ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で私達の生活は一変しました。
外食費や旅行等の出費が減る一方で自宅での食費がかさんだり、家の食卓でパソコンの画面とにらめっこして腰を痛め椅子を買ったり…
今日は新聞の記事の紹介です。
実際どんな支出にどれだけの変化があったのか?
家計簿アプリ大手「マネーフォワード」のデータからコロナ禍での暮らしのリアルを分析です。
増えた通信費
マネーフォワードが手掛けるアプリ「マネーフォワードME]は登録した銀行の入手金やクレジットカードの利用履歴を元に自動で支出を各項目に振り分けて記録し家計簿を自動作成する。
複数の口座やカードでばらばらに記録された入出金が一元的に管理出来る事から利用が広がり、利用者は2020年4月時点で1000万人を超えている。
支出の項目はマネーフォワードが定めた大項目として「食費」「水道・光熱費」「通信費」「交通費」「特別な支出」などがあり、その中のより細かい中項目として、食費であれば
「外食」「食料品」「カフェ」などに分類される。
中項目は、ユーザーが独自の項目を加える事も可能だ。
新聞によると、今回コロナ禍に伴う外出制限で市民生活にどのような影響がでたがを知る為、依頼し調査した顧客の4月の家計簿データについて、前年同月日の増減額の数値を提供されました。
その結果、「大項目」では、通信費が
3月は26%
4月は25%と大幅に増加。
在宅勤務や休校・休園の広がりでオンライン会議などの仕事をしたり、子供に動画を見せたりしてインターネットの利用が増えた事が背景にあるとみられる。
4月には「特別な支出」も
58%増加した。
内訳となる中項目あお見ると、「住宅・リフォーム」が70%
「家具・家電」が81%
と大幅に伸びている。
在宅勤務の為に机やいすを新調した人や長時間自宅で過ごす事で家の環境のあれこれが気になり、整えたくなった人が多い事が影響した可能性がある。
交通費・娯楽費が減
一方外出が減ったことを反映し「交通費」が
3月は28%減少
全国に緊急事態宣言がでた
4月には68%減と落ち込んだ。
「衣服・美容」も
3月は24%減、
4月は51%減となり、
人と会わない分、外見にお金をかけなくなったことを裏付けた。
「趣味・娯楽」も
3月は41%
4月は61%となった。
在宅勤務に否定的な人の間では
「在宅だと仕事をさぼる人が多いのでは」
と疑う声もあったが、
カラオケボックスもゴルフ場も映画館も休業という中で少なくとも趣味を楽しめる状況ではなかったよう。
消費者は冷静?
一橋大学研究所の宇南山卓教授(経済統計学)は、特に中項目については顧客が調整出来る事から、
「サンプルが1000人と限られ、支出の各項目の定義も公的統計ほど厳密ではないので、項目ごとの詳細な分析は難しい」と断ったうえで、
「全般的には外食から内食へと需要が変化しているなど、いわゆる
「巣ごもり消費」が生じていると考えられると考えられると分析する。
また、消費全体を示す総支出は3月が2%減、
4月も3%減と動きが小さかった点にも注目する。
米国ではロックダウン(都市封鎖)直前に
「駆け込み消費」が観察され、その後には消費が50%程度も落ち込んだことが確認されているという。
「このデータでは、外食や旅行の落ち込みは大きいが他の消費は増えている。消費全体は落ち着いており、日本が「自粛」で対応したことの良い面が出たのではないか」と指摘している。
我が家では
通信費と食料品・光熱費以外の出費はあまりなかった様に思います。
友人は今後も在宅勤務になった為、机と椅子を購入したそうです。
光熱費はかなり上がったそう。
皆さんはどうでしたか?