ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
ある日少年が外で遊んでいると、木の葉にまゆがついていました。
少年はそのまゆを部屋に持ち帰りました。
数日後、チョウがまゆのを破って外に出ようと苦闘し始めました。
長くて厳しい戦いです。
少年にはチョウがまゆの中に閉じ込められているように見えました。
チョウの動きが止まったことを心配した少年は、ハサミで繭を切ってチョウを助け出しました。
チョウはどうなったのでしょうか?
そのチョウは翼を広げて飛ぶことが出来ず、ただ這いまわるだけでした。
本来なら、まゆの小さい穴から苦闘しながら出る事によって体液が翼にまで行き渡り、チョウは飛べるようになるはずだったのです。
私自身、少年にまゆを切られたチョウの感じがします。
幸いな事に完全に切られたわけではなくて、ほんの少し切られてただけでした。
そのため本来の苦闘をあまり経験せずにチョウになって出てこれましたが、羽を広げて飛べるのに時間がかかった様に思います。
随分と回り道をしました。
良かれと思った事が返って周り道することになるかもしれない。
人生は苦闘の連続です。
もし苦闘しなければ、本来の強さを発揮する事が出来なくなります。
本来の強さを自分自身気づけてないだけかもしれません。
苦闘は成長の機会でもあります。
自分の人生を切り開く人は、逆境が人格を鍛える事を理解し、苦闘を歓迎します。
ほんの少しの努力で成し遂げられることばかりしてきたなら、今以上に成長する事はないです。
チョウの苦闘が翼に強さを与えるのと同じように自身の苦闘も強さを獲得するうえで必要なのだと思います。
前向きに前進している子供達の成長を見守りながら、困難に直面した時、前進し続けなければならないのは、私自身なのだと日々感じています。
両親へ
沢山の「愛情」と「気づき」をありがとう。
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」