ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。
前回は「血糖値をコントロールする事」が大切で
①良く噛んで食べる
②清涼飲料水ではなくお水やお茶を飲むこと
を心掛けたいと書きました。
血糖値の急激な変動は糖質中毒を呼ぶだけではなく、日々の仕事のパフォーマンスも著しく低下させます。
下記の写真をご覧ください。
血糖値が70を切ればとても仕事に集中できる状態ではなくなります。
さらに下がれば非常に深いな状況になる事がお分かりになると思います。
今回は【健康診断の落とし穴】です。
参考にさせて頂いてる本は医者が教える食事術です。
※何回かに分けて書いて行きます。実際に読まれたい方はネタバレになりますのでご注意下さい。
職場ではもうすぐ健康診断の時期です。
残念ながら健康診断では、
空腹時血糖値やヘモグロビンA1cを測定するだけで、こうした血糖値の「日内変動」を調べる事はしません。
だから、自分の体の中で血糖値が乱高下することに気づかないのです。
もしかしたら、私もこの記事を読んでくださってるあなたもその1人かもしれないのです( ゚Д゚)
健康診断で空腹時血糖値やヘモグロビン値に異常が見られれば、実際に糖尿病がを判断する為に「糖負荷試験」という検査を受ける事になります。
「糖負荷試験」はお腹が空いた状態で75グラムのブドウ糖を溶いた液体を飲み、その後120分まで血糖値がどう変動するかを調べるものです。
実際に糖尿病かそうでないかを判断するには上記の表で確認が出来ます。
筆者はボランティアさんの協力の下、ボランティアさんを5時間以上拘束し、11回もの採血を受ける実験をされました。
そしてその実験結果には健康なはずの方が150分、180分という時間を経過してから明らかな低血糖状態に陥る人が多く現れたのです。
20代の男性で150分後に血糖値が55
40代の男性は180分後に血糖値が58という低血糖状態に。
これは、かなりの深い症状を起こす数値です。
健康診断に5時間の拘束で11回もの採血は出来ませんが、
健康な方でもこういった症状が出るという事が分かったと思います。
戦後まもなくは、多くの日本人にとって「白いごはんをお腹いっぱい食べる事」が夢だったはずです。
今は毎日3食「白いごはんをお腹いっぱいたべる事」がほとんどの日本人に可能です。
私達のDNAは白いご飯を沢山食べる事に対応していません。
私達の祖先は採集した木の実などわずかな食糧を食べて生き残ってきました。
そのDNAを引き継いでいる私達が、勝手に食べ物を変えてしまっています。
これらを作ったのは産業革命以後の現代人です。
そこには「おいしいから」という理由だけではなく「儲かるから」という企業理論が
存在する事を知っておかなければなりません。
健康診断で「異常なし」でも日頃の食事の仕方、糖の過剰摂取に気を付けましょう!!
次回は健康のこと④【糖質中毒チェック】です。