
対象となります。
会社から「離職票」をもらい、自分の住所地を管轄するハローワークでの手続きが原則です。
退職したらまず、今まで勤めていた会社がハローワークへ退職届の手続きを取ります。
ハローワークでの退職手続きが終わると会社は「離職票」をハローワークから発行されます。
その「離職票」が会社から退職者に送られるのです。
早い会社ならすぐに手続きをしてくれるのですが、会社によってはなかなか手続きをしてくれない所もあるかもしれません。
おおよそですが、2~3週間を目安としておくと良いと思います。
次回に続きます。