ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
「みんなと同じ」で安心感を得た事ありませんか?
ご紹介する「はなのすきなうし」
こちらの主人公は闘いよりも花が好きな子牛のお話です。
世間の風潮に流されない主人公のお母さんのような大人がいると、
こどもたちは、のびのび出来るのかもしれません。
「はなのすきなうし」
マンロー・リーフ 文/ロバート・ローソン 絵
光吉夏弥 訳 岩波書店 1954年
おはなしのあらすじ
赤色の表紙の真ん中に一頭の牛
その牛がひょいっとこちらを向いてるのがとても愛らしいです。
よ~く見てみると、一輪のお花を加えてるんです。
おなまえ?
『ふぇるじなんど』君です。
スペインの牧場でのんびり暮らしてる『ふぇるじなんど』君。
ほかの子牛たちは、やんちゃで飛んだり跳ねたりしています。
あれ?
『ふぇるじなんど』君は?
ちゃんといますよ!
ほら!
花の香りを嗅いでうっとりしているあの子です(*´▽`*)
あ~いた!いた!(良かったぁ)
母さん牛はそんなわが子(牛)を心配します。
なんのことない、彼はこうしているのが一番「好き」なんです。
お母さんは、そんな彼を好きな様にさせていました。
私も子供の頃空想にふけるのが好きな子でした。
人気ドラマやアイドルの話よりも、自分の好きな本を読んだり、ビートルズの歌を聞く方が好きでした。
そうしているのが好きだったんです♬
そして息子も同じでした。
ドッジボールやサッカーよりも、花や鳥や星を眺めるのが好きな子でした。
だから母牛の存在も息子の気持ちも自分と重なってジーンときました。
そんな『ふぇるじなんど』君、
ひょんなことからマドリードに連れていかれて闘牛に!?
「猛牛」と世間に言いふらされて、煽られて攻められるのですが・・・
どうなる???『ふぇるじなんど』君!?
本書は1936年米国で刊行されました。当時はスペイン内乱の最中。
この本から学ぶことはたくさんあります。
子育て、コロナ禍での医療問題、税金をどう使う?
ネタバレはご自身で(#^.^#)