ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
仕事の帰り道、通りの庭先に、大きなヤツデの葉っぱがありました。
ヤツデを見てると加古里子さんの絵本を思い出しました。
加古里子さんは、日本の絵本作家、児童文学者。
また工学博士、技術士(化学)でもあります。
2018年5月に92歳で亡くなられましたが、亡くなる直前まで作品に取り組んでおられたそうです。
代表作は「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」などがあります。
今日は「だるまちゃんとてんぐちゃん」を紹介したいと思います。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」はいくつかある「だるまちゃん」シリーズの中の1つです。
だるまちゃんはお友達のてんぐちゃんと遊んでいるのですが、だるまちゃんは、てんぐちゃんの持っているものが欲しくなります。
てんぐちゃんに持ち物の名前を聞いて、家に帰って同じような持ち物を欲しがるのですが、おうちの人が出してくれる物ではなにか、物足りません。
そこで、だるまちゃんは、自分で考えているうちに、良い事を思いついていきます。
こんな感じでだるまちゃんはてんぐちゃんと同じ物をおうちの人が出してくれるのでは、満足出来ず、全て自身で考え、工夫していくお話です。
絵本には読み手にも考えれるよう、ヒントも描かれてあります。
だるまちゃんシリーズは悪者や喧嘩はなく、いつも仲良く遊んでめでたしめでたしで終わります。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」は同じ物がなくても、ひらめきと工夫で代用出来るものなんだよ。と教えてくれています。
私はこのひらめきとアイデアは人間にしか出来ないと思います。
子供の頃からじっくりと良い絵本と親しむことで、ひらめきやアイデアも身についていくのではないでしょうか?